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価格を見直そう~納得の値上げを実行しよう~

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価格を見直そう~納得の値上げを実行しよう~

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価格を見直そう

最初に

この記事の要約

  • ステルス値上げは基本的にお勧めできない
  • 値上げするなら1割が許容範囲(調査結果あり)
  • 質の高い新商品のステルス発売なら納得感あり(かも)

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「納得の値上げを考える」

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

さっそくですが、今日のお題は、

「納得の値上げを実行しよう」です。

※普段のブログでは日頃より「上げ」というワードを「揚げ」に、「取り」などのワードを「鶏」に軒並み置き換えているのですが、今回はシビアな内容ですので見直し、変換はしないことといたします。

値上げ待ったなしの状況はもう仕方ない

飲食店経営者の方の多くは、

「勝てる」飲食店を目指す上で、

お客様に喜んでいただき、ファンになっていただくことという大前提をないがしろにすることなく、

日々、様々な策を講じていらっしゃることと思います。

ところが昨今、「リーズナブルな価格」による満足度は、

維持しきれない状況下にあります。

おさらいするまでもないですが、

世界情勢や気候の影響が直接・間接的に絡んでくる光熱費や食材費の高騰、

最低賃金の底上げなどの制度設計(時流)による基本的な人件費の高騰、

少子高齢化に伴う人材不足によって、人材獲得の競争が激化し、

結果的に起こらざるをえない追加的な人件費上昇…

などなど、理由を挙げればキリがない状況ですからね。

「値上げ」はどうしても、消費者とその懐を委縮させるものです。

とはいえ、飲食店経営者が、

あらゆる策をやりつくし、表面張力で維持してきた

「リーズナブルな価格」が経営を圧迫するようになるのなら、

「値上げ」はするべきです。

それを前提として「値上げ」にもやり方があるのでは?

と考察することが、今回の(記事の)趣旨です。

こっそり値上げは逆効果の増幅を生むかも

「ステルス値上げ」という言葉をご存じですか?

英語表記では「stealth」、

レーダーでの居場所特定がされない戦闘機など軍事兵器の名称として、

知る人ぞ知るワードとなって久しいが、

その言葉のそもそもの意味は「隠密」「密か」「忍び」です。

要するにお店側が「こっそり」値上げしている、

お客様にとってみれば「こっそり」値上げされてしまっている状況を

「ステルス値上げ」と呼ぶわけですが、

これはただ「ばれないように」値段を変えるというものではなく、

値段という大枠の印象はそのままに「実質的」な値上げを施すことで、

消費者に値上げしていると「感じさせない」手法を取るものです。

これは、

「1袋」の商品や「一皿」単位のメニューから個数(量)を減らすといったものが主流。

例えば、唐揚げ1皿800円は変えず、

今までは5粒お皿に乗っていたところを4粒に減らしてしまうといった感じでしょうか。

ただ、常連さんにはわかりやすすぎるので、

「その分、1粒1粒は大きくなりました!」

と(実際に)することで、目減り感を相殺するといった、

テクニックと言いますか、何と言いますか…。

誰もが、外食やお買い物にかける予算は、

さほどアップさせられないものですし、

「値段だけはキープする」という手法はある意味、

優しさの表れかもしれませんが、

その印象は、ご察しの通り、受け取る側次第です。

5個ほおばるつもりで頼んだ唐揚げが4個なら、満足度は最大20パーセント減となります。

この差を埋めるのは並大抵のことではありません。

とはいえ、

もしくは単純に一粒を小さくして

「その分、数は変わってません!」という言い分をされたしても、

事前情報がなければそれは「ステルス値上げ」でしかなく、

少なくともやすひさは残念な気分が先行することでしょう。

また、現代社会はいろいろな不満が渦巻いていて、

想定以上に敏感、殺伐としていると感じます。

ですので、残念と思える行動が少しでも打算的に摂られた場合、

「せこい」「詐欺」などといった極端に殺伐とした声の方が、

大きく発信されやすく、広がりやすい側面があると捉えています。

これはもう、関わる誰もが「ステルス」を通り越して「ストレス」です。

なにより唐揚げは「国民食」ですので、広く、国民に愛される必要があります。

ですので、少なくとも「告知義務」は果たし、

単純な値上げも、実質的な値上げも、納得していただいた上でオーダーをしていただく方が、

双方にとって得策なのではと(やすひさは)考えます。

値上げの経緯、努力した旨が添えてあると、なお好印象です。

この「事情説明」文章について…をお題に、もう1記事構築したいところです。

1割の値上げ幅の中で、好印象を増大させる工夫を

さて、納得の値上げとはなんなのでしょう。

実は、今年の1月、

内閣府が「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の最新結果を

公表しており、各媒体のニュースにもなっています。

これは、2023年の9月半ばから10月半までの1か月間、

5000人を対象にアンケートを郵送し、6割弱の2875人からの回答を得た結果です。

なるほど、郵送なんですね(黙)。

その内容と結果について申しますと、

食品の値上げを許容できる…要するに許せる人は75.5%

食品の値上げを許容できない…要するに許し難い人は23.7%…

値上げに対して消費者各位が取る対策については、

「価格の安いものに変える」を筆頭に、

「外食自体を減らす」「買う量を減らす」といったものが、並んだそうです。

ただ、「許容できる」とはいえ、

その許容量は決して青天井でないこと、それは明白です。

この調査では、許容できる範囲についての質問も投げかけており、

「1割高までなら」とする人が37.5%、

「1割高から2割高までなら」とする人が29.8%という

結果も出ています。

ですので、

最寄りの競合他店の動向を見つつ、

「価格の安いものに変更する」層を新規のファンとして取り込めるよう、

既存の商品を「目安」として、誠実な「値上げ」をまずはしておくとよいでしょう。

なお、このアンケートでは、

環境に配慮した方法で生産された農作物であるなら、

約9割が「価格が高くても買える」と答えていることもあり、

「地産地消」なども意識して商品の仕組み自体を変える、

もしくはそういった商品も選択肢として取り扱う…

というのも、ひとつの手法かもしれませんね。

余談ですが、

材料にもこだわり抜いた質の高い唐揚げが値段に関係なくファンに支持されれば、

最終的に実食審査も行う「からあげグランプリ®」の結果にも、

いい風を吹かせてくれるかもしれません。

手前味噌ですが、金賞や最高金賞の獲得は、

重要な「お値段納得」な付加価値の一つとなることでしょう。

値段を上げるなら、質も付加価値も上げる、

やすひさの本業(IT)もそうありたいものです。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。