リスクを下げよう　～ 中古設備のススメ ～

この記事の要約

• 中古設備の導入は、地味なメリットが盛りだくさん
  • 開業時の大盤振る舞いのツケは必ずやってくる。
  • 業務用の中古品は、掘り出し物も多し。
  • 残せる資金は残そう。

この記事の目的

この記事情報は飲食店（特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です）をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい？」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「感謝が後からやってくる、中古設備の導入」

こんにちは。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

今日のテーマは

店舗への投資について、

「設備（導入」コストを下げよう」です。

適切な設備は、のちのちの利益に

自分のお店をしっかり構え、

飲食業などの商売を始めるためには、

当たり前ですが、

「物件」探しと取得にかかる費用、

「店舗」づくりにかかる費用、

が不可欠です。

特に「店舗」づくりは、

スタッフが働く上での機能性や、

お客様の惹きつける店構えなど、

効率に響く、

もしくは目に見える部分への投資となるので、

あからさまな「コストカット」感は、

その先に得られるはずの「利益」に

響きかねないところがあります。

そこで経営者には

真っ向勝負で資金を投入するか、

節約が“見せない”工夫をするか、

の判断が問われてくるわけです。

居抜き物件など、

物件そのものの

「スタート地点」よるところはありますが、

例えば、新築などで、

打ちっぱなしのような空っぽ状態の空間から

内装工事や設備工事を行っていくと、

坪当たり、60万円以上の

資金が必要となると言われていますので、

20坪の面積の店舗でも

1200万円以上は

余裕を持って見積もっておかないといけません。

これは、以前、

「お店の適切な規模」について

記事を公開した時の参考値なのですが、

私、やすひさが、

出身の鹿児島の美味しい日本酒と

唐揚げを美味しくいただける大衆居酒屋を、

２０坪程度の物件で営むとすると、

理想の厨房比率は３０％なので、

厨房は６坪、ホールは１４坪となります。

１４坪に対して適切な席数は、

一坪あたり２．５席の計算で３５席、

４人掛けテーブル７～８卓のお店です。

そこに現実的な「回転率」も伴って、

一日の売り上げが見えてくるわけですが、

「初期投資」もまた、

だいたいが融資ということもあり、

ランニングコストに加わって、

原価を押し上げ、利益の幅を狭めます。

返済額によっては

原価にかなり食い込んで、きて

常に利益率が悪く、経営が厳しい状態にも

陥れかねません。

かといって、

投資の分だけ提供価格への上乗せを試みれば、

競合店と比べた場合の魅力を目減りさせ、

結果、トータルの売り上げに

影を落とすリスクも増大します。

まあ、

なにが言いたいかと申しますと、

適切な設備投資を考えて、

これらのリスクを軽減し、

余裕を確保しておきましょう、

ってことです。

大掛かりであればあるほど良質な「中古」がお勧め

専門性の高い

「業務用」の各種設備・機器は、

新品にこだわらず、

中古品を購入することで

大幅なコストダウンが期待でき、

ゆくゆくの

“余裕ある経営”に繋げていくことができます。

中古というと、

実生活の中では

「リサイクルショップ」や

「フリマ」を思い浮かべてしまい、

使用頻度の高く、

エネルギー負担も多そうな業務用機器については特に、

「ジャンク品のようなもの」と考えてしまっていませんか？

もちろん、

業務用機器は

一度導入すればそうそう入れ替えるものでもありませんし、

個人経営の老舗が「使い倒した」ような設備や機器の中には

「ジャンク品のようなもの」もあるかもしれません。

ただ、

一般家電よりも耐久性に優れ、

日常的かつ安定的に「通電」し、

メーカーによるメンテナンスもされていた機器は、

機能面で、

新品と遜色のないものも多くあります。

良くも悪くも、

飲食店は入れ替わりの激しい飲食業界では、

いい機器を揃え、

万全の状態でオープンさせたお店が

さほどの年数を重ねずに撤退、

そして機器の払い下げ、

というケースも、けっこうあるんです。

わずかな傷や汚れが許せない、

テンションが下がる、

という繊細なタイプの人に

無理強いすることはありませんが、

どんな新品も、

開封したり、

電気を通せばすべて「中古」です。

人の心理として、

質のいい、新しめの中古品なら

新品から2割ほどしか安くない・・・

「だったら新品で！」

という考えにも至りやすいのですが、

オープン・ハイ、

と言いますか、

大きな予算を動かすとき、

「細かな差」におおらかになってしまっている

状態が懸念されます。

たかが数万円～十数万円、

されど数万円～十数万円…

この穴埋めのために、

普段の商売でどれだけの売り上げ、

利益を上げなければいけないかを見据え、

現実的な設備投資を進めましょう。

目に見えないものにこそ、投資を

お店作りには、

設備や資材などの「モノ」に費用の他、

店舗設計費用、

人材確保、育成にかかる費用、

反則にかかる費用など、

さまざまな「目に見えない」ものへの

資金も必要となります。

コンロ・熱機器・保湿機器、シンク、

収納、調理器具、衛生機器、食器類、テーブルなど

「目に見える」ものへの投資は、

お金をかける側からすればテンションが揚がりますが、

そこで限られた資金を使い果たすのはナンセンスです。

無理に使い果たさなくても、

資金を残す、

借り過ぎずに、返済を軽減することで、

「まさか」のための

余裕を生み出すことができます。

「全部中古でいいじゃん！」とは言いませんが、

「これは中古でも全然いい」という、

寛容な姿勢を持って、

適切な計画による健全な初期投資、

バンバン行っていきましょう。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか？
あなたのビジネスを加速させてください。