コインランドリーの副業フランチャイズで稼ぐポイントは?|注意点は?
- フランチャイズ
- ノウハウ
- 解説
- 店舗経営
コンテンツ
最初に
この記事の要約
・副業コインランドリー経営のメリット、デメリット
・開業資金、運営資金の目安
・収益の目安
・おすすめのフランチャイズは?
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「コインランドリーFCで稼ぐポイント」
こんにちは。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
コインランドリーの副業フランチャイズには、
常にニーズがある、在庫リスクがない、人件費がほとんどかからない
などのメリットがあります。
ただ、かなりの資金が必要になるなど、特有の難しさもあります。
コインランドリーの副業フランチャイズのメリット5選
まずは副業としてコインランドリーのフランチャイズビジネスに取り組むメリットを挙げていきます。
1:人件費が非常に少ない
基本的にスタッフほとんどがいなくても経営できます。
1日数時間程度、掃除をしてくれる作業員を雇えばそれで成り立ちます。
2:高い利益率
人件費がほとんどかかりませんから利益率が高いです。
また、自分が持っているテナントや土地を使用して開業すれば家賃もカットできますから、さらに稼ぎやすくなります。
3:コインランドリー自体のニーズが安定している
一昔前は「自宅に洗濯機がない人」がコインランドリーの主な利用者層だったと言われています。
ですが近年では、「週末に一気に洗濯をしたい働く女性」が増えたり、コインランドリーが進化して布団や毛布などの特殊なものでも洗えるところが多くなったりしたことから、ニーズがさらに伸びていると見られています。
実際、厚生労働省のある調査では、2011年からの2年だけでコインランドリーの数が750カ所ほど増加していると分かっています。
4:在庫リスクがない
コインランドリーの仕組み上、在庫リスクはほぼゼロです。
しいて言えば洗剤は余るかもしれませんが、それでも大きな損失にはなりません。
5:人々に感謝されやすい
クリーニング店よりもリーズナブルですし、一回でたくさんの物を洗濯できますから人々に感謝されやすいと言えます。
直接的なメリットではないものの、オーナーとしてもモチベーションが上がりやすいことでしょう。
コインランドリーの副業フランチャイズのデメリット・注意点3選
続いてはデメリットを3つ挙げていきます。
初期投資金額が非常に大きい
これが最大のハードルとなるでしょう。
物件取得費、設備投資費などがありますから、副業レベルでも最低1000万円、高ければ4000~5000万円ほどの初期投資が必要となります。
ただ、リースや借入なども利用できます。
さらに中小企業経営強化税制を活かした、即時償却ができるプランを導入しているフランチャイズも少なくありません。
防犯カメラ+盗難保険が必要
コインランドリーと聞くと、衣類を盗まれる被害を連想する方が多いのではないでしょうか。もちろんそういった事件も確かに発生していますが、両替機が破壊される・お金を盗まれるといったリスクもあります。
そのため防犯カメラの設置が必要です。実際には防犯カメラのない(もしくはダミー)コインランドリーもありますが、特にひっそりとした場所にあるコインランドリーや、女性客が多い店舗などには欠かせません。
また、盗難保険に入っておくことも大事です。
天候の影響を受ける
雨天が続けば乾燥機の利用者が多くなり、晴天が続けば売上が落ちるなどの傾向にあります。だからといってどうすることもできませんが覚えておきましょう。
コインランドリーの副業フランチャイズに必要な開業資金・運用資金
先ほどもお伝えした通り、かなりの大金が必要となります。
具体的にはどの程度資金を用意しなければならないのでしょうか。
初期費用(開業資金)
あくまで副業として取り組むという前提で、「15坪」と仮定して計算します。これくらいの面積であれば管理しやすく、コストも比較的低くて済みます。
※これから挙げていく数値は全て目安です。フランチャイザーによっても大きく変わります。
物件取得費:180万円
工事費:380万円
設備費:1300万円
広告宣伝費:50~60万円
トータル:1900万円ほど
物件取得費:店舗を賃貸する場合に発生する費用。通常では家賃の6か月分(内訳は、家賃+前家賃+保証金+仲介手数料など)。
工事費:内装工事、給排水工事などをします。ただし金額は社会情勢などに大きく左右されますから気をつけてください。
設備費:上記は乾燥機7~8台+洗濯機3~4台ほどの費用です。ただし新品として計算していますから中古であればコストはかなり下がります。ですが安易に乾燥機や洗濯機を古いものにすると、リピーターが増えにくくなるかもしれません。
運営資金
こちらも15坪とします。
賃料:15万円
人件費:5万円
水道光熱費:13万円
消耗品費・雑費:5万円
トータル:40万円ほど
都市部で賃料15万円は厳しいかもしれませんが、地方であれば十分探せます。
ちなみに洗濯機や乾燥機を設置する関係上、コインランドリーは必ず1階で経営することになりますので覚えておきましょう。
水道光熱費ですが売上の4分の1くらいになると考えてください(ここでは売上を50万程度として算出しています)。
そして経営をするにあたって人件費、消耗品費、雑費などをどれくらいまで許容するかによって利益額が変わります。
いずれにしても地域やフランチャイザーなどによって初期費用・運営資金は大きく異なります。特にコインランドリービジネスは元々のコストが高いため、条件が変われば数百万円レベルの費用変動もあり得ると思ってください。
コインランドリーの副業フランチャイズではどれくらい稼げる?
コインランドリーの年間売上の平均は500~600万円程度です。
低い店舗でも300万円ほど、人気店であれば1000万円を超えることもあります。
それでいて人件費も労力もほとんどかからないわけですから、副業にはぴったりと言えるでしょう。
ちなみにコインランドリー経営の実質利回りは8~10%くらいとなります。
例えば新築不動産投資の利回りが4~5%程度ですから、コインランドリーフランチャイズの収益性はかなり高いと言えるでしょう。
コインランドリーの副業フランチャイズで稼ぐためのポイント4選
続いてコインランドリーの副業フランチャイズで利益を出すためのポイントを4つ紹介していきます。
軌道に乗ってくれば楽なビジネスなのですが、その段階にたどり着くまでの期間は長くなりやすいですから要点を抑えて進めていくことが大事です。
1:立地選定
最新の洗濯機・乾燥機などを導入していても、そもそも人々に見つけてもらえなければ失敗します。
また、良さそうな立地であっても、近隣にコインランドリーがいくつもある場合は厳しいかもしれません。特にコインランドリーに関しては、「とにかく洗えればいい」とだけ思っている人も多いため、きちんと個性をアピールしても乗り換えてくれない方が少なくありません。
そしてテナントを探す場合は、都市部であれば角地がチョイスするのがセオリーであり、2~3台分の駐車場が欲しいところです。
また、地方であれば、コンビニの跡地が最適です。間口が広い、ガラス張り、広い駐車場があるなど、コインランドリーに必要な条件をおおよそ満たしています。
2:その立地におけるニーズを調べる
開業する予定のエリアにおけるニーズを調べておくことも大事です。
一例として
「一戸建てが多い=家族世帯が多い=大型洗濯機が多いと良い」
「アパートが多い=一人暮らしが多い=小型洗濯機が多いと良い」
などと考えることができます。
ただ、コインランドリーユーザーの4~5割は、布団や毛布などの大きな物を洗濯するために足を運んでいると言われています。また、カーテンやカーペットを洗うために訪れる人も3~4割ほどいます。
ですからどのような立地・ニーズであっても大型洗濯機はほぼ必須です。
3:ライバルとの差別化を図る
「コインランドリーを乗り換えない人もいる」とお伝えしましたが、それでも差別化を図ることは大事です。
ただし例えば、清掃が行き届いている、監視カメラがあるなどは、「むしろそうでないと厳しい要素」でしかなく、個性とはまでは言い難いです。
ですが
・キャッシュレス決済
・無料Wi-Fiサービス
・メールサービス(乾燥や洗濯が終わるとメールが届く)
などであれば立派に個性となります。
特にキャッシュレス決済を導入すれば、現金を置かなくなりますから防犯にもなります。
4:週に1回程度は自分で店舗を回る
コインランドリーは清掃スタッフさえいればほぼ成立します。そのため自分ではほとんど店舗に足を運ばないオーナーも少なくありません。
ですがその清掃スタッフも完璧ではないかもしれません。
よくあるのが、
・洗剤投入口に石鹸カスが蓄積する
・機器の持ち手が汚れている
・店内外に蜘蛛の巣がある
という見落としです。上二つについてはユーザーもある程度許容すると思いますが、蜘蛛の巣があると一気に清潔感がなくなりますし、「怖いから行かない」という人も出るかもしれません。
清掃関連以外でも、自分の目で見るからこそ気づくことがあるかもしれません。
ですからいくら「自分の労力が少ない副業」というスタイルを目指していても、週に1回程度は店舗に行ってチェックすることをおすすめします。
コインランドリーの副業に向いているフランチャイズ3選
フランチャイズに加盟することで様々なサポートを受けられるようになります。
また、特に資金面の負担を和らげることができるフランチャイズを選べば、開業のハードルが大きく下がることでしょう。
それではおすすめのコインランドリーフランチャイズを3つ挙げていきます。
コインランドリーピエロ
・難度の高い東京におけるコインランドリー出店実績が多い
・関東をメインに展開しており都市部に強い
・既存店舗を承継開業ができる
本部のすでに成功している店舗を受け継いで開業することも可能です。収益化ができている店舗で経営できますから、成功する可能性はとても高いと言えます。
エムアイエスコインランドリー
・ロイヤリティなし&加盟金なし
・粗利70~80%を狙える
・コールセンターは24時間365日受付
・乾燥器や洗濯機の修理にも対応
下二つを見ても分かる通り、本部からのサポートが充実しています。
ふんわりキレイランドリーフルーフィー
・出店場所選びから運営まで本部が代行してくれる
・短期間で資金を償却しやすい
フランチャイザーが物件を提案してくれますから、立地選びに自信がない方にもおすすめです。
おわりに
コインランドリーに対するニーズは常に安定していますし、ランニングコストも低いですから副業としてもおすすめです。
まずは数あるコインランドリーフランチャイズを比較検討することから始めてみてはいかがでしょうか。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。