売上げを揚げよう~決済方法に幅を~
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最初に
この記事の要約
- キャッシュレスは、世の中の7割が導入
- 飲食店の導入率は高く、特に電子マネーが顕著
- 将来設計のためにも、検討そのものは無駄にならない
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「決済方法に幅を」
こんにちは。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
で、今日のテーマは
「決済方法に幅を」です。
ニコニコ現金払い、はもはや死語?
クレジットカードなどが
存在しない昭和の時代、
商品やサービスへの対価の支払いは、
「ニコニコ現金払い」が基本でした。
なぜ「ニコニコ」
というワードが用いられているかというと、
同じ現金商売にしても、
不安要素を含む「つけ払い」を用いず、
その場で持ち合わせている
現金で決済を済ませることで、
支払われる側が笑顔になれる、
結果、支払った側も笑顔になれる、
お互いに気持ちのいい取引だからだそうです。
また、
カード取引が一般的、お手軽となってからも、
結局売り手側にお金が届くまではタイムラグがあり、
資金調達上は実質「つけ払い」のようなもの、
しかも売り手側に手数料が発生しますから、
やはり、
「現金取引」の方が好ましい、
喜ばしいイメージというのは
継続していた気がします。
確かに現金は目に見えますし、
「受け取った」「支払った」という実感はありますよね。
硬貨は重みがありますし、
紙幣は紙質がよく、
偉人がプリントされているといった意味でも
重みを感じるやすひさですが、
こういった重みも今、
「お気軽さ」とは対極にある、
とされ始めているのかもしれません。
やすひさでもそう感じるなら、
今の20代、30代なんて、
「現金なんてマジ重いし、笑えないんだけど~」
という感覚かもしれませんし、
今のセリフ回し自体が
もはやオワコンかもしれません。
いや、オワコンというワードがもはやオワコン・・・
うーん、時代の流れは恐ろしいものです。
現金以外の決済方法としては、
主に企業取引の主流である
銀行振り込みは省くとして、
コロナ禍での非接触のやり取りへの意識も手伝ってか、
「キャッシュレス決済」が
ここ数年で一気に浸透してきてきました。
加速の背景は、
経済産業省の取り組みによる功績が色濃く、
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 電子マネー
- QRコード決済
といった、
カードや携帯電話、スマートフォンを
用いた支払方法を推進するために、
2019年10月から2020年6月までにかけて、
「キャッシュレス・ポイント還元事業」
というものを実施していましたし、
その節はやすひさも、お世話になりました(笑)
経産省のアンケートからも見えてくる現況
経済産業省では、
2021年1月27日~2021年3月31日を調査期間として、
全国、全業種1189社からアンケートを回収し、
「中小事業者におけるキャッシュレス決済手数料等の実態」を捉え、
その結果を発表、更新しています。
結果としては、
キャッシュレス導入率はおよそ7割で、
内訳としては、
クレジットカード、コード決済については
半数以上の事業者で導入されるものの、
電子マネーは4分の1程度とのことです。
「全体で7割?3割も現金?」
と思われるかもしれませんが、
サービス業や一次産業、製造業、建設業、 卸売業等
も含んだ集計ですので、
飲食店や小売業、観光業などに限って言えば、
キャッシュレス導入率は8割台後半、にまで上がります。
中でも、
客単価、BtoC比率によって、
- クレジットカード、
- 交通系電子マネー
- 日交通系電子マネー、
- コード決済、
の利用割合が変わってくるので、
自信の業態に併せて、現状を把握する必要が出てきます。
ちなみに、飲食店は
キャッシュレスの導入率は比較的高いのですが、
クレジットカードの導入だけは50%台と控えめです。
おそらく、観光業のクレジットカード比率が高いので、
居酒屋のような客単価が高い飲食店が押し上げ、
1000円以下のお気軽な客単価のお店は、
導入メリットが低いので引き下げている、
といったところでしょうか。
社会全体で見ても、
売上げ1000万未満の場合は、
極端に低いようです。
なお、
交通系電子マネーおよび非交通系電子マネーは、
社会全体で見ると
飲食業が高い導入比率を示しますが、
そもそもの率が30%台と低いので、
優位かどうかは、相対的な問題でしかありません。
ちなみに、
客単価が低く、
日常的に利用しがちな
飲食業、小売業については、
圧倒的にコード決済の導入状況が
7割近くと群を抜いています。
特に1000円~3000円未満程度の
客単価の業態が強いとのことで、
唐揚げを提供する飲食店は
まずコード決済を、
客単価が高い唐揚げ居酒屋なら、
カード決済の導入も・・・・
といった傾向がある、
で、そのようなニーズが確実にある、
という事実が見て取れます。
先行投資としてのお金の流れも見据えて
「キャッシュレス決済の未導入理由」
に目をやりますと、
「飲食店」については、
「手数料負担や資金繰り、初期費用負担」
の利益に関わる負担の問題が顕著で、
「導入メリットが不明」
「顧客からの要望がない」と
足踏みしているケースもまだまだあるようです。
確かに、年配客が中心のお客様が多い場合、
慣習からこれからも現金払いが主流でしょうし、
客単価、利益の低い業態であれば、
端末の導入に掛かる初期費用についても、
回収の不安が消化しきれないことでしょう。
なので、現状の客層、
狙うターゲットによっては、
安易な導入を控える、
というのも、ひとつの策ではあると思います。
なにより、
クレジットカード決済同様、
入金タイミングが後になることで、
仕入などの支払いにリスクが生じる、など
キャッシュレス決済の導入を躊躇する飲食店の方も多いのではないでしょうか。
「向こう3カ月は入金がなくてもお店が回る余剰資金が必要」
という話は、
過去の「飲食店開業」についての
心構え的なお話の中でもしていますが、
キャッシュレスを導入するなら、
そういった、
お金が滞らない流れづくりも、
見据えておく必要があります。
ともあれ、
支払方法の「多様化」は進んでます。
某社の独自アンケートによりますと、
Z世代の6割近くが
「財布を(できれば)持ち歩きたくない」と
考えている傾向もあるようです。
なにかのCMでの名台詞ですが
「(キャッシュレス決済出来ないなら)じゃあ、いいです~~」
が、
せっかくの「常連客へのきっかけ」を台無しにする状況を、
今後はより生み出しやすくなることでしょう。
導入キャンペーンなどによる、
手数料軽減のタイミングも狙いつつ、
確実性の高い先行投資として、
唐揚げを提供する飲食店は
まずコード決済を、
客単価が高い唐揚げ居酒屋なら、
カード決済の導入も・・・・
向き合って、考えてみてはいかがでしょうか。
なお、導入してくれる飲食店が増えると、
やすひさは嬉しいです。
ただ、「現金のみです」でも、
「(それでも)いいです~」と喜んで応じるほど
唐揚げ好きであることも、ご了承ください。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。