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経費を下げよう~水道光熱費の再考~

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経費を下げよう~水道光熱費の再考~

コンテンツ

最初に

この記事の要約

  • 水道光熱費・原材料など「経費」高騰による値揚げラッシュが止まらない
  • 値揚げの気運だからこそ、「据え置き」への工夫で優位性の確保も可能
  • 無駄な経費と自店の強みを見直す機会に

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「水道光熱費を再考しよう」

お世話になります。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

今日のお題は、

「水道光熱費を再考しよう」です。

経費増大のピンチは逆手に取れる?

背景は割愛しますが、

ご存じの通り、

世界情勢による燃料費の高騰からの悪循環により、

徐々に上昇傾向にあった

「電気代」が爆揚がりし、

家庭や企業を圧迫しています。

「飲食店」は、

もとい「飲食店」は特に、

様々な「節約」の工夫を強いられていることでしょう。

というのも、

「飲食店」は、

なにかをゼロから生み出すというよりは、

食材を含む様々なものを仕入れ料理人の腕で手間を加えて、

提供するわけですから、

「電気代」高騰分を上乗せした

「仕入れ」を余儀なくされ、

同じ利益を得続けるには「値揚げ」待ったなしです。

しかも、

お店に訪れるお客様の財布事情も厳しくなっており、

「贅沢」の一環となる「外食」に及び腰になることは、

想像に難くありません。

消費者ニーズを考えると、

「値揚げ」はやむなし、

でありながらリスクでもある、

「理解」はしながらも「納得」のいかない状況に

やきもきされている経営者の方も多いと思います。

ただ、ここでストレスを感じすぎると、運営側(店主)の体調にも悪影響を与え、

「医療費」や交代人員の人件費など、

別のコストもかかりかねません。

ただ、無理やり感もあるかもしれませんが、

負の連鎖に陥る前に、立ち止まってみましょう。

そうです。あなたのお店、

「値揚げ」の波に、便乗する必要、本当にありますか?

もし、同業他店が値揚げを断行する中、

維持する、もしくは最低限の値揚げにとどめる形を取れれば

あなたのお店は、

世の中的には「お得感」という優位性を持つ、

「救世主(店)」にもなりえます。

これはチャンスになるかもしれませんよ…いうことで、

「値揚げ」は最終手段、伝家の宝刀といったん据え置き、

この「電気代」にダイレクトに向き合って、

その削減方法を再考していきましょう。

まずは揚がり幅を正確に求めることから

まずは「電気代」高騰による影響の幅を、

直接、間接を含めて、

売揚げに対してのパーセンテージから考えてみましょう。

月の売揚げ全体に対して、

どれだけの電気代がかかっているか、

「値揚げ」を検討する前と現在から

比率で比較することで、実際の悪影響がわかります。

ちなみに、

「水道代」「ガス代」も含む「水道光熱費」に関する

2018年のとある調査結果では、

飲食店でも最も多い層が売上高の3~5%で、

ラーメン店や鮮魚を扱う「いかにも」な業態で10%ほどとされています。

そして、「水道光熱費」のうち、

「電気代」が占める率は高く、

その7~8割というのが一般的だそうです。

ですので、

「唐揚げ店」の「電気代」単体では、

5~10%の間をとった7~8%をベースとして考えるのが妥当(やすひさの見立て)。

だとすれば全体の5~6%が通常の「電気代」ということになるでしょう。

この5~6%をもとに、

実際、現状の電気代高騰で何%分のコストアップをもたらしたのかを

把握しておく必要があります。

そして、

電気代の高騰から値揚げしたと思われる原材料費の上がり幅も

売揚げ全体におけるパーセンテージから求め、

加算しておいて、

本来、値上げに転嫁するべき妥当な原価を求めておくと、

お客様に協力・納得を求めざるをえない、

妥当な「値揚げ後の価格」が見えてくるはすです。

また、参考値としては有益ですが、

「あのお店が20円値揚げしたから…まあ、うちもそのぐらいで」

というどんぶり勘定だけで足並みをそろえるのは、

ただの早合点です。

立地条件、規模、客層、ブランド力など、

「適正価格」は店それぞれの「印象」にも左右されます。

表面的で安易な値上げは、

他店に比べた「割高感」「便乗感」を与えてしまうリスクもあるので、

価格に関する決定は、

根拠を持って、慎重かつ誠実に検討していきましょう。

値揚げをしないという「努力」の「姿勢」をPRに!

もともと「電気代」高騰前までは

しっかりと利益が確保できていたのなら、

揚がり幅の分だけ「電気代」を削減できないか、

検討してみることも必要です。

大型の冷蔵庫や業務用のエアコンなど、

もともと一般的な家庭よりも大量の電気を消費する飲食店なら、

小さな積み重ねである節電も、

より効果を実感することができます。

まず、

エアコンフィルターのこまめな掃除、行ってますか?

フィルターの目詰まりは、

冷暖房の効きを単純に悪くするので、

設定温度に直接影響を与え、電気代の跳ね揚がりに寄与します。

コロナ禍で設置がデフォルトになった

「空気清浄機」フィルターも同様です。

きれいな空気が漂うお店は基本的に印象がいいですし、

エチケットとして習慣づけていきましょう。

また、バックヤードでは、

冷蔵庫の開けっぱなしや詰め込みすぎも、

余分な電力消費に一役を買ってしまいます。

逆に冷凍庫については、

中がしっかり詰まっていた方が、

冷凍された食品同士が冷気を担保し合う効果が期待でき、

電気代がかからなくなるそうで、

冷蔵・冷凍の仕訳から、見直してみてもよさそうです。

また、

店舗の照明にLEDを導入するのも有効ですね。

導入への初期投資はかかりますが、

蛍光ランプの約3/4の省電力で、

約4倍の耐久性を持つLED電球は

買い出し・交換の手間も含めて、長い目で見て低コスト。

単純比較で、

半年以内で元が取れるとの見立ても出ています。

なお、照明の照度そのものを下げ過ぎると、

どんよりとしたお店になり、

料理がおいしくなさそうに見えますし、

なにより法令に違反するので、ここは注意しましょうね。

また可能な範囲で、

更新時期であれば、

厨房機器も省電力のモノも導入してみると、よいです。

20年選手の厨房機器であれば、

同性能で、省エネ率が半分以下のモノもあるようですよ。

「値揚げ」がデフォルトのこの時代、

「現状維持」もしくは他店よりも少ない「値揚げ」が実現すれば、

社会的に見ると実質「値下げ」となり、

新規顧客ゲットのきっかけになるかもしれません。

この時代だからこその「経営努力」アピールは有効に。

ただ、恩着せがましくない程度がポイントです。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。