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『個室創作ダイニング パセプション』店主 林完治(はやしかんじ)さん

伊勢神宮奉納の品で「中日本味バラエティ部門」金賞!
三重県伊勢市『パセプション』の"伊勢甘タレからあげ"!

『個室創作ダイニング パセプション』店主 林完治(はやしかんじ)さん

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"伊勢志摩"グルメを開拓する和食系創作ダイニング!

2020年4月に催された「第11回からあげグランプリ®」において、「中日本味バラエティ部門」の金賞を獲得した『パセプション』は、三重県伊勢市に店舗を構え、"大人の隠れ家"として愛され続ける個室ダイニング。伊勢志摩の新鮮な魚介類を中心に彩る和食を越えた創作料理のラインナップは軽く100種類以上に及び、店名が意味する「気遣う」「気配る」にこだわり続けながら、"通算"27年の歴史を刻んでいます。

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店主は伊勢と志摩を隔てなく愛する55歳!

お話を伺った店主の林完治(はやしかんじ)さんは、伊勢市のお隣となる志摩市出身の55歳。1993年に開業したレストランバーを、現在の(和食中心の)創作ダイニングスタイルへ生まれ変わらせたのが2007年ということなので、2020年現在、林さん自身の年齢と経営者としての年数、前身のレストランバーと創作ダイニングの経営年数がほぼ半々という、絶妙なタイミングでの「からあげグランプリ®」金賞受賞を果たしています。余談ですが、記者(鼻毛の森)がシンガーソングライターに転身したのは28歳の時なのでデビュー年齢が同じ...勝手に親近感を沸かせましたが、これはあくまでも余談です(恐縮)

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受賞作「伊勢甘タレからあげ」の"本体"はシンプルの極み

『パセプション』のメニューには、豊富な海鮮系メニューに並ぶインパクトを持つ、もうひとつの"顔"があります。それが、今回の「からあげグランプリ®」金賞作品となる「伊勢甘タレからあげ」です。濃厚でしっとりとした特製のタレに負けず、なおかつケンカしないように、唐揚げ"本体"は、下味ゼロ&片栗粉(のみ)まぶしで、"カリッとジューシー"だけを求めて揚げられています。

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和風スパイスの利いた、伊勢たまり醤油ベースの甘タレが決め手!

今回の「バラエティ部門」受賞の決定打となった"仕上げ"パートは、「伊勢たまり醤油」を用い、和風スパイスを利かせた特製甘タレの存在が全て。伊勢神宮にも奉納され、今や伊勢のご当地グルメとしての認知も高まってきた「伊勢甘タレからあげ」ですが、こちらもまた、『パセプション』発祥の創作メニューです。工程の中では卵を使っておらず、アレルギー持ちでも安心していただける、優しく上品な逸品に仕上げているそうです。
※卵好きなら、タルタルソースをかけて食べるのがおススメ!

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グランプリ初参戦は、ご当地発信のために。

「中間発表では名前も出てなかったので、受賞の瞬間は手を上げて喜びました!」と、表彰式での逆転劇を振り返る林さん。自身で異業種交流会『チームコネクト』を立ち上げるなど、地域貢献を行動原理としてきた彼は、「伊勢甘タレからあげの美味しさを、少しでも沢山の方々に知ってもらいたい」との純粋な思いから今回の「からあげグランプリ®」初参戦に至ったそうで...今回のドラマチックな金賞受賞劇は、地域(伊勢)にとっても大きなインパクトとなったに違いありません。

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本格的な伊勢のソウルフードとして、さらなる進化を!

「この唐揚げ(伊勢甘タレからあげ)を、子どもたちにも喜ばれる伊勢のソウルフードとして、より長く、より大切に育てていきたいです。」と、未来への思いを語ってくれた林さん。その新たなアレンジレシピとして、唐揚げ仕様としては(おそらく)全国初の「ひつまぶし」メニューを(金賞受賞記念として)完成させたそうで...創作ダイニングならではのバイタリティにただただ感服しました。こんなん...絶対うまいですやん!


最後に一言聞いてみました。
林さんにとって唐揚げとは..."子供を喜ばせる商品"である


店名:個室創作ダイニング パセプション
住所:三重県伊勢市小俣町元町18
アクセス:国道23号線伊勢方面、宮川大橋手前の県道511号を小俣方面に曲り、400m先右手/近鉄山田線小俣駅から徒歩5分
HP:http://www.perception1993.com/
取材・文章 鼻筆の森(※鼻毛の森)
掲載日:2020年6月25日掲載

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