メディアを活用しよう ~取材への神対応を考える~
- 集客
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- メディア取材へのよりよい応じ方
- 初期対応こそ冷静に
- メディア側のメリットにも先回り
- ミスリードはトラブルのもと
- 今後も頼りたい取材相手になろう
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「メディア取材への神対応を考える」
こんにちは。
やすひさです。
今日のお話のテーマは
プレスリリースなどの情報が、
無事取材へと繋がった場合に抑えておきたい、
メディア対応の仕方です。
で、
最終的にお届けする結論をフライングしますと・・・
「聞かれたことにちゃんと答えよう!」です。
ここだけを抜き取ると聞くと、
メディア云々ではなく、
あまりにも一般常識的なたしなみに対しての言葉で、
「言われなくてもわかってるよ!」
とツッコまれた方もいるかもしれませんね(笑)
ただ、人は、晴れ舞台に上がると、
意外とやっちゃうものなんですよね。
よかれと思うことをやりすぎてしまうと言いますか・・・
ただでさえ緊張の中、
「あれも伝えなきゃ!」
「これは言い忘れてはいけない・・・」
と視野が狭まりやすい状態なのに加え、
その緊張が余計なテンションを生んで、
「せっかくなら、インパクトを!」
と空回りが過ぎてしまい、
せっかくのワンチャンスを、むしろマイナスに。
で、先に繋がることもなく、
未来を閉ざしてしまうことさえ、あるんです。
ですので、今回は、
- 【打診】まずは落ち着いて
- 【事前】相互メリットを踏まえた準備を
- 【当日】サービス精神はほどほどに
- 【後日】いい取材相手には、次がある
以上、4項目の内容で、
それぞれの解決法を考えていきましょう。
ここをしっかり押さえれば、
※プレスリリースが関与した実績(結果)一覧を画面に表示
これらの番組での情報発信を実現し、
好評を得て、リピート取材にも繋がった
私たち「唐揚商事株式会社」が提案する
メディア活用法をより効果的に活かせるかと思いますので、
どうぞお付き合いください。
今日の話は、
普段の人間関係にも、役立つはずですよ!
取材への神対応とは
【打診】まずは落ち着いて
さて、プレスリリースなどを活用した
あなた発信の情報が、
直接、もしくは間接的に、
名の知れた大きなメディアの目に留まり、
問い合わせが舞い込んだ時、
「注目された!」
と、喜びに満たされることと思います。
そんな幸せな時間に水を差す陽で恐縮ですが、
まずは、落ち着いてください!
確かに、
プレスリリースは日々
どこかしらから大量発信されているもので、
魅力の少ないプレスリリースは、
出しっぱなしでその役目を終えることもあります。
目に留まったことは、喜ばしいことです。
ただ、「問い合わせ」はあくまでも「問い合わせ」、
入り口の入り口です。
メディア側が接触してくる、
しようとするタイミングは、
- 検討材料としてのリサーチの段階
- とりあげる前提、もしくは高い可能性がある上での確認の過程
- こちら側の取材承諾だけを残している決定目前の状態
が、考えられます。
ですので、
「まだ検討段階」レベルとの受け止め方で、
ひとつひとつのアクションに丁寧に対応することが、
根本からのすれ違いを起こさないコツです。
ちなみに、
問い合わせに至ったということは、
相手方が「ほしい情報」は、決まっていると思われます。
例えば既存の情報発信枠には盤石な主旨や構成がありますし、
単発の特集だとしても、他の情報とのバランスがあります。
ですので、
あなたがメディアを通じて伝えたい情報と、
メディアがあなたを使って発信したい情報が、
マッチしているのか、
相手方の事情を、
あなたも情報収集する必要があります。
あなたの情報を軸とした発信か、
企画の枠の中での情報の一部か、
扱い方次第で、
必要な情報の量と質は変わってきますから。
あなたの仕事にコンセプトがあるように、
メディア側にも、コンテンツにもコンセプトはありますし、
あなたを必要とする顧客や取引先がいるように、
メディア側にも裏切れない、視聴や読者の層がいるわけです。
つまり、お互い様ということです。
そんな「お互い」がプラスになるには、
双方の「潜在的な」層を掘り起こせる、
魅力的な情報の発信です。
なのに、自分主導で、相手を置いてけぼりにしてしまえば、
「あ、違うんですけど」と、距離を取りたくなるものです。
コントロールが効かなさそうな危なっかしい相手とは、
「攻め」の仕事はできません。
「なぜ問い合わせて来たのか」に向き合って、
相手の求めるものに先回りできる、
柔軟性を見せつけましょう。
「声をかけていただいてありがとうございます!」は
もちろん好印象ですが、落ち着いた初期対応は、
後々の動きを有利にしますので、
遠慮せず、思いっきり、落ち着きましょう(笑)
【事前】相互メリットを踏まえた段取りを
ここまでの話を聞いて、
「いや、取材を依頼してきたのはメディアの方でしょうか!」
とちょっとでもイラついてしまった方、
メディアとの不要なトラブルを起こす
「予備軍」の兆候が出ていますので、
改めて、落ち着いてください。
メディア側に配慮した「準備の良さ」は、
あなたが発信したい情報を正しく発信するための下地になります。
もし、無事に折り合いがついて、
いい形でメディアに取り上げられることが決まったとしても、
あくまでも情報の発信権、編集権はメディア側にあります。
あ、もちろん、
「いうことを聞かないと、誤情報を発信するぞ!」
という、悪意があるわけではないですよ(笑)
あなたとのやりとりで得た事実を、
意図的に湾曲することで得られるメリットなど、
メディア側にはないのですが、
もし、想定以上に思わしくない「取れ高」に終わった場合、
発信される情報の量や質に、
当初の予定から変化が出る可能性はあります。
ただ、だとしたらそれはあなたの責任もあります。
ですので、予防策として、常に先回りする必要があります。
ミスリードから発信に至った不十分な情報は、
結局、自分にとっての事故になります。
だからこそ、
プレスリリースという情報元から、
誤解を与えないクオリティを出すことが大事なのですが。
情報発信という意思表示をした責任をもって、
「協力者に協力する」という姿勢で、
場所、モノ、人など、
取材当日を迎えるために必要なものを確認し、
当日をスムーズに進行するため、
そしてスムーズにいかない場合に備えたシミュレーションを重ねて、
来たるべき当日を迎えましょう。
【当日】サービス精神は…ほどほどに!
そして、当日こそ、最大に落ち着きましょう。
ファーストコンタクトでの冷静な対応と、
取材に向けた入念な下準備は、
全て当日を「円滑にこなす」ための前振りです。
スムーズな進行に貢献して、
「また取材したい相手」になりましょう!
万が一、経験の浅いスタッフが派遣されて、
段取り通りにいかない場合も、
あなたの準備が整っていれば、むしろ恩人になれます。
取材担当者と、
想定にはない、より踏み込んだ会話への展開は、
自身の事業にも役立つ、
新たな発見につながることもあると思います。
ノリ次第では、その場で次の展開が決まることもあるかもしれません。
メディアからポジティブに発信される情報は当然、
他のメディアもチェックしています。
その発信が魅力的であればあるほど、
手を挙げてくれるメディアは増えますので、
あなたがメディアや取り上げ方を選べる権利を持てます。
そして、ムーヴメントと言っていい連鎖が起こることでしょう。
ただ、これを、1回目の取材で期待しすぎると、
焦ったり、尖ったりしまって、
「余計な情報」を出してしまう・・・
これは、人間の悲しい性です。
周りの興味を引くために、
誰かの噂話ばっかりしてたら、
巡り巡って、自分の評価を落としてしまった、
みたいなあるある展開です。
例えば、
噂話ではなく、事実だとしても、
あなたのサービス精神が旺盛すぎて、
ぶっちゃけトークを連発し、
「面白い話」「面白い人」の印象が際立ってしまったとしましょう。
取材した側にとっては、
「面白い一面を引き出せた」が取れ高になり、
発信する完成物が
意図しない方向に仕上がってしまう可能性があります、
発信する側も、取材の成果物を見て、
「引き」が強いものを選択するのは、
仕事として自然な流れですので、
いったんその方向で最終調整が進んでしまうと、
編集現場に居合わせられないあなたにはなにもできません。
もちろん、最終のチェックはできる場合もあります。
ただ、「うちはそんなノリじゃない」と全否定するのは、
取材当日のノリがそうであったなら、身勝手にさえ映るでしょう。
なので、
マイナスすれすれの「ここだけの話」はNGです。
発信する側にはたいてい魅力的に映りますし、
メディア側に「使いたいのに残念」な後味を残してしまいます。
もし、修正に対応してくれたとしても、
確実に、取材しよう、と思った時よりも
テンションは下がっていますので、
「早く終わらせたい」とは思わせたとしても、
「この続きをまた」とまでは考えられないはずです。
これは、長い目で見てもマイナスです。
細かい修正を依頼するのも、
広報としては大事な仕事ですが、
関係性としては、プラスにはならないので、
未然に防止する必要があります。
あと、業界用語を当たり前に連発すると、
あとあとの調べ物など、注釈への仕事が増えますので、
分かりやすい言葉選び。説明があると、親切ですよ。
「また取材したい相手」という解釈のはき違えず、
取って出しだけで使える情報を、
いかに効率よく、面白く伝えられるかを、考えて臨みましょう。
【後日】いい取材相手には、次がある
取材が終わりましたら、
告知解禁日など、
ルールを共有して、当日を迎えましょう。
「取材中を受けました!」と
早い段階で上げてしまうSNSを目にすることがありますが、
そういうのも、可否及び、可能な範囲など、事前に確認を取るといいでしょう。
正しいルールに則って、
取材先にも、反響という手ごたえを提供する発信をしましょう。
そして、アフターフォローも大切です。
反響の報告を兼ねてのお礼メールなどは、
欠かさず、さらっと。
ただ、その後も
担当者にこまめに連絡を入れすぎる・・・
というのは、「人による」ので、
しかるべき展開があった時にご提案、相談する程度が適当です。
もちろん、相手方が有効なら、大歓迎しましょう!
そして、
テレビの録画映像やラジオの録音、
雑誌の記事など、メディアの著作物そのものを、
勝手にSNSやネット上に上げてしまうのは、大NGです。
しっかり、その著作者へ、誘導するようにしましょう。
メディアに取り上げられることで得られる自社への経済効果、
社会信用度の向上は、計り知れないものです。
新規客の開拓にもなりますし、
旧知の顧客や取引先に対しての恩返しにもなります。
自社スタッフのモチベーションアップにも繋がるでしょう。
「聞かれたことにちゃんと答える」真摯な姿勢で、
新しい情報、そして流行に敏感なメディアに、
頼られるほどの存在を目指しましょう。
そういえば、
情報屋さんみたいな八百屋さん、
テレビでみたことありますよね(笑)
やすひさは、
あなたの会社とメディアを繋ぐ情報源となる、
プレスリリースの作成と活用についての
ノウハウも持ち合わせています。
プレスリリースに「映える」ネタから
アドバイスを承っていますので、
よろしければ頼ってくださいね!
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。