売上げを揚げよう~目を引くメニュー写真を/前編~
- 客単価
- ノウハウ
- 利益UP
- 販売数UP
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- 写真は「美味しそう」の入り口
- プロ機材は持て余す可能性大
- 光があれば民生機、スマホでも十分
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「目を引くメニュー写真を/前編」
お世話になります。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
今日のお題は、
さっそくですが、
「目を引くメニュー写真を」前編です。
良き写真は、「美味しそう」への近道
「美味しい」は基本的に、
「食べればわかる!」ものですが、
飲食店がお客様に、
未体験のメニューを強制的に食べさせる・・・
そんな機会は、基本的にありません。
それがよっぽど自慢の味だったとしても、
強制の度合い、関係性の度合いによっては、
「ハラスメント」になりかねず、
場合によっては、
暴力もしくは暴力に準ずる行為にもなるでしょう。
もちろん、「そんなわけねーだろ」な展開ですが、
あらゆるリスクをはらんでいる社会情勢ですので、
可能性はゼロとも言い切れません。
ですので、
強制力を発動させることなく、
食べずとも能動的に「食べてみたいなー」と
思っていただく道筋を作る、
アプローチを確立する方が「安全安心」です。
そんな「美味しそう」という想像力を具体的に掻き立てる
有力な手段の一つとして、
メニュー表やチラシ、ポスター、看板などの
メインビジュアル(写真)を高品質で用意する、
が揚げられます。
この写真のクオリティが高ければ高いほど、
「視覚」から訴えかける具体性は
“増し増し”となることでしょう。
ですので今回は、
「おいしそうな写真」を用意する手段について、
考えていこう、という流れです。
きれいな写真はプロに任せる…は正解ではあるけれど
美味しそうな
メニューの写真の撮影に当たって、
「プロカメラマンに依頼しなきゃ!」と考える方、
クオリティだけでなく、
宣伝への投資への意識も高く大変好ましい、立派な考え…とも言えますが、
いったん、立ち止まってみましょう。
プロのカメラマンは、
美味しい写真を撮る技術に長けている、
そこに一切の異論はありません。
ただ、撮影した写真をどう展開していくか、
も考えておく必要があります。
素晴らしいメニュー写真が出来たとして、
それと同等のクオリティの写真を、
新メニューが出るたび、メニュー改定のたびに
追加していけるのか、と言う部分です。
例えば、看板商品の唐揚げについて、
「一粒のサイズを大きくしました!」とすれば、
メニュー写真の唐揚げは、
相対的に「小さいもの」になります。
逆の場合はもっと問題で、
「メニュー写真よりも小さい!」
詐欺写真と捉えられ、マイナス印象が深まるでしょう。
個人的な話ですが、
実際、ラーメン屋さんに行って、
ぜんぜん違う盛り付け、なんなら麺の太さ、形状まで
違っていて「これじゃない!」と
思ったこともあります。
美味しそうなプロの写真だったからこそ、
よりがっかり感が増してしまったケースです。
やすひさの想像ですが、
「唐揚げ」などの単品商品を専門店で購入する、
そして発信までしてくれるお客様は、
特に細かな違いにアンテナを張っていると思われます。
作品性よりもリアルタイム性、
これを重視するなら、
継続しての頻繁な依頼が難しい、
プロ中のプロのカメラマンに頼り切ることは、
タイミングによっては尚早となる場合があります。
また、稀ですが、
プロのカメラマンが
日当程度で撮影してくれる場合、引き換えとして、
著作権譲渡がされきらず、
使用範囲に制限がかかる場合があります。
メディアから「写真を使わせてください!」となった場合に
「作者」にいちいち許可を得るのも面倒です。
ということもあり、
最近は店主自身がプロ機材を所有して、リアルタイムにこだわりの写真を…
というお店も増えています。
目的が目的なので経費にもできるでしょうし。
プロ機材なら、初期投資だけで済む、のは間違いありませんが、
その金額も、なかなかのものです。
「なので、まずはお金をためて」
というのも本末転倒ですので、
ここからは、
プロカメラマンも、プロ機材も
“いきなり”必要なのか、
と言う点について再考していきます。
「光」があれば(ある程度は)なんでもできる
まず、写真の良し悪しは「光」で決まります。
いかにも高画質な写真が撮影できそうな
デジタル一眼カメラには、
「35mmフルサイズ」や「APS-C」、
「マイクロフォーサーズ」など、
様々な規格がありますが、
その大きな差は「イメージセンサー」で、
そのセンサーのサイズによって、
「光」を取り込める量が変わってくる、
それが質の違いとなるわけです。
今、本体の性能差はさておくとしても、
基本的に、
大きなセンサーの方が、
僅かな光をたくさん取り込めるため、
暗いところでの撮影に強くなり、
白とぶや黒潰れによるノイズが減り、
背景のボケを活かした、
立体的な写真が撮影しやすくなります。
大きなセンサーで取り込めるものと同じ量の光を
小さなセンサーで取り込もうとした場合、
単純に時間がかかったりするので、
シャッタースピードが遅くなり、
結果、写真がブレブレになったりするわけです。
ちなみに一般的なスマートフォンの
イメージセンサーの面積は、
プロが使用する「35mmフルサイズ」のものの、
約30分の1…
コンデジと呼ばれる小さなデジカメと比べると、
約4分の1…
数字だけ見ると明らかに頼りないです。
つまり、暗くても、
被写体が動いていても、手持ちでも、
余裕でいい写真が撮れるのが
センサーの大きな高級カメラ、
その性能を使い切れるのがプロカメラマン、
ということになりますが、
ぶっちゃけ、
飲食店で撮影するような宣材写真に、
まず、動きはありません。
メニュー写真は、概ね、いやほぼすべて固定です。
そして、固定でいいなら、
カメラと被写体を固定し、
明るい場所で撮影すればいい、
明るい場所がないなら作ればいいわけで、
センサーサイズの差は条件次第で、
ある程度、埋められると考えてもいいわけです。
ですので、なるべくセンサーサイズの大きな
カメラであることに越したことはありませんが、
スマートフォンも含め、使えるカメラを有効に使う手段を模索しましょう。
という話を、次回はもう少し、詰めていきます。
今回は、考え方メインでしたが、
次回は、光の使い方など、
一般的に開示されているテクニックなども、
まとめていこうと思います。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。