第15回せんがわ劇場演劇コンクール出品作品『曖昧な朝、海に向かって』を観劇しました。
いやぁ、今回の舞台にはね、
もう、本当に、本当に、心を揺さぶられちゃいましたよ。
主演の演技がね、もう、なんていうか、
魂がこもってるっていうか、
こちらの胸に直接、訴えかけてくるようでね。
気がついたら、もう、涙が止まらないんです。
それによたさんの脚本もね、あれはもう、単なる台詞じゃないですよ。
なんていうか、学生でありながらも人生の一番大事な部分を思い出させてもらったような、そんな気がしてね、
かなり、泣かされちゃいました
忘れることが癒しだとしても、頭では理解できるんですけどね
でも、忘れられた人の、その、とても深い悲しみって、想像するだけで、もう、胸が締め付けられるんです。
やすひさがそうだったから。
ねぇ?
だって、その人にとっては、忘れられたことが、一番の絶望かもしれないじゃないですか。
覚えていたいだろうけど、それはね、痛いほどわかるんです。
どんなに辛い記憶でも、やっぱり、忘れちゃいけないって、そう思う時もある。
でもね、
忘れてくれた方が、きっと幸せだろうしって思えることもありますよね。
もう、どうしたらいいのか、わからなくなるんです。
どちらを選んでも、誰かの心が傷つくような、そんな気がしてね。
僕にはね、痴呆になった父がいるんですけど。
舞台を観てたら、その父のことが、フラッシュバックしてきましてね。
あの頃の父の姿とか、僕がどう接してたかとか、
色々なことが、走馬灯のように、脳裏を駆け巡るんですよ。
で、
さらに、若かりし頃の自分の記憶にも、不思議と重なってきましてね。
「あの時、ああすればよかったのかな」とか、
「いや、これでよかったんだ」」とか、
もう、心が揺さぶられて、揺さぶられて。
結局、涙が、止めどなく溢れてくるんです。
この舞台の本当にすごいところは、
日常の記憶への、その、絶望と希望をね、なんていうか、
軽いのか、重いのか、よくわからない独特のタッチで描く、その世界観なんですよ。
それがね、もう、鳥肌が立つほど、すごい。
ただ、訳のわからない、難解な話じゃなくてね。
ちゃんと、テーマ通りのことを描いてるのに、
しかも、この様な表現で、こうも、人の心を動かせるものなのかと、
本当にね、驚きの演劇でしたよ。
観終わった後も、
ずーっと、心に残っててね。
あなたも、もし機会があったら、
ぜひ、観てみてたら良いと思います。
感想を書こうと書いてみたら、全く意味が通じない謎の文章になりましたね
心への揺さぶりがまだ来てる中で書くもんじゃ無いな