ライブが終わって、一眠りして今です。
またもやめちゃくちゃ泣きました(笑)
今回は演劇と絵画と歌の融合を目指した感じ?のライブでした。
よかったです!
ただ、納得感はイマイチないのは正直な所です。
先に言いますが、よかったのは間違いありません!
ただ、今回はいつものライブではある、n-bunaさんからの「答え合わせ」は無く、終わっています。
n-bunaさんからのメッセージで、曲の背景やつながりがはじめて見えてくることで、その曲により埋没し、その世界観に更に埋没し、大きく壮大な物語を読み終えた後の、知ることができた嬉しさとそれが終わってしまった物悲しさを感じながら、帰路に着くわけです。
演劇がその答えと言うには、一言で言えば「難解」
今回の楽曲は背景が文学作品を根底に置いた、元文学少年達には垂涎ものの、素敵で心に響く楽曲です。
それがまとまって画集となり、その絵画と楽曲を照らし合わせる演出で、絵画と楽曲の繋がりに想いを巡らせます。
ライブでの演劇では、絵描きによる10枚の連作が連なり、心情に寄り添う形で楽曲が次々と流れていきます。
これで、難解と言いますか、自分の中でまとめることができない事態に陥っている為、難解と感じています。
画集の絵画と、ライブの絵画は全くの別物です。
広い意味で、それぞれの物語があるし、それに連なる文豪たちへのオマージュや、その表現としての絵画がある、と言うのはわかります。
ただ、今まで連綿と繋がり続けたヨルシカの物語に通る軸の様なものが、今回のライブでは読み取ることができず、軽い混乱状態に陥っている
と言うのが、正直な所です。
とは言え、
圧倒的な楽曲の良さとライブの素晴らしさで、泣き腫らしたのは間違いありません。
各曲の背景に、前作の『盗作』『創作』とのつながりを感じずにはいられません。
曲には軸を感じています。
ライブは「僕には難解だった」。
いつも通りヨルシカが発する全ては、自分なりの解釈を見出して行く旅へ誘う時間となりました。