店舗を回そう~現金決済の今~
- 集客
- 客単価
- 販売数UP
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- 法律に守られている日本古来の決済方法
- まだまだ手元に現金は必要
- 管理リスクも見据え、選択肢のバランスを
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「現金決済の今」
お世話になります。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
さっそくですが、
今日のお題は「現金決済の今」です。
現金決済は(特に飲食店は)終わらない
キャッシュレス決済の利用率が
高まりつつある今日この頃ですが、
特に唐揚げ店をはじめとする飲食店は
まだまだ「現金」での決済が主流です。
ユーザーの選択肢であり、
なにかとメリットも多いことから年々、
「キャッシュレス」決済の比率自体は上がっていますが、
じゃあ、
「世の中から現金決済が無くなるのか」
と問われれば、
現状、基本的に、そんなことはありえないでしょう。
「支払い」は習慣の一つですから、
人口比率が拡大しているご高齢の皆様の層をはじめ、
所得の関係でカードなどを所有されていない方、
また、自身のお金に関する主義などなど、
「現金」での支払いニーズは依然、高いものがあります。
余談ですが、
「割り勘」シーンでの現金のやり取りは、もはや風物詩…
やすひさは大事なコミニュケーションの一つと思っているので、
無くなってもらっては、困ります(笑)
ちなみに、
「日本銀行法」の第46条においては、
「日本銀行が発行する銀行券は法貨として無制限に通用する」
との規定があり、
「現金」は支払いの選択肢として、
「保証されている」と言っても過言ではない地位を確立しているようです。
つまり法律上は、
「うちの店、カード扱ってないんですよ~」のノリで、
「うちの店、現金受け取れないんですよ~」とあしらうのはNGなわけです。
ただ、これが「事前告知あり」だと話が違ってくるようで、
お店側が事前にお客側に対して、
「現金決済不可(不能)」的なお断りを経ている場合は、
「契約締結の自由」が優先される、とのこと。
「当店は現金払いは対応していません」と張り紙などをすれば、
あとはお客様の判断…とのことですが、
まあ、実店舗でのその打ち出しは、集客の機会を減らすだけなので、
まだまだ現実的にありえないですよね。
では、せっかくなので、
世界の商慣習にも視野を向けてみましょう。
「現金=厳禁」←ココ笑うところ
については、
アメリカでは多くの市、地域で「キャッシュレスのみ対応」について、
法律によって禁止、罰金刑としているなど、極端な例もあるようです。
お国柄によって温度感は異なりますが、
様々な背景は見据える必要がありますし、
「キャッシュレス」自体を導入できない、しがたい層もカバーする「現金」対応は
世界の「優しさ」のひとつでもあると言えるでしょう。
現金決済は(飲食店側としても)ないと不便
以前、「決済の幅を広げよう」とのサブタイトルのブログで、
シェアが確実に拡大している
「キャッシュレスの導入の流れにも乗っておきましょう」
というお話をしましたが、
その中で、
キャッシュレス決済がメインとなった場合の懸念事項として挙げた
「現金売上げが減ると困る」部分、
それこそが「現金決済」のメリットそのものです。
例えば、
当たり前の話ですが、
売上げの全てが「キャッシュレス」決済となった場合、
手元には、日常の各種支払いなどに使える現金が実質ないことになるわけです。
仕入れ相手によっては「現金決済希望」の取引もまだまだ多く、
別途用意している現金を用意していたにしても、
不足するリスクは、それなりに高くなります。
つまり、
「現金決済がなくてもよい」状況に至るには、
現金と言う概念が無くなる以外にないので、
「現金決済」を歓迎する体制はまだまだ整えておく必要があるわけです。
ただ、「管理」のリスクは残る
さて、
紙幣や硬貨などの「現物」を実際にやり取りする
「現金」商売ですが、
帳簿付けの誠実性を高める上でも、
基本的には「銀行口座」への「売上げ」入金は不可欠で、
より規則的に、毎日行うための方法もなかなかのひと手間です。
まず、一番スタンダードな「入金」は「銀行ATMから」でしょう。
ランチタイム直後のアイドリング中、
ディナータイムのみの営業なら仕込み前の早めの日中、
通し営業だとしてもアルバイトだけで時間が回る浅めの時間を定め、
手数料無料で、
当日のものとして受け付けられる時間帯に入金します。
釣銭の両替や引き落とし、
その他のお金周りの用事も兼ねられる動きのため、
運用面では比較的効率的です。
ただ、
あくまでも「入金」できるのは前日にお客様から預かった現金となります。
売上金額がそこそこあるお店の場合は、一晩の店舗での「管理」を不安に感じる方も
多いかもしれません。
現金を狙ったちょっと物騒なニュースも多いですし…。
そのエスケープのために、
営業時間後に預け入れ、翌日の入金扱いとなる
「夜間金庫」の契約という選択肢もあるわけですが、
最近は廃止する銀行も増えていますし、
別途契約ですので、月額の手数料もかかりますし、
伝票の作成など、手間もかかります。
そもそも夜間に高額の現金を持ち歩く、というリスクもありますよね。
また、
保管そのものにコストをかけられるなら、
万一の被害の際、
壊れた金庫や収納現金も補償する
「防犯仕様のレンタル金庫」という選択肢もあります。
「コストをかけてもよい」のであれば、バッグや入金機の回収サービス、
導入する金融機関が減りつつありますが「集金」といった手段もありますが、
手数料などを考えても、
さすがに小規模なお店での導入は現実的ではないでしょう。
また最近は、
大手コンビニエンスストアなどで、
「入金専用カード」を複数発行して、
各スタッフ、各店舗単位で
契約したコンビニATMへの24時間入金、
一括管理が可能となる「金庫がわり」サービスが台頭しています。
こちらはコストも抑えられ、非常に便利なのですが、
現状は法人のみに提供されるサービスのようですし、
お札までの対応で、端数の小銭分の記録できませんから、
売上金額をまるっと金して管理するスタンスの場合は
好ましくない、という部分もあるかもしれません。
それぞれの実情、メリットデメリットに合わせて、
「管理」を選択していくのがベターでしょう(ベストとは言わない)。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。