フランチャイズ開業で利用できる主な補助金や基礎知識

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この記事の目的

この記事情報は飲食店（特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です）をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい？」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「フランチャイズ開業の補助金や基礎知識」

こんにちは。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

ここではフランチャイズ開業で利用できる補助金や、補助金に関する基礎知識などについて解説していきます。

ほとんどの補助金には返還義務がありませんから、金融機関などから安易にお金を借りる前に情報収集をして開業・経営のために役立てましょう。

フランチャイズ開業で利用できる補助金・助成金に関する基礎知識

まずはフランチャイズ開業で使える補助金・助成金のついての基本的な知識を紹介します。
個人開業に比べるとフランチャイズ開業は楽ですが、それでも自力だけで資金を用意するのは大変ですし、そもそも「使えるものは使うべき」とも言えます。

それではチェックしていきましょう。

開業において利用できる補助金は様々

基本的に「様々に存在する補助金制度の中から使えるものを使う」ということになります。

補助金の種類によって申請手順・申請書類・使用用途などは異なりますから、利用できそうな補助金についてきちんとチェックしてください。

「フランチャイズ開業だから」という理由で弾かれる補助金制度はほぼない

また、「フランチャイズ開業だから」ということで弾かれる補助金制度はほぼありません。
そのため一度フランチャイズのオーナーであるということを脇に置いてから、補助金に関して調査するくらいがちょうどいいかもしれません。

補助金は返さなくていい

補助金の最大のメリットは「返還しなくていい」ということでしょう。
だからこそ、繰り返しになりますが「使えるものは使うべき」なのです。

銀行融資の場合、金利は比較的低いですが条件は厳しいです。
カードローンなどであれば審査は緩いものの金利は高いです（十分に借りられるとも限りません）。

フランチャイズ開業・経営を成功させるための一つのポイントとして「月々の出費を抑えること」がありますから、借りるお金は最小限にしたいものです。

開業後に受給できる補助金が大半

大半の補助金は「お金を使う→その金額分を受給できる」というシステムになっています。
「所定の金額をもらう→そのお金を使える」という順序ではないものがほとんどですから気をつけてください。

つまり「補助金制度を利用すれば、お金がなくても開業できる」というわけではないのです。
フランチャイズでの開業に限りませんが、事業をスタートする以上はそれなりの初期費用が必要となります。
また、補助金を受け取るまで、経営が安定するまで無理なく生活できるだけでの資金も欠かせません。

できる限り早めに補助金の申請方法をチェックしておく

補助金は申請して即受給できるようなものではありません。
開業の準備をしているタイミングで書類を出さなければいけない補助金もありますし、多くの書類が必要となる補助金も少なくありません。

さらに補助金を出すのが、「民間」か「自治体」か「国」か次第でも申請方法はかなり違います。

・申請に時間がかかりすぎた
・何らかの理由で申請できなかった
・最適な補助金を見逃した

などのことがないように、各補助金の内容や申請方法について、早めに＆丁寧にチェックしておくことが大事です。

フランチャイズ開業で役立つ補助金

それではフランチャイズ開業で使える補助金を挙げていきます。
今回紹介するのは一部であり、他にも色々な補助金がありますからぜひ調べてみてください。

小規模事業者持続化補助金

管轄：経済産業省中小企業庁
対象：開業届を出している小規模事業者
趣旨：小規模事業者の販路開拓・生産性アップなどのためにかかる経費の一部を支援する
申請：「経営計画書」「補助事業計画書」を提出→審査をクリアすると補助金をもらえる

店内の内装、設備、チラシ作成費用、オンラインショップのシステム作り、新商品開発など、様々な用途で利用することができます。

ものづくり補助金

管轄：経済産業省中小企業庁
対象：中小企業（開業前でもOK）
趣旨：ものづくりやサービス開発のための資金を援助する
申請：審査項目をクリアしている事業計画書を提出（電子申請）→審査をクリアすると補助金がもらえる

従来の補助金の大半は、市場の拡大や新しい技術の開発を目的としたものであり、大学や大企業での研究などでしかもらえませんでした。
ですがこのものづくり補助金であれば、中小企業でも受け取ることができます（開業前でも可）。もちろんフランチャイズ開業でもOKです。

IT導入補助金

管轄：経済産業省中小企業庁
対象：小規模事業者や中小企業
趣旨：ITツールの導入のための資金をサポートする
申請：補助事業者が電子書類を提出（IT導入支援事業者の確認が必要）

こちらは小規模事業者や中小企業がITツールを取り入れる際に役立つ補助金制度です。最大450万円（補助率50％）です。

フランチャイズオーナーの中にも「IT化を進めたいものの、そのための資金を確保できない」と悩んでいる方は少なくありませんが、この補助金を活用すれば導入を進めやすくなります。

具体的には会計業務、レジ業務、商品管理などのために使用されることの多い補助金制度です。

キャリアアップ助成金

管轄：厚生労働省
対象：非正規社員を雇用している企業
趣旨：非正規社員の能力を高めることを目的とした試みに対しての補助金
目的：正社員化コース、短時間労働者労働時間延長コース、賃金規定等改定コースなど

こちらは非正規社員（派遣、契約社員など）の能力を高めることを目的とした行為、例えば「セミナーに参加させる」「資格取得の支援をする」などといったことに対する補助金です。

非正規社員を雇わないフランチャイズオーナーにはもちろん無関係ですが、該当するのであればチェックしておきましょう。
特に「正社員登用を想定している」「これから非正規社員を増やしていきたい」と考えているケースにおいてはおすすめの補助金と言えます。

ただしサービス業、小売業、飲食業など、業種によって従業員や売上の上限は異なりますから、申請前に必ず確認しましょう。

創業・事業継承補助金

管轄：経済産業省中小企業庁
対象：新たに開業する中小企業
趣旨：新たに創業する中小企業、事業継承をきっかけに事業転換や経営刷新などをする中小企業に対して経費の一部をサポートする
申請：審査項目をクリアしている事業計画書＋認定支援機関によるチェック

上限は250万円（補助率50％）であり各種補助金の中では比較的金額が低いものの、フランチャイズ開業にはかなり役立つはずです。
ちなみに廃業を伴って事業の継承をするのであれば200万円上乗せされます。

おわりに：補助金を活用してフランチャイズ開業をしましょう

フランチャイズ開業においては色々と補助金を活用できます。
単純に資金の用意をしやすくなるということはもちろん、「借りるお金」を少なくすれば、後々のためにもなります。

「フランチャイズだから」ということで弾かれる補助金制度はありませんから、補助金の情報を収集して、使えそうなものをまとめておきましょう。

そして早めに書類作成や申請を始めるべきです。申請に時間を要するものや、実際に受給できるまでのタイムラグが大きいものもありますから、早めに動き出すに越したことはありません。

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