販売数の揚げ方 ~アイドマの法則を活かす~
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最初に
この記事の要約
- アイドマの法則で販売数を揚げる
- AIDMA(アイドマ)は消費行動の流れ
- マーケティング企業や大手広告代理店も意識するAIDMA
- リピーターはMAのサイクル(楽!)
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「アイドマ(AIDMA)の法則で販売数を揚げる」
やすひさです。
飲食店を経営者する方から
いつか経営してみたいなーと夢見る方までを対象に、
当たり前の話のおさらいから、
ためになりそうな新情報まで、
お役立ちできるかもしれないツールとして、
やすひさ的ノウハウをお届けしています。
今回は、
「利益を上(揚)げる」ために
「販売数を揚げる」、
そのベースを作るための
「集客方法」について、
テーマを絞って
鶏・揚げていきたいと思います。
若干、薄口ヘルシーな内容かもしれませんが、
カラっとジューシーに展開していきますので、
よろしくお願い申し揚げます。
今日は、
マーケティングの原理の一つ、
「アイドマの法則」についての解説です。
既に知っている知識だとしましたら、
二度揚げということで
ご容赦くださいね!
アイドマの法則を活かす
人の消費行動には段階がある
「アイドマの法則」とは、
お客様、いわゆる消費者側が、
その商品の存在を知ってから購入に至るまでを
5段階のステップで色分けた、
基本的な「消費活動」を「仮説」仕立てにしたものです。
アルファベット表記は
A、I、D、M、Aですね。
人間は基本的に、
- A=Attention(注意)
- I=Interest(関心、興味)
- D=Desire(欲求)
- M=Memory(記憶)
- A=Action(行動)
と段階を踏みながら、
消費行動に至る、という一連の流れですね。
「衝動買いしかしたことがありません!」
など、
よほど鶏ッキーな感性をお持ちでない限り、
「普通の人」を自負する人ならたいてい当てはまる、
法則というより、限りなく「あるある」だと思います。
では、やすひさの消費行動で
例えてみましょう。
- A=あ、なんか唐揚専門店があるぞ?
- I=あ~金賞受賞なのか~やっぱり普通のお店違うのかなあ。違うんだろうなあ。
- D=一回食べてみたいな~
- M=うん、今夜食べるならこれだな!
- A=(夜に)すみません!ももとムネを200グラムずつ!
ね、これ、いたって普通の感情の流れじゃありません?
「鶏」だけに、
まさに取ってつけたようなお話に見えるかもしれませんが、
この「アイドマの法則」は、
1898年、明治31年に
セント・エルモ・ルイス氏が提唱した
「AIDA(アイーダ)の法則」をベースに、
1920年、大正9年に
米国の経済学者であるローランド・ホール氏が
掲げた法則で、
トータルで、120年以上の歴史を誇ります。
原点の「AIDA(アイーダ)の法則」は
M=Memory(記憶)を除く4つなので、
「アイドマの法則」の法則は、より
意思決定の生々しさに寄り添ったもの、
と言ってもいいのかもしれませんね。
ここで大事なのは、
「分けて考えること」
- A=Attention(注意)
- I=Interest(関心、興味)
- D=Desire(欲求)
- M=Memory(記憶)
- A=Action(行動)
をそれぞれ大切ないち段階としてとらえることで、
そのひとつひとつに働きかける魅力づくり、仕掛けを考えましょう、
ということです。
アメリカ生まれのこの法則は、
マーケティング企業や、
大手広告代理店でも活用される
「戦術」のベースとなっているのですが、
明治、大正、昭和、平成、令和…
いやあ、日本では時代を越えまくってますね!
つまり、
まずはまだ見ぬお客様、
新規の来店客に商品を買っていただくためには、
- A=Attention(注意)
- I=Interest(関心、興味)
- D=Desire(欲求)
- M=Memory(記憶)
- A=Action(行動)
を通過していただかないといけません。
ということは、
労力も金銭的なコストもそこそこかかります。
ただ、ファンになっていただいたお客様には、
- M=Memory(記憶)
- A=Action(行動)
のサイクルを維持すればいい、ということなので、
再来店があればあるほど、
一人のお客様に対しての見えないコストについては、
回収できていくわけです。
つまり、
「うまいこといって一見さんを獲得する」
を繰り返すようなやり方は、
決して、商売としてうまいやり方とは言えない・・・
むしろ下手くそっていうことなんですね。
この停滞による衰退は、
自業自得でしかありませんので、
「また食べに来なきゃ!」
という、
「M=Memory(記憶)」
に残るお店作りや商品作りは必須ですし、
期待を裏切らないことも逆算した、
魅力的な情報発信を意識しましょう。
ひとつひとつのプロセスを丁寧に
では、
ひとつひとつのプロセスに向き合って、
作戦を考えますね。
「A=Attention(注意)」については、
目的が「知ってもらうこと」になりますので、
新聞やラジオ、雑誌、テレビなどの主要マスメディアのほか、
インターネットの動画広告やバナー広告、
自社SNSやプレスリリースなどを駆使して、
まずは、リーチを増やすことに専念しましょう。
ここは、予算に応じて、
場合によっては予算をかけてでも
入口づくりを行う覚悟も必要です。
「I =Interest(関心、興味)」
に繋げる戦略は、
興味を持ってもらった後、
もう一歩踏み込んで、
凝視してもらうための「ひと押し」づくりです。
CMなどにタレントを起用して、
「惹きつける」のもこの一貫!
本来ならジャンル的に埋没するものを、
浮き上がらせる効果的なやり方を突き詰めましょう。
「D =Desire(欲求)」
を引き出すには、
さらなる「一押し」が必要です。
相手のお財布の紐を緩ませるわけですから、
ここはもう、商品力での真っ向勝負です。
自社の商品の強み、
他にない魅力をどーんと構え、
期待感を最高潮(鳥)にもっていきましょう!
「M=Memory(記憶)」
に残す工夫も大事です。
特に飲食店は、
「今日は別の約束があるからなー」とか、
「もう食べちゃったよー」と、
お客様とのタイミングが合わないことは多々あります。
ここを当然のごとく把握して、
「リマインド=再確認」を促す工夫が必要です。
これは、最初の「A=Attention(注意)」での
広告展開も、再び効果が出てくるところです。
また、お店の前までのぞき込んでくれた人に、
チラシや来店時の割引券を渡すなど、
記憶に残るための地味なアクションも
実を結ぶ種まきとなることでしょう。
「A=Action(行動)」
に至っていただくには、
「決め手」を徹底するしかありません。
高額商品であればあるほど、
というところもありますが、
「買い方がわからない」などが決め手に欠ける原因の場合は、
不明点の解消という細やかな配慮が必須です。
他にも、
「後悔するかもしれない」
「今でなくてもいいのかもしれない」
など、踏みとどまる理由はたくさんありますから、
ここは、キャンペーンなどの打ち出しで、
ばんばん背中を押しましょう!
今日は、
新規獲得は「A、I、D、M、A」
顧客獲得には「M、A」を意識しましょうね!という
お話でした。
それでは皆さん、
またおアイドマしょう。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。