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唐揚人

レジェンドに学ぶ編Vol.3『からあげ専門店 鶏笑(本店)』店主・植元裕太さん

令和2年、日本"一"の唐揚げ店を決める「からあげグランプリ®」は"第11回"の大節目を迎えました。毎年現れるニューフェイスが確実に全国区へと躍り出る実績も豊かなアワードは、飲食業界全体の盛り揚げにも"大きな一役"を買っています。そんな、規模と展開の拡大が止まらない「からあげグランプリ®」で "最高金賞"の称号を獲得しながらも、さらなる高みを目指す"レジェンド店"があります。まさに "唐揚人of唐揚人"と呼べる最高の揚げ師に、その生き様を聞きました。



「東日本しょうゆダレ」&「チキン南蛮」部門で最高金賞!
埼玉県さいたま市『からあげ専門店 鶏笑(本店)』店主・植元裕太さん



店主は"好き"に人生を捧げた"仕事人間"

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今回ピックアップする"唐揚人of唐揚人"は『からあげ専門店 鶏笑(とりしょう)』店主の植元裕太さん、埼玉県川越市出身の37歳(※2020年9月時点)です。趣味を聞くと「ゴルフです」と即答してくれましたが、その理由を聞くと「相手との理想的な距離感でコミュニケーションが取れる上、目標に向かってスコアを縮める努力が楽しい」と屈託のない笑顔で...それはもう、仕事のスタンスですやん(笑)


創業10年で、1店舗→180店舗の大看板に


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「30歳までに独立して生計を立てたい」と考えていた若き日の植元さんは、営業系の会社で6年ほどの社会人経験を積んだ後、2010年に埼玉県さいたま市(浦和)で『からあげ専門店 鶏笑』の本店をオープンさせています。これは、現在の大阪本社の代表・名越氏との出会い・呼びかけがあっての大転身でした。
聖地・大分県中津市の名店で学んでベースを築き、早々に「からあげグランプリ®」の「東日本しょうゆダレ部門」で金賞を受賞したことで、人気店の仲間入り。そして開業5年目で大阪本社との連携によって本格的な全国進出をはじめ、2020年現在には、国内外に180店舗以上の『鶏笑』が...なにこの爆速展開(笑)


はじまりは、聖地・中津の王道(あっさり)醤油味

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「鶏笑」の唐揚げの"基本形"は飽きのこないあっさりしょうゆ味。鶏肉は全て国産若鶏を使用していて、注文を受けてから揚げる為、いつでも出来立てで食べられる"本場スタイル"です。定番の「モモ」もさることながら、ジューシーで栄養価の高い「ムネ」もリピーターが多いのだそう。




段階を踏んだエントリーで、最高金賞へ到達

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「第2回からあげグランプリ®」の「東しょうゆダレ部門」での金賞獲得で、"王道"の美味を示した『鶏笑』は、店自慢の「チキン南蛮」で"お墨付き"を獲得するべく、エントリー部門の変更に踏み切ります。そして、ジューシーで柔らかい「ムネ」に、甘酢ダレとタルタルソースを重ねた美味が評価され、「第8回からあげグランプリ®」での最高金賞まで到達するのです。



取り(鶏)こぼしなく、2部門目の最高金賞も!

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そして、「第10回からあげグランプリ®」では、『鶏笑』の躍進の原点となった「東しょうゆダレ部門」に再びエントリー替えし、こちらでも悲願の最高金賞を獲得しています。ここで、いかにも"個人店の唐揚げ好き店長"っぽい素朴なオーラで、フレッシュすぎるメディア対応を行っていた旧・植元さんの写真をごらんください(笑)


隆盛を支える、"金賞店"の称号の説得力

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初・金賞受賞(第2回)の瞬間の気持ちを聞くと、「鶏笑の存在感が出始めたと思えて嬉しかったです。」と振り返ってくれた植元さん。「そして、受賞を重ねるごとにお客様も増え、売上げも徐々に上がってくるのが実感出来ました。今年の受賞を含め、エントリーで9年連続金賞受賞となりましたので、箔がついたように思います。」とグランプリ効果を"重ね重ね"実感している様子です。


どこにいても「鶏」で「笑」える未来をお届け!

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2020年の「第11回からあげグランプリ®」では「味バラエティ部門」にエントリー替えし、初参戦ながらもしっかりと金賞を獲得している『鶏笑』。「どこで食べても美味しく、笑顔になれる唐揚げを、愛情と情熱をもって作り、伝え続けたい」と語る植元さんの挑戦はまだまだ続きます。揚げたてアツアツをお店ごと届けてくれる新時代の"お取り寄せグルメ"、これからもっと(店舗拡大で)身近になってくれそうですね!



最後に一言聞いてみました。
植元さんにとって唐揚げとは...‟ビジネス"である



店名:からあげ専門店 鶏笑本店
住所:埼玉県さいたま市緑区原山2-5-26
アクセス:浦和駅東口より、車で約10分.
HP:https://nis-torisho.com/
取材・文章 鼻筆の森(※鼻毛の森)
掲載日:2020年10月7日掲載

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