協会の試み

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唐揚人

『宮崎風土くわんね』店長 本間裕太(ほんまゆうた)さん

本場の看板を背負い、「チキン南蛮部門」初金賞!
東京都新宿区『宮崎風土くわんね』の"若鶏のチキン南蛮"!

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新宿ど真ん中に建つ、本場・宮崎の発信拠点の中に!

2020年4月に催された「第11回からあげグランプリ®」の「チキン南蛮部門」で初金賞を獲得した『宮崎風土くわんね』は、新宿駅南口/新南口すぐそばに立つ宮崎県のアンテナショップ『新宿みやざき館KONNE(こんね)』の一角に構える、宮崎料理の専門店。館名の「いらっしゃい」を意味する温かい方言に倣い、「どうぞ食べてください」と促す言葉を店名に託し、2018年4月28日に(KONNEとの同時)オープンを果たしています。

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店長は31歳。北国育ちの情熱系!

今回お話を伺ったのは、店長の本間雄太さんです。運営母体となる『株式会社 エー・ピーカンパニー』においては、新規事業本部で中高価格帯・焼鳥業態でのマネージャーという凄そうな肩書を持っています。同社が全国に展開する『塚田農場』で6年半の経験を積んだのち、その能力と柔軟性が評価され、新業態での店長を任された31歳...要するに、期待の若手です。出身地を聞くと、「(ザンギでお馴染みの)北海道です」と恐縮する好青年には、好印象しかありません。

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とにかくジューシー!新鮮なモモ肉使用の「若鶏のチキン南蛮」

宮崎名物・チキン南蛮のベースとなる"唐揚げ"には、宮崎産若鶏のモモ肉を使用しています。柔らかく新鮮な一枚肉をカラっとジューシーに揚げ、南蛮酢につけることでしっとり感と酸味を加え、濃厚なタルタルソースで仕上げるまでの全工程が、絶妙な(美味の)バランスの実現に寄与しています。

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"酸"でごはんにマッチする、自家製タルタル仕上げ

本間さんが経験を重ねた"原点"であり、既にチキン南蛮部門でグランプリ最高金賞を獲得している『塚田農場』のものとも形状から異なる、オリジナルの「若鶏のチキン南蛮」は、故郷を懐かしんで『KONNE』を訪れる宮崎出身者も大納得の仕上がりに。本間さん曰く、「ご飯に合うように"酸"を意識して作った自家製タルタルソースが決め手」なのだそうで、東京に多々ある"唐揚げにマヨネーズ"の延長線上にある"コレジャナイ"系チキン南蛮にがっかりさせられた(宮崎出身者の)ストレスを、一発解消できる逸品に仕上がっています。

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アンテナショップという、宮崎代表の誇りを胸に

「炭火焼」との2枚看板で提供する宮崎地鶏の魅力は、"太陽の国"宮崎を思わせる、木の温もりに包まれた明るい店内だからこそ、味わい尽くせます。今回、「からあげグランプリ®」に"初"エントリーしたきっかけを本間さんに聞くと、「宮崎のアンテナショップとしてチキン南蛮ともっと向き合って行きたいと思ったからです」とこれまた誠実。「この受賞をきっかけに、胸を張って"本場のチキン南蛮"を広めていきたい」と意気込んできます。モモ肉でムネを張る...いや、(記者の)冗談です。

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発信と進化のために、アンテナを張り続ける

本間さんに今後の取り組みについて聞くと、「現状に満足せず、更に美味しいチキン南蛮で(お客様に)喜んでもらいたいので、新しいレシピも研究中です!」と即答。お店では、宮崎名物をメインに据えた定食(どれにでもチキン南蛮をつけられる)を豊富に揃えるランチタイムと、宮崎の焼酎などの美酒のアテに単品料理を楽しめるディナータイムを二軸で展開しているそう。ハイレベルな再現度を誇る、宮崎グルメの全体像を味わいながら、金賞「チキン南蛮」の存在感を噛みしめる...アクセス抜群すぎる新宿のど真ん中から発信し、進化する宮崎の魅力、ご堪能あれ!


最後に一言聞いてみました。
本間さんにとって唐揚げとは...‟身近な小さな幸せ"である


店名:宮崎風土 くわんね
住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス「新宿みやざき館 KONNE」内
アクセス:新宿駅南口&新南口から徒歩1分、代々木駅北口から徒歩5分
HP:https://www.konne.jp
取材・文章 鼻筆の森(※鼻毛の森)
掲載日:2020年7月17日掲載

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