コストを活かそう ~ 感染対策を付加価値に~
- ノウハウ
- 利益UP
コンテンツ
この記事の要約
- せっかく手間も予算もかけた感染対策だからこそフル活用を
- 「安心して食事ができる店」が最大のニーズに
- 衛生の徹底もあり、食中毒が激減との統計も
- お客様の関心事だからこそアピール材料に
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「手間も予算もかけた感染対策をより有益に」
こんにちは。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
今日のテーマは
「コロナ対策を付加価値に!」です。
衛生重視が当たりまえの時代に
2020年の春に始まった「コロナ禍」は、
ご存じの通り、
当初の想定以上の長さで継続しています。
また、
程度の違いは出てくるかもしれませんが、
これからも続くことでしょう。
ただ、
飲食店に関しては、
緊急事態に対応して時短営業する、
もしくは閉める、
というフェーズはとうに脱して、
鶏あえず
客席が埋まる店は埋まる、
賑わう店は賑わう、
デリバリーでの穴埋めを足せばなんとか…
といったところまでは
到達している感もあります。
とはいえ、
四季が2回転(2年以上経過)してしまったことで、
わたくし、やすひさも
「そもそも元通りの生活ってなんだっけ?」
とふと思わされることもしばしばです。
実際、
一般的ユーザーに尋ねる
「いい飲食店」の基準が、
コロナ前の
「美味くて安いお店」から
「安心して食事ができる店」に代わり、
今や、一時的ではない
当たり前の価値観として、
しっかり根付いているとの話も聞きます。
例えば、
週末は「密」のイメージがあった
ショッピングモールの
フードコートなどを見ていると、
パーテーションや消毒液の噴射装置、
非接触の体温計など、
コロナ対策の設備について、
コロナ当初はいかにも
応急的な「仮置き」状態が多かったと
記憶していますが、
今では、
カジュアルな空間にはカジュアルな、
シックな空間にはシックなしつらえで溶け込み、
さらに新築店舗や、
フロア改装までを施した店舗では、
設置を前提とした空間設計を具現化していて、
「外食する」の目的の一つで
重要な要素、
「非日常の堪能」を
従来張りに
満たしてくれるレベルに到達しています。
コロナ対策は食中毒対策にも有効?
なにより、
もともとは
日本での食中毒の原因の
半数近くを占めるとして、
強く「衛生管理」を求められ続けてきた飲食業界ですから、
むしろこの機会に、
「安心して食事ができる」空間を
コンセプトとして打ち出すレベルの
鶏組みも重要かと思っています。
ちなみに、
厚生労働省が発表しております
「食中毒発生状況」の統計によると、
全体件数から
飲食店から発生した食中毒の割合は、
令和3年で25%を切っていて、
実数でもコロナ前(令和元年)の約半分、
大幅な営業自粛が多発した令和2年より2割減と、
目に見える数字をたたき出しているようです。
よかったら、
リンクを張りますので、
この根拠については、
実際の「食中毒統計資料」を見比べてみてください。
コロナ感染については、
かかってしまった本人にも原因はあるかもしれませんが、
食中毒は、
食べた側に(基本的に)過失はなく、
提供した側に責任が発生します。
つまり、
お店側がコロナ対策をしっかり行うほど、
食中毒の発生もより抑えられるわけです。
なので、
コロナの「蔓延防止策」を、
「安心安全を徹底するお店」の
裏付けの一つとして、
コストがかかるネガティブな「防御」から、
集客に繋がるポジティブな「攻撃」へと、
堂々と転じていくとよいでしょう。
衛生への鶏組みを、カジュアルに打ち出そう。
お店側でできることはまず、
近隣の席との距離感で不安を与えないように
「間隔に余裕を持たせる」
レイアウトづくりです。
コロナ前からお店を構えている経営者にとっては、
従来の計画とは異なる
マイナスの席数とはなりますが、
以前よりは
平均滞在時間も減っていると言いますし、
回転率を揚げる工夫や、
客単価を揚げる工夫を重ねながら、
うまく補填していきましょう。
そして、
せっかく席と席の間の余裕が生まれるわけですから、
「快適」と絶賛されるスマートな空間づくりを施し、
スタッフの働き甲斐の向上も含めて、
「余裕」を演出し、
テンションを揚げていきましょう。
あと、換気の徹底ですね。
最近は、カフェのインテリアのような
業務用空気清浄機も増えていますので、
主張するレベルのいいものの導入に踏み切ってもいいですし、
路面沿いのお店なら、
窓を開放し、空気の入れ替えと、
オープンテラス的な開放感を同時に演出する、
というのもひとつでしょう。
たまにドアを開放すれば、
「換気してますよー」というアピールと、
「入りやすいですよー」というアピールを同時にできます。
また、マスクやフェイスシールドを
スタッフが“正しく”着用しているのも、
確実に好印象ですし、
あまりにも業務用のツールだと
変な緊張感を生み出しますので、
もはや制服の一つとして、
昨日面とデザイン面を両立したものを
導入してみるのもいいでしょう。
そして、
スタッフが、スプレータイプの消毒剤を
さりげなく常備し、
気が付けば、軽く清掃作業をしている姿を見せれば、
目にするお客様の安心感にも積み重なるでしょう。
手指消毒や、
大声での会話を控えてもらうための促しも、
マニュアルとして共有し、
「皆様にこういうご協力をお願いしています」という、
さりげないPOP掲示なども
「ちゃんとしてますね」に繋がります。
もちろん、
スタッフが
「手洗い・うがい、検温を徹底しています」
という打ち出しもコロナ禍ではプラスです。
ちゃんとしている姿を
「見せる」ではなく「魅せる」、
あくまでも願うのは、
「感染対策」のない世界線ですが、
それまでの間、
未来にもつながる「これからのお客様」の信頼を、
競合店から一歩リードして、
今のうちにがっちりつかんでおきましょう。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。