販売数の揚げ方 ~ハッピーアワーを確保せよ~
- 集客
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- ハッピーアワーの導入で販売数を揚げる
- ハッピーアワーは世界規模の幸せな鶏組み
- 利益ではなく売上確保の時間
- 広告効果という、見えない収益でハッピーに
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「ハッピーアワー(幸福時間)で販売数を揚げる」
やすひさです。
飲食店を
「いつか経営してみたいなー」と夢見る方をはじめ、
「もう経営してるんだけど今一つかもなー」という方、
「(経営が)うまくいってるけど、おさらいしておこーかな」
ぐらいのノリの方まで
まんべんなく読み流せるような、
カラッとした「飲食店経営ノウハウ」をお届けしています。
今回もよろしくお願い申し揚げます。
さて、今日のお話では、
「利益を上(揚)げる」ために
「販売数を揚げる」方法の一つ、
地道でありながら確実性の高い
「ハッピーアワーに鶏組む」ことでのプラスを重ねる
集客法を考えます。
ただ、今日の話は特に、
個店差により
ある程度の向き不向きがあると思われます。
ご了承いただいたうえで、
ご参考になるようならなさる方向で、お願いいたします。
ハッピーアワーを確保せよ
ハッピーアワーの語源はアメリカ海軍!
「ハッピーアワー」という
名前そのものの歴史を覗いてみると、
1920年代のアメリカ海軍にまで遡ります。
規則正しい生活を求められ、強いられる
航海中に一息つけるよう、
オフィシャルで設けられた
「娯楽時間帯」のことを
「ハッピーアワー」と呼んだそうです。
ちなみに、
ビール、ワイン、カクテルなどといった
酒類がお得に楽しめる時間帯として、
レストラン、バー、パブなどの飲食店で
流用されるようになったのは、
1960年代とされています。
「ハッピーアワー」は、
一般的には平日の
オープンから、
普通に混雑する時間帯までの設定となっていて、
1~2時間ほどが一般的でしょうか。
「19時までビール&ハイボール半額!」
なんて立て看板があると、「おっ」となりますよね。
ちなみに、
「ハッピーアワー」は、
英語圏からのはじまりですが、
世界中に広がる中で、
オランダなどの一部ヨーロッパ諸国では、
お酒類の価格自体が規制されているため、
お酒の量を倍に増やしたり、
おつまみサービスなどのお得感で対応しているそうですよ。
このように、
「娯楽=お酒」に限定したという解釈の変更はありますが、
日常の「業務」を終えた直後が
働き盛りの大人にとって
もっとも「お楽しみ」を欲する時間帯であることは、
世界の歴史的にも明白な事実です。
外食という娯楽を提供する飲食店としては、
この商機を逃す手はないでしょう。
ですので「そういえばうちの店は・・・」から考えてみましょう。
- 「仕事帰りの飛び込み客が多いかも」
- 「そういうお客様に向いているメニューを提供しているかも」
と思えましたら、
お客様だけでなく、経営者にも美味しい、
ウィンウィンな
「ハッピーアワー」が実現できるかもしれません!
アイドルタイムの一部をハッピーアワーに
例えば、
お食事系をメインとする飲食店が、
11時~14時に「ランチタイム」とし、
来客の望めない14時~19時を「アイドルタイム」に据えて、
19時からは居酒屋タイム、
という営業時間を設定しているとします。
もちろん、
14時~19時の「アイドルタイム」も、
売り込みの入金や経費の振り込みなどのお金の管理、
掃除や片付け、夜営業のための仕込み、メニューの入れ替えなど、
それなりにやることはあるでしょうし、
スタッフの休息も省いてはいけません。
ただ、この「アイドルタイム」の中に
時間とスタッフを持て余している部分があって、
なんとなく売り上げ機会を鶏逃しているだけだとしたら、
ちょっぴり残念じゃありませんか?
普通に考えると、
19時からの営業再開だとしても
19時ちょうどから厨房機材を動かし始めたりすることはまずないわけです。
あくまでも本格的な営業は
「19時からですよ」と保険をかけたうえで、
提供できる料理や
スタッフの人数に制限があるとしても、
お酒がより楽しめる時間帯としての魅力で「売り上げ」を重ねながら
段階的に本来の居酒屋タイムに近づけていく、
というのもまた有益な時間の使い方なのではないでしょうか。
もちろん、飲食店の稼ぎ頭である
ドリンク類をお安く提供するわけですから、
通常営業に比べ、
ドリンク類自体から生まれる利益は目減りします。
ただ、
売り上げ自体が上がらないなら、
そもそも利益はゼロなわけで、
+αの利益をどこから出せるか出せないかは、
お酒と相性のいいフードをおススメしたり、
ハッピーアワー限定のセットを設定するなどで工面すればいいわけです。
これが、経営者の腕の見せ所です。
売り上げの上がらない「アイドルタイム」を
売り上げの上がる「ハッピータイム」に変え、
様子を見てみることに、
さして大きな負担はないものと考えます。
あと、
多くのお客様は、
単価が安い分、
どんどん「おかわり」するだけでなく
フードメニューの追加オーダーやプチ贅沢なチョイスへの
「躊躇」が緩むものです。
あなたが揚げる「唐揚げ」が、
お得なお酒がガンガン進むほどクセになるものでしたら、
むしろ利益もピークを迎える、
まさに「ハッピーアワー」となるかもしれません。
なぜハッピーアワーが必要なのかを考える
ハッピーアワーの目的は、
「売り上げ機会のプラス」と「宣伝効果」です。
今まではただの「開店前」で、
生活サイクル的に通りすがるだけで終わっていた
新規様の目に留まり、
興味を引けば鶏込めるチャンスがあります。
ただ、
ハッピーアワーには、
ハッピーアワーの市場があり、競争があるのも事実。
なので、出し抜くためにはインパクトが必要です。
「ハッピーアワー=お酒が安い」
はもう、
世の中の共通認識ですので、
ドリンクのお得感については、
他店に引けを取らないことが大前提に、
利益をさておく勢いで設定する必要があります。
そして、目に留まり、
足を止めたところで
追い打ちで飛び込んでくる情報を決め手としましょう。
POPやのぼり、看板、
場合によっては検索から得られるSNSなどの情報を駆使し、
お店のメニュー、そしてお店そのものの魅力を
余すところなく伝えていきましょう。
今まで知らなかったけど
なんかよさそうだし
今ならお得だから入ってみるか!」
のテンポ感を生み出させる、
そして入店時のワクワクを裏切らない「流れ」が大事なんです。
お店のメニュー、
そしてお店そのものの魅力が伝われば
ハッピーアワー後も、そのまま楽しんでくれるかもしれませんし、
今後、ハッピーアワーを逃したとしても、
また利用したいお店の筆頭候補にもなるでしょう。
「きっかけ」については、
ランチタイム同様のメリットですが、
なんといってもハッピーアワーの強みは、
ディナータイムに
直結する時間帯であることです。
「夜にお酒を」という習慣のある人を、
フライング(揚げ)で飛び込ませる手法ですので、
「ハッピーアワーもしっかり楽しめますよ!」
と盛り上げていく必要があります。
あなたのお店のある街と、
頑張る日常を終えたお客様、
そしてあなたのお店の売り上げを
モリモリと揚げていきましょう!
なお、「ハッピーアワー」には、
食事時間帯が落ち着き、
2次会や3次会でお店を渡り歩く、
夜遅くにも設定するというテクニックもあります。
あなたのお店が苦手とする時間が、
もれなく「ハッピーアワー」に変わるかもしれませんね。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。