利益を揚げるために~客単価を揚げよう~
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最初に
この記事の要約
- 利益を揚げるために~客単価を揚げよう~
-
単価アップはお客様の共感ありき
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価格設定と選択肢に幅を
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アップセル&クロスセルというテクニックが肝
-
支払いの気軽さで、高単価のストレスを軽減
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この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「客単価を揚げる」
やすひさです。
今日、鶏・揚げるテーマは、
「利益を上(揚)げる」です。
そして、今回辿り着く結論を先出ししますと、
「売値=客単価を揚げよう」です。
この時点で、
「簡単に売値が増やせるならとっくにしてるわ!」
とがっかりされた方、
もしくは憤慨された方、
・・・落ち着いてください!そうでもないんです!
「利益」とは、
「収益」、いわゆる「売上」から
費用を差し引いた「残額」を意味します。
「売値」そして「売上」には、
シンプルな相互関係がありますし、
確かに「売値を増やした分だけ売り上げが揚がる」
という理屈は当たり前なのですが、
お客様にとっては、
シンプルにお得感が減る(ように見える)リスクが発生しますし、
このリスクを度外視すると、
あっさり「損失」への転落も十分にあり得ます。
ですので、
「目に見えるコスト」はもちろん、
「目に見えないコスト」を十分に把握したうえで、
ニーズの本質を捉えながら、
お客様のメリットを見える化しておく必要があるんですね。
労力に見合った見返りをいだたく、
その見返りを最大化することで、
その分が、いただいた方に還元される・・・
これは、
飲食業界を生きていくためはもちろん、
人間関係にも応用できる、処世術と言えるでしょう。
もらいっぱなしはダメ!絶対!
ということで今日は、
- まず、コストに向き合おうよ!
- 商品単価は、共感を得ながら揚げよう!
- 価格設定に幅を!
- 物理的な割り増しで、「せっかくなら」を創出!
- 他の商品を活かし、魅力を跳ね揚げ!
- お得意様には、明確なメリットを!
- 支払い面での躊躇を、決済の幅で軽減!
とブロック(肉?)を細か~~~く分けて、
「売値を揚げる」方法、模索していきます。
じゅわ~っと、
ご理解いただければ嬉しいです。
客単価を揚げよう
まず、コストに向き合おうよ!
売り上げは、
「売値」を設定した商品を販売した数だけ揚がります。
そしてその商品には、
「目に見えるコスト」と
「目に見えないコスト」が隠れています。
「目に見えるコスト」は、
主に材料費や人件費、家賃など、
商品に対してあらかじめ見積もっているものですが、
「目に見えないコスト」は、
「手数」が増えれば増えるほど、
時間や労力を浪費する、無尽蔵なものです。
ここで、
「目に見えないコスト」がかかりすぎている状況を
あえてスポーツ選手で例えるなら、
「手数」が多ければ多いほど、
試合の後半、スタミナが切れてきて、
「やられる」運命にあるボクサー、
と言えるでしょう。
商売にとってのスタミナは、
「お金」という意味も、たっぷり含んでいます。
ですので、
より確実に利益を揚げていくには、
同じ商品を同じ数販売するにも、
「後半」の余力、
スタミナ(お金)をあらかじめ用意しておいた方がいいわけで、
お客様のリスクを感じさせないまま、
「売値を揚げる」戦略を立てていくことが、
必要となってくるんです。
ちなみに、
ガリガ〇君の、
「やむを得ない苦渋の決断」CMは、
多くの共感を得ての値上げを実現させましたが、
あちらに関しては、
既に商品そのものが国民的な存在となっていて、
後世に残すべき「概念」レベルですから、
参考にするには、それ相応の熱心なファン層が不可欠な事例です。
二番煎じでもありますし、
そういった鶏ッキーな指南は、
ここでするつもりはありません(笑)
商品単価は、共感を得ながら揚げよう!
売値を揚げるには、
いくつかの手段があります。
最も現実的な手段は、
「素材が変わり、商品の質が格段に向上しました!」
などといった、
ポジティブなきっかけ、
新しい「付加価値」の提案です。
お客様に示す必要があるのは、
ガリガ〇君の例と同じく、
「納得のいく理由」に他なりません。
ですので、
まずはあなたのお店が、
お客様にとってどういう存在であり、
潜在的に何が求められているのかを捉える「目」が、
大事になります。
そして、商品そのものの付加価値を上げるには、
コストも増えてきおます。
そこをしっかり踏まえて、相対的な利益を生み出さなけければ、
値上げというきっかけを作った意味自体が薄れてしまいますので
注意が必要です。
価格設定に幅を持たせよう!
商売の世界では、
商品に対し、「松・竹・梅」3つの価格帯を用意すると、
多くの人が「竹」を選ぶ傾向にあると言われているようです。
質と価格がトレードオフであることを明確に示し、
お客様に洗濯をゆだねる販売方法は、
概ね「期待を裏切らない」、ポジティブな方向に進むでしょう。
あなたが最も売りたい商品を「竹」に据えて、
ユーザーのニーズを見定めることで、
新商品開発にどんどん繋げるのも、腕(肉)の見せ所です。
物理的な割り増しで、「せっかくなら」を創出!
商品の単価の見直しが難しい場合は、
他の商品との抱き合わせで
「客単価」全体を引き揚げるのも理想的です。
「注文するほどお得」なシステムの導入は、
お客様の「せっかくなら」感情を刺激します。
飲食店であれば、
まとめて注文でお得な「セットメニュー」や、
量が増えれば増えるほど、
単価的にお得な「大盛」サービスがそれにあたるでしょう。
他の商品を活かして、魅力を跳ね揚げ!
主力商品を枕にして
上のランクに位置する商品を提案し、
客単価を揚げる「アップセル」や、
「この商品を求めるファンの方はだいたいこれも注文されますよ」と、
「ついで」買いで客単価を揚げる「クロスセル」という
スタッフのテクニックも、
滋味に有効です。
嘘はもちろん、誇張表現はいけませんよ。
結果的に「よかった」と思ってもらわないと、
次はありませんから、
善意の提案のベストを模索しておきましょう。
お得意様には、明確なメリットを!
LINEアカウント登録や、
メルマガ登録など、
ファンという意思表示をした人への見返り(メリット)を明確化しましょう。
お得な情報が届いたり、
会員限定メニューや数量限定商品の先出し情報などを提供されると、
お客様の心理的には「特別」にあやかりたくなるものです。
なぜならやすひさも、特別扱いは大歓迎だからです!
支払い面での躊躇を、決済の幅で軽減!
今日び、
クレジットカード決済・ID決済の導入は、
飲食店でも当たり前になりつつあります。
お客様にとって「手間」が省けるのが最大のメリットですが、
現金に見て触れる生々しさがないからなのでしょうか。
高めの価格設定の商品へのアップグレードも、
気軽にされる傾向があると聞きます。
テイクアウト商品などであれば、
特に有効な選択肢の提案であると言えるでしょう。
世の中は、
世界情勢もあって、
物価の高騰などの情報が、
お客様の耳にもしっかり入っています。
当然、商品に対するお値段にもシビアになっていますので、
それを逆手に取り、納得のいく選択肢を提供できる、
「幅」を持つことが必要です。
「売値(客単価)を揚げる」
今回の課題を実現するには、
「お客様の満足度を揚げる」取り組みが、
トレードオフ、ということですね!
以上、やすひさてっぺいからのお知らせでした。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。