自動化

自動化のコンセプトづくりで大切なたった一つのこと

最初に

基本的に自動化を実施する時には、

小さい自動化でも大きな自動化でもコンセプトを作る必要があります。

マーケティングの手法の中ではいくつものやり方がありますけど、

自動化に限って言えば、

極端に言うと2つ…いや1つの方向性しか使えないと考えています。

おっとその前に自動化って何という話をしないといけないですね。

そもそも自動化というのは何なのか?

そもそも自動化とは何か?

それは

 

手を加えないでも自動的に目的を達成できる仕組み

 

こんな定義でお話しできたらと思います。

とはいえ、僕ら個人とか、個人に毛が生えた程度の法人にできる程度の話で、

工場の自動化とか、オフィスオートメーションとか、

そういう大規模なものはやすひさが語れるものではありませんので、

あくまでも個人や一人法人、せいぜい10人以下の中小零細企業の範囲です。

もっと端的な言い方をすると、

 

自動化=仕組化

 

で、大丈夫です。

で、手を加えないでというのが素晴らしいですよね。

怠力(なまけりょく)が大事

やすひさは小さな自動化をいっぱい作っていますが、

これは「怠力(なまけりょく)」の賜物で、

とにかく未来を掴むために、自動化仕組化できるものは全部して、

自動化仕組化できないものに力を注ぐことが最良だという考え方です。

この力というかこういう考え方を「怠力」と呼んでいますが、

自動化仕組化はこの怠力が原動力となっています。

 

怠けるために努力する

 

これが好きなことをし続ける生き方を選ぶためには、必要な力だと確信しています。

そんな怠力を駆使して、

小さな自動化を組み合わせて、

大きな自動化を作ることができるのですが、

大きな自動化までいくと、

 

本当に何もしないでお金が入ってくる

 

聞くと恐ろしく甘い誘惑というか、インチキ臭いというか、

俗に言ううまい話に聞こえます。

ただ、勘違いしないで欲しいのは、

その仕組みを作るために、

メチャクチャやることが多いので、

そうなっちゃったら自動的にお金が入ってくるとかできますけど、

そうなるまではそれなりに大変で、努力が必要です。

自動化仕組化の根底には、努力が存在しています。

先程から言っている、この努力が怠力であると言うことですね。

コンセプトの話

さて、

コンセプトの話に戻りましょう。

小さな自動化を作る上では、

「自分が」欲しい

と思うものを作っているだけで問題ありません。

大きな自動化を作るためには、

「自分」も「みんな」も欲しい

が必要になってきます。

日本唐揚協会の自動化

例えば協会での最大の自動化は、

グランプリを使った会員数自動増加の仕組み

なのは、日本唐揚協会をモデリングしているファンコミュニティ運営者の皆さまは

既にご理解頂いていると思います。

初めて聞いたという方にも説明しますと、

一般社団法人日本唐揚協会は世界最大のファン協会で、

2021年4月の段階で18万人の会員を有しています。

で、ファン協会やファンコミュニティは会員数が命でして、

会員数がいるかいないかでそのコミュニティの価値が決まります。

最近ではここまで大きな会員数を誇る団体は見かけない

というお話をチラホラ聞きますが、

そんな中でも日本唐揚協会は、

年間で大体2〜3万人の会員数が増え続けています。

で、

全くの自動化かというと、人の手が入る所もありますが、

仕組みとしては全て自動化がなされているわけです。

この日本唐揚協会会員数増大の自動化は、

唐揚店さんの「現状の打破、将来の不安」と密接に結びついています。

日本唐揚協会はからあげグランプリ®️というものを実施していますが、

それを舞台に、唐揚店さんの「現状の打破、将来の不安」を解消する為の仕掛けを行っています。

唐揚店さんは、からあげGPで頑張って賞を受賞できると、

売上と名誉が得られます。

受賞をすると売上的には2〜3倍になると言われています。

そうすることで、「現状の打破、将来の不安」を解消できるわけです。

じゃあ何を頑張るか。

それは唐揚店に通う唐揚好き達に、

日本唐揚協会の会員になってもらうと、

獲得ポイントが増えて、受賞がしやすくなるというものです。

この辺りは協会の講義ではかなりしっかりお話ししていますが、

こちらの図解でイメージはできましたか?

まあ、いずれキチンと解説しようと思いますが、

とりあえず、話を進めます。

つまり何が言いたいかというと、

 

「現状の打破、将来の不安」を解消するものがあれば
大きな自動化は作ることができる

 

というものです。

自動化コンセプトをつくる上で最も大切もの

自動化のコンセプトをつくる上で、もっとも意識するべき一つのものは、

「現状の打破、将来の不安」です。

これが「みんな」が欲しいものの正体です。

もちろん「自分」も欲しいですよね。

これを考え尽くすことによって、自動化が可能となる仕組みを作ることができます。

ちなみに、

本当はやすひさが得意な「面白そう」というのもあるのですが、

こちらは自動化を行うときに「現状の打破、将来の不安」ほどの力はないので、

それを使う話はまた今度しますね。

それと、このコンセプトを考え尽くす方法というのが存在しますので、

それもいずれお話ししたいと思います。

ABOUT ME
やすひさてっぺい
一般社団法人日本唐揚協会会長兼理事長。ケーアールジー株式会社代表取締役。1996年 学生時代にITで起業し、WEB制作、アプリ制作、システム開発など多岐に亘る仕事の傍、唐揚げが好きで「唐揚げ唐揚げ」言い続け、現在20万人の会員を有する日本唐揚協会を創設。唐揚げに関わるコンサルティングやITを活用したコミュニティ構築、協会構築の応援をし続けている。