協会の試み

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唐揚人

『大衆酒場かぶら屋』シニアマネージャー・井上吉典(いのうえよしのり)さん

大衆酒場の定番で「東日本しょうゆダレ部 門」初金賞!
東京都豊島区池袋発祥『かぶら屋』の"かぶから"!

株式会社かぶら屋 シニアマネージャー・井上吉典(いのうえよしのり)さん

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創業18年、池袋から広がる大衆酒場

2020年4月に催された「第11回からあげグランプリ®」にて、「東日本しょうゆダレ部門」初参戦&金賞獲得を果たした『大衆酒場かぶら屋』は、東京都豊島区「池袋」を拠点とする居酒屋チェーン。"お通し"や"席料"のないファスト・フードスタイルで「やきとん」「串揚げ」「黒おでん」などの名物メニューを揃え、その人気ぶりは、2002年オープンの(南池袋の)1号店から関東圏+静岡の65店舗にまで広がった着実かつ豪快な躍進が証明しています。

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賑わいの場の中枢を担うのは、アスリートな40歳!

今回お話を伺ったのは、『かぶら屋』ファミリーを束ねる運営会社「株式会社かぶら屋」でシニアマネージャーを務める井上吉典(いのうえよしのり)さんです。2007年に入社し、直営店店長、トレーナー、マネージャー、そして現在のポジションへとステップアップする40歳の有望株。特技は小学校時代に取り組み始めたクロスカントリーだそうで、ジュニアオリンピック3位の実績を持っており、どうりで賞状を持った姿が自然体なわけです(笑)

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定番から看板へと躍り出た自家製「かぶから」!

「からあげグランプリ®」予選前よりテスト販売を続け、今回の金賞受賞で「やきとん」「串揚げ」「黒おでん」と並ぶ看板メニューにまで躍り出たのが、1個80円で提供される醤油唐揚げです。サクサク衣を纏った弾力のあるジューシーな鶏肉に醤油ダレをしっかりと沁み込ませた、"王道"という基本に忠実すぎる一品は「かぶから」と名付けられています。

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自家製ソースにマッチするシンプルな極旨

唐揚げ本体に奇をてらわないのは、「コンビニおでんのように、敢えて突出した味にならないようにすることが、多くのお客様に愛されることへと繫がるから」と井上さん。老若男女を問わない幅広い客層の満足を追求する"大衆居酒屋"の理念から生まれた「かぶから」は、ビールをはじめとしたアルコールのお供だけでなく、おかずやおやつにも重宝できる"毎日でも飽きない"味わいに仕上げているのだそう。さらに、自家製のタルタルソースやカレーソースなどあらゆる+αにマッチするので、そのポテンシャルはむしろ無限大です!

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グランプリを通し、一体感を得、唐揚げの奥深さを知った

今回の金賞"初"受賞を受け、「目指したのは最高金賞だったので正直残念」と正直な部分を吐露しつつも、「チェーン店舗で働くスタッフやお客様が一丸となってこの受賞に向けて想いを1つにできたことは非常に感慨深いものがあります」と爽やかなスポーツマンシップを覗かせる井上さん。実際、今回のエントリーをきっかけに、聖地・中津と発祥の地・宇佐を訪れるなど、「唐揚げ」と本気で向き合った期間は、『かぶら屋』にとってかけがえのない財産となったようです。

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次に射貫く"的"は最高金賞!


最後に「第12回(からあげグランプリ®)は、同じ(東日本しょうゆダレ)部門で最高金賞を狙います!」と力強く宣言してくれた井上さん。そのために、金賞を獲得した現時点の「かぶから」をテイクアウトやネット販売、SNSを通じてより広く周知させ、「同時にブラッシュアップを図っていきます!」とのこと。「かぶら屋」の屋号は、戦国時代の合戦の合図の矢「鏑矢」が由来で、「時代を問わず的を射た商いができるように」との思いが込められたもの...「からあげグランプリ®」最高金賞は、本気になった大衆居酒屋が令和の時代に挑むターゲットにロックオンされた模様です。


最後に一言聞いてみました。
井上さんにとって唐揚げとは... "究極の日常食"である


店名:大衆酒場かぶら屋 池袋1号店
住所:東京都豊島区南池袋2-24-1 八大ビル1階
アクセス:各線池袋駅より南池袋公園方向へ徒歩5分(ジュンク堂裏側)
HP:http://kaburaya.bz
取材・文章 鼻筆の森(※鼻毛の森)
掲載日:2020年6月17日掲載

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