フランチャイズによる独立開業で失敗しないためのポイント
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最初に
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「フランチャイズで失敗しないためのポイント」
こんにちは。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
ここではフランチャイザーによる独立開業で失敗する原因や、
失敗を避けるためのポイントなどについて解説していきます。
フランチャイズによる独立開業で失敗する理由5選
まずはフランチャイズ開業で失敗する主な原因を5つ挙げていきます。
1:資金不足
特に多いのは
・開業資金がかかりすぎる
・ランニングコストが見積もりより多い
というものです。
希望的観測のもとで資金繰りをする人もいますが、それでは失敗します。
きちんと計算した上でお金を用意しましょう。
そして開業してからどうしてもお金が足りなくなった場合は、融資を受けることになるかもしれませんがそのまま泥沼状態になってもおかしくありません。
2:状況の変化
多いのは、
・近隣にライバル店や自社ブランドの店ができた
・市場環境が変わった
というものです。
特にコンビニについては近隣に自社ブランドの店舗が増えるのは全く珍しくありません。
ただ、日頃からきちんと客をファンにしていれば、ライバルが増えただけでピンチに陥ることはまずありません。
そして市場環境についてですが、例えば「電子書籍が普及して、紙の本の売上が下がる」などが該当します。
これに関しては「不運」ではなく「よくあること」と捉えて対応する必要があります。
3:契約条件を理解していない
特に多い「見逃しポイント」としては、
・競業避止義務(加盟中~解約後数年は同種または類似する事業を行ってはならないというルール)
・契約解除時のペナルティ(解約金など)
・サポート内容の範囲(「十分に助けてもらえなかった」と感じても、それが契約内容通りであるというケースも少なくありません)
などがあります。
ですから契約内容・契約書を熟読し、少しでも分からないことがあれば担当スタッフに質問しましょう。場合によっては弁護士などのプロフェッショナルに相談することも大事です。
4:オーナー自身の実力不足
特に多いのは、「人材マネジメント能力の不足」です。簡単に言えば、良い人材を雇ったり、育てたりする能力がないということです。
これまでサラリーマンなどとして大活躍していた方でも、この能力には欠けている場合もありますから「これほど優れた自分が独立開業すれば必ずうまくいく」などと油断するのは禁物です。
5:業種や本部選びの失敗
また、業種や本部選びの段階で失敗する人もいます。
具体的に言えば自分と相性の悪い業種を選択してしまったり、サポートのクオリティが低い本部をチョイスしてしまったりする方が少なくありません。
基本的に契約してからカバーすることはほぼできませんから、冷静に業種や本部の選定をすることが大事です。
フランチャイズによる独立開業での失敗を防ぐための4つのポイント
続いてはフランチャイズによる独立開業での失敗リスクを下げるためのポイントを4つ挙げていきます。
1:本部との関係性を良好に保つ
フランチャイズ本部はノウハウによるサポート、経営指導、ブランド力の提供など、様々な支援をしてくれます。
しかし、だからといって全てを本部任せにしていると失敗します。
実際には各加盟店のオーナーの委ねられている部分もかなりありますから、「本部の意向にきちんと従いつつ、可能な範囲で創意工夫・努力をする」という意識を持つことが大事です。
2:ターゲット設定に気を遣う
例えば日本の場合、少子高齢化が急速に進んでいますし、AIも台頭してきています。
こういった流れを読み取りつつ、消費者の動向も予想して、「ターゲット設定」を行うことが大事です。そのターゲットも柔軟に変えていくことが重要と言えます。
……と言いたいところですが、加盟店の立場ではそれはしにくいですから、フランチャイズによる独立開業をしたい人は「成長性のある業種」を見極めて本部を選ぶことが大切です。
3:開業資金が多すぎる業種は避ける
「十分な資金を用意する」という考え方も大事なのですが、そもそも「お金のかかりすぎる業種は避ける」という発想も重要です。
100万円以下で独立開業できるフランチャイズチェーンも少なくありませんから探してみてはいかがでしょうか。これなら自己資金だけで足りることでしょう。
そして金融機関などで融資を受けるのであれば、銀行などを複数あたって少しでも条件のいいところを選ぶことも大事です。
また、補助金や助成金をもらえる可能性もありますから、そちらも必ず調べてください。補助金・助成金は原則として返還しなくていいため逃す手はありません。
4:情報収集を怠らない・情報の精度に気を配る
「独立開業」はご自身の一生を左右する行動ですから、決して情報収集を怠ってはなりません。特に「店を運営する上でのリスク」については丁寧に調べ、リスクを回避する方法などを把握しておきたいところです。
また、「情報の正確性」にも気を配ってください。
「自分を加盟させたくて都合の良いことを言ってはいないだろうか」
「都合の悪い情報を伏せてはいないだろうか」
などの意識を持っておきましょう。
具体例を一つ出します。
開業前には「売上予測」が出ますが、「隣接店の売上」をベースにしている場合もあれば、「既存店の平均値」を基にしているケースもあります。また、地域の特性などを考慮せずに分析していると、「売上予測」と「実際の売上」に大きな差が出ることもあります。
ですから、たとえ本部から与えられた情報での鵜呑みにせず、「正確だろうか」と確かめる癖をつけましょう。
おわりに
サラリーマン(など)時代に優秀だった方の中にも、フランチャイズによる独立開業で失敗する人は少なくありません。
経営というフィールドでは「全て自己責任」となりますから、情報収集をしたり、大事な決断をする前に一度立ち止まって冷静になったりするなど、細心の注意を払いながら進んでいきましょう。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。