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唐揚人

レジェンドに学ぶ編Vol.８『ジョニーのからあげ』四条烏丸店・荒巻白虎さん

令和3年、日本一の唐揚げ店を決める「からあげグランプリ®」は"第12回"を数え、干支も一回り！毎年現れるニューフェイスが確実に全国区へと躍り出る実績も豊かなアワードは、飲食業界全体の盛り揚げにも"大きな一役"を買っています。そんな、規模と展開の拡大が止まらない「からあげグランプリ®」で "最高金賞"の称号を獲得しながらも、さらなる高みを目指す"レジェンド店"があります。まさに "唐揚人of唐揚人"と呼べる最高の揚げ師に、その生き様を聞きました。

「中日本しょうゆダレ」部門で最高金賞7回！
『ジョニーのからあげ』四条烏丸店・荒巻白虎（あらまきびゃっこ）さん

今回鶏揚げる（取り上げる）のは美食都市の新店舗を担う43歳！

今回ピックアップする"唐揚人of唐揚人"は、2021年6月にオープンする最高金賞店『ジョニーのからあげ』の新店舗「京都烏丸店」の"顔"荒巻白虎（あらまきびゃっこ）さん、京都出身の43歳です。大手空調メーカーを退職後、海外生活を経て飲食（居酒屋）の世界に飛び込んだ経歴を持つ彼は、成熟した食文化を持つ街のど真ん中に「からあげ」で凱旋すべく、取材時点（2021年5月）では、「東梅田店」で（修業の）絶賛最終仕上げ中でした。

「ジョニー」は"3年連続"最高金賞2回を飾った大看板

「大分のうまいからあげを関西に広めたい」という思いを抱く創業者が、（2008年に）兵庫県伊丹市での「本店」からスタートさせた『ジョニーのからあげ』は、今や全国に50店舗以上を構え、関西エリアを軸に、関東や東北、中京、中国四国、九州の唐揚げファンに"揚げたて"を提供しています。
ちなみに「からあげグランプリ®」での実績をまとめると、第2回（2011年）の初エントリーで「西日本しょうゆダレ部門」金賞受賞を果たし、「中日本」へとブロックが変わった第3回（2012年）から第5回（2014年）までは3年連続最高金賞、第8回（2017年）を挟んで、第10回（2019年）から第12回（2020年）までも再び3年連続で最高金賞に輝くという、計7回に及ぶ大快挙を成し遂げています。また、最高金賞を逃した年ももれなく金賞を獲得しており、受賞自体は11年連続・・・『ジョニーのからあげ』は、まさに日本の唐揚げ界をリードする唐揚げ店の一つなのです。

大分仕込みの本格唐揚げには、鹿児島県産鶏を使用

『ジョニーのからあげ』は、味付け、仕込みを本場・大分のセントラルキッチンで行っており、どの店舗でも安定の"聖地の味"を提供できるシステムが構築されています。一度も冷凍することなく３日間秘伝のタレに漬け込んだ鹿児島県産ハーブ鳥の生肉には中まで味が浸透しており、店舗で薄衣に包み、サクッと仕上げることで、"ブレ"とは無縁の「からあげ」が完成するのです。

旨味エキスが染み出す「骨付き」がおススメ

屋号と同じ「ジョニーのからあげ」を名乗る看板メニューは、ぶつ切りの"骨付き唐揚げ"です。切られた骨がダシとなり、旨みが肉全体に染みわたることで、鹿児島県産ハーブ鶏の真髄を感じ取ることができます。これを軸に展開する多彩な部位、味付けの「からあげ」を併せてオーダーすれば、まさに"ジョニーのフルコース"が完成します。

期待が原動力となり、応え続ければ道となる

インターネット投票が運命を左右する「からあげグランプリ®」において、熱量の高い関西のグルメファンの心を掴んだ『ジョニーのからあげ』の支持基盤は、2021年現在、盤石すぎるものとなっています。荒巻さんは、「投票数はお客さまからの期待の数だと受け止めていますので、そのひとつひとつの期待に応えるべく、からあげ道に邁進する思いです。」と真摯な思いを吐露してくれました。11年連続金賞以上という『ジョニーのからあげ』の大看板の一つを背負うその背中には、確かな決意とオーラが漂いまくってました。

これからも"からあげの輪"を広げるために！

「全国のからあげファン、ならびにグランプリ金賞を目指す全国の唐揚げ店にメッセージを！」という問いかけに、「世界に広げよう！からあげの輪！」とユーモアたっぷりに応えてくれた荒巻さんですが、海外生活経験のある彼の言葉となるとなんだか説得力があります。英会話を趣味とする抜群のコミュニケーション力は、観光都市・京都ともベストマッチ。「京都烏丸店」は、日本一の唐揚げ店が"世界のジョニー"に躍進する、起爆剤となってくれることでしょう。