売上げを揚げよう~BGM/応用(選曲)編~
- ノウハウ
- 解説
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- 選曲によって満足度が揚がり、売揚げが変わる
- BGM は4つの心理効果を刺激する
- 細かい場面を想定してBGM の使い分けを
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「BGM/応用(選曲)編」
お世話になります。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
今日のお題は、
さっそくですが、
今日のお題は「BGM」の応用編です。
手続きを踏めば、選択肢は無限大
別のブログ
「基礎(著作権)編」でも触れていますが、
「BGM」、
いわゆる「Back ground music」は
とある場面の背景に流れることで、
空気感・世界観をサポートする音楽で、
居心地も
「顧客満足度」を左右する飲食店にとっては、
欠かせないアクセントです。
没後70年を経ていない誰かによって
作詞・作曲された楽曲には
もれなく「著作権」があり、
「著作権フリー」と公言していない音楽(音源)については、
営利目的に該当する店内BGMとしての利用を考える場合、
管理団体や本人らに対し、
問合せや許可、手続きが必要となる、というお話をしました。
今日はそんなプロセスを経て、
胸を張って流せるようになった様々な音楽を、
より適切なセレクトで
売り揚げ効果に繋げる方法、
について考えていきます。
心理に訴えかけ「売揚げ」アップに!
自身のお店作りにイチから鶏組む際、
外装や内装など空間そのものに関して、
「建築士」や「コーディネーター」など
専門の方を交え、
こだわりやコンセプトに沿った
「視覚」的な魅力を擦り合わせていくといった
プロセスがあるかと思いますが、
創り上げたお店の中で流れる
「BGM」もまた、
「聴覚」的にも訴えかけることで魅力を底上げし、
お客様の特別感を決定づける大事な「選択」ですので、
センスの見せどころとなります。
ちなみに、
「聴覚」を刺激する
BGMから生み出される「心理効果」については、
概ね3つ~4つ、揚げることができます。
まず1つ目は…
「マスキング効果」です。
「マスキング」とは、
「覆い隠す」「包み込む」という意味で、
飲食店で言うと、
お店周辺の騒音や、厨房の音、
他の席の会話など、
お客様に聞かせたくない音に対し、
BGMで近い周波数の音を生み出して被せ、
緩和することで、
過ごしやすい空間を作り上げる、
といった「守り」の「効果」が期待できる・・・
といった「効果」となります。
続いて2つ目は…
「感情誘導効果」です!
こちらは
BGMの力を使って、
お客様の心情や潜在意識に働きかけ、
お店側の意図に導く、
という「攻め」の「効果」といえます。
飲食店では、
くつろげるようなゆったり目のテンポの曲をかけると、
居心地がよくなって自然と滞在時間が長くなり、
「満足度」がアップしますし、
スーパーマーケットなどでは、
購買意欲をそそるノリの良いテンポの曲をかけることで、
背中を押される感覚で、
迷いも少なく商品をかごに入れてもらえる、
といった「売揚げ」アップも期待できるなど、
営業的な成果も促してくれるそうです。
3つ目は、「イメージ誘導効果」です。
これは意図的な「ムード作り」から生まれる「効果」で、
狙った客層を「リピート」に繋げるような、
「雰囲気」を底上げするものです。
ご当地料理を提供するお店がそのご当地の音楽を流すことで、
お客様に現地を楽しんだような満足感を提供する、
といったベタな鶏組みも含め、
こちらも「攻め」の「効果」の一例と言えるでしょう。
なお、
お客様の感情を促す
「感情誘導効果」や「イメージ誘導効果」の延長線上にあり、
より「音楽の力」が顕著に表れたケースとして、
「行動誘導効果」というものもあります。
BGMのテンポを速く、音量を大きくすることで
食べる時間を早くさせ、回転率を揚げる、
などといった「ゴン攻め」的な「効果」ですね。
時間、曜日、天気に合わせた選曲がGOOD
よく音楽に携わる人や音楽ファンが
「音楽の力は偉大」と声を揚げますが、
その言葉の説得力は
今紹介したそれぞれの「効果」からも
具体的に感じていただけることかと思います。
狙った客層が明確な場合は
ジャンルそのものを固め、
時間帯や曜日によって
客層がガラッと変わるお店の場合は、
お子様連れなら親しみ重視のJ-POP、
若年層ならトレンドのヒット曲、
中高年層は懐かしみのある曲など、
上手に使い分ける「選曲」も、
お店の「色」をよりクッキリさせるうえで有効かと思います。
また、客層を問わずとも、
例えばディナータイム、特にお酒を伴う飲食店の場合は
リラックスできるスローテンポな曲を選ぶと有益です。
滞在時間が長くなればなるほど、
利益率の高いお酒やドリンクの追加オーダーが増えるとの話も、
ありますからね。
逆に、
お店としては回転率を揚げたい、
お客様としても時間を有効に使いたい時間帯、
いわゆるランチタイムにはアップテンポな曲を、
モーニングを提供する場合はフレッシュな雰囲気の曲を
選んでおくと「満足度」も「売揚げ」も上がりやすいとのことです。
さらに、季節や天気に
寄り添った選曲でも
居心地の良さ(フィット感)は高まるはずです。
「選曲」はおもてなしのひとつ、
賑やかし程度になにか流しておけばいい、
というものではありません。
だからこそ「さりげない」ことも大事ですから、
あざとさが透けて見えない、工夫しましょう。
例外として、
波長の合うお客様だけに来てほしい、
という「商売度外視」の覚悟をお持ちなら、
好きな曲だけをかける、
というのも、ある意味個性が浮き彫りになり、
ワンチャン(ス)あるかもしれません。
最後に、やすひさは、
胸やけしない程度のテンポで
唐揚げがガツガツいただける
BGMのお店が好みですのでご察しください(笑)
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。