唐揚商事株式会社主催、一般社団法人日本唐揚協会後援にて、七草唐揚の唐揚げレシピを公開いたします。
今後もタイミングで唐揚げレシピを公開していきますので、よろしくおねがいもうし揚げます。
『七草唐揚』を楽しんでください。
もくじ
なぜ七草と唐揚げを一緒に揚げるのか
まず、毎年1月7日に「七草粥」をいただく風習が、唐揚げ文化と同じく、中国を起源としていることが着想の発端です。
お正月にご馳走やお酒を存分にいただき、疲れて気味な胃袋を、自然の生命である「七草」を消化に良い「お粥」仕立てでいただくことで癒し、「1年の本格始動の前にリセットしよう」とする考えが、「七草粥」のざっくりとした由縁ですが、唐揚げ好きや関係者側の目線で見てみると、まず、最大のお正月のご馳走である「お節料理」には揚げ物自体が存在していないことから、「胃が休まっていない」とまでは断定できない心情があります。
そこで、1月7日時点で十分に胃袋が休まっている人にしてみれば、「むしろ1年の本格始動の活力となるのは唐揚げなのではないか」との仮説を立てるに至り、古来の風習と現代の食習慣の折衷案的な着地点として、「七草」と「唐揚げ」を融和させたオリジナルレシピを研究してみる運びとなりました。
なお、胃が休まっていないとしても、重度の唐揚げ好きは「迎え唐揚げ」を当たり前とする傾向にあるので、「七草唐揚」を純粋に縁起物として楽しんでいただけることでしょう。
なぜ唐揚げレシピを無料公開とするのか
「七草唐揚」は、「唐揚商事株式会社」プロデューサーであり、「日本唐揚協会」会長兼理事長を担う私、やすひさてっぺいが完成させた、完全オリジナルのレシピです。
一個人としてはもちろん、「唐揚げで世界平和」を提唱する公人として考えた結果、新年の縁起物に対し、金銭的な付加価値や対価を設けることは適当でないとの結論に至りました。
この無料唐揚げレシピをそのまま再現するのも自由ですし、この唐揚げレシピをきっかけによりベストな「七草唐揚」を考案するなど、それぞれが思い思いの唐揚げを揚げ、元気な一年をスタートさせてくれれば幸いです。
そして、飲食店の関係者や料理研究家と呼ばれる方々が本格的に取り込み、ビジネスとして成立し、ゆくゆくは本当の日本の慣習となりましたらこの上ない喜びです。
その上で、タレの重要性にも思いを至らせ、金賞店のタレに敬意を抱いていただければ何よりですし、そこからの自然な流れで「からあげシェアードFC」にも興味関心を持っていただけたなら大歓迎となります。
また、「唐揚商事株式会社」は「日本唐揚協会」より「揚師検定」運営を委託されていますので、個人で「七草唐揚」にトライする方は、より美味しい「おうち唐揚げ」を体得できる、検定にもトライしていただけたらと考えております。
展開への期待は尽きませんが、根本としましては、新年の本格的なはじまりを、唐揚げでアゲアゲで迎えたかったのです。
材料
タレ
- 麺つゆ(大さじ2(30g))
※3〜4倍希釈のもの - 丸鶏ガラスープ顆粒(小さじ1(3g))
衣
- 片栗粉 300g(衣用)
メイン
- 春の七草 50g(1月7日近くになるとセットでスーパーで売り始める)
- 鶏ひき肉 300g(モモ ムネ 合挽 問わず)
- 鶏細切れ肉 200g
揚げ
- 油 鍋底から3cm(揚げ物用)
作り方
- 七草を細かく刻み(みじん切り)、ひき肉、細切れ肉に混ぜます。
- タレを入れ80回揉み込み粘りが出ますので、整形(1口〜2口大)をして粉をつけます。
- 180度で3分間揚げて出来上がり
という感じで割と簡単に作れます。味はお好みで調整をしてください。
応用
物足りなければ、タレをもう一回作って揚げた後からかけるのもアリです。
揚師専用
揚師の方は、あの特別なタレが手に入りますので、タレ20g、塩3gに置き換えてください。
あのとんでもない旨味が効いて美味しくなります。揚師の方でタレがもう無い方はコチラ。
揚師が気になる方はコチラ。