新札への対応を考えよう~旧札(現行)や他決済との併用でフェードイン!~
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最初に
この記事の要約
- 導入(今年7月)から数年は併用必至
- 民間はほぼ間に合っていない現状あり
- お店に合ったスムーズでミスのない決済を
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「新札への対応を考えよう」
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
さっそくですが、今日は、
「旧札(現行)や他決済との併用でフェードイン!」を副題に、
「新札混在の新時代に向けた具体的な備え」について
考えていきましょう。
セキュリティとクオリティがさらに揚がる新札
あの電撃発表から5年…
今年(2024年)7月(3日)には、
1万円札、5千円札、千円札の3種が、
20年(弱)ぶりにフルモデルチェンジするわけですが、
それぞれの顔(肖像画)となるのは、
1万円は「日本近代社会の創造者」と呼ばれる大実業家の渋沢栄一先生、
5千円は女子英学塾(現在の津田塾大学)の創設者であり、
女性の地位向上と高等教育の普及に尽力した津田梅子先生、
1千円は「近代日本医学の父」とも呼ばれる微生物学者であり、
慶応大学医学部の創設や日本医師会などの団体や病院などの設立に携わった北里柴三郎先生…
以上の3名です。
そして、見た目だけでなく、
紙幣そのものが持つ、
世界に誇れるジャパンクオリティとセキュリティが爆上がりします。
丈夫で日本的な原材料を使う製紙工程、
デザインや彫刻の専門職員による原図作成、
彫刻刀を使った原板づくり、
コンピュータによる幾何学模様のデザイン、
独自配合のインクの使用、
記番号の印刷やホログラムの貼り付け、検査など、
従来通りの複雑な工程に、
3Dホログラムやより精細なすき入れ模様
見る角度で浮かんでくる数字や文字、
コピー機で描き切れない細かな文字、
紫外線で発光する特殊インクが組み込まれてくるわけです。
ただ、この新札も、
導入後数年間は旧紙幣と当たり前のように混在することになるため、
一般市民の生活もさることながら、
より頻繁かつ大量に紙幣の交換機会がある業種の方は特に、
見分けや取り扱いの注意と準備が欠かせないものとなってきます。
公共的な場所を除き、完全対応はまだまだ不完全となる様子
あらゆる偽造を不可能にする「細かすぎる」ディティールは、
「現金手渡し」では見落とし必至の高精度な仕上がりです。
ちなみに紙幣のサイズについては、
規定で固定されており、
それぞれのサイズは、
1万円=縦76ミリ、横160ミリ
5千円=縦76ミリ、横156ミリ
1千円=縦76ミリ、横150ミリ
2千円=縦76ミリ、横154ミリ(現行据え置き)…
縦の長さは同様で、
収納時は新札も旧札も綺麗に紛れ込んでしまいます。
結局、
肉眼では難しい「印刷の違いを判別する」役割については、
自動販売機や券売機など、
最新の機械装置が担ってくれるわけですが
新札そのものを判別する装置の導入は、
導入価格というハードルの高さから、
特に民間レベルではまだまだ遅れている様子です。
例えば、今年4月末の某公共放送で鶏揚げられた「新札」に関する特集での独自調査によりますと、
銀行のATMや鉄道の券売機に関しては、
新札の流通日での完全対応が実現する見込みである一方、
200万台以上の自動販売機が「間に合わない」という状況を示していました。
実は、新紙幣を控えていたこともあってのことなのか、
3年前に先発でリニューアルした500円硬貨に対応できていない
自動販売機は未だに7割以上ある、とのこと。
これにより、
利用者側の「新札が使えないかもしれない」という気運もあり、
個人個人が旧札を持ち合わせるなどの対策を打ってくれるといった「善意」も期待できそうですが、
「新札しか持ち合わせていない」という新規のお客様を逃してしまうかもしれない…
というボディブロー的なダメージは避けられないでしょう。
ですので飲食をはじめとする小売業は総じて、
出来る範囲での対応を考えておくべきと考えます。
焦らず、急がずできる対応を
この度の紙幣フルモデルチェンジは決して突然ではなく、
5年前には告知され、助走期間がありましたので、
5年以内にオープンされたり、5年以内に設備の導入、更新をされているお店は、
この流れを踏まえた上で、
対策がお済みになっている場合が多いかと思います。
ただ、
それ以前の設備をご利用の方や、うっかり見落としていた方、
その時になったら…と中古の安手の物を利用されている方で、
そのまま(留保)になっている場合はしっかり、なにかしらの構えをしておく必要があるでしょう。
もちろん先行投資として、高額な設備を導入しておくのも一つの手ですが、
キャッシュレスメインへとシフトし、
あとは現金手渡しで対応する…というのも一つの選択肢かと思います。
原材料をはじめとする物価高騰もあり、
キャッシュレス導入は手数料が泣き所となりますが、
レジの〆や、会計の手間が省けるため、
繁盛店なら、本来かかる人件費分でカバーできるといった見立てもあるようですし、
旧札使用の券売機も当面はほぼほぼ機能するでしょうから、
キャッシュレスへの誘導を図りながら釣銭(現金)の用意を減らし、
その分だけ交換用の旧札も持ち合わせておく…
などといったカバー方法も個人的にベターかと思います。
もちろん手間ではありますが、
コミュニケーション、親切のアピールも兼ねて…ぐらいのノリで。
ちなみに、
現金手渡しの中で誰に故意があるわけでもなく、
「これは違うのでは…」とお札が回ってきたことに〆時などに気づいた場合の対処ですが、
引き換えに対応できない「銀行」に直接向かうことなく、
速やかに「警察」に届け出ることで、
偽札だった場合に捜査協力に対する謝礼金として、同等の金券を受け取れる
「偽造通貨発見届け出者に対する協力謝金制度」のご利用を。
信用される、使い勝手の良いお店として、
客観的かつ総合的に新札への対応を考えていきましょう。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。