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唐揚人

周辺の唐揚人編 Vol.1　声優・有野いくさん

"からあげブーム"にとって、揚げ師とファンの存在が不可欠なことは常識の範疇ですが、その周辺には、あらゆるカタチ、なにかしらのカタチでシーンの盛り上がりに貢献する人々がいます。
この"周辺の人" 編では、「日本唐揚協会」が選定したバラエティに富んだ人材を、「唐揚人」として紹介します。

7年連続ベストカラアゲニスト！声優・有野いくさん
●「女性声優部門」7連覇中のからあげアイドル！

今回、紹介する「周辺の唐揚人」第二弾は"からあげアイドル"です！
「日本唐揚協会」が毎年4月に催す「からあげグランプリ®」（授賞式）には、唐揚げの認知、唐揚げ界の発展に大きく貢献したインフルエンサー（著名人）を投票で決定する「ベストカラアゲニスト」賞もあるのですが、「女性声優部門」で2015年の新設以来の7連覇・・・結果的に栄誉を独占しちゃってるのが、こちらの「有野いく」さんとなるのです！

●唐揚げにハマったのは高校時代！

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まず"唐揚げにハマるきっかけ"について伺ってみると、「生まれた瞬間に唐揚げを握りしめていました！」と笑顔で答えた有野さん。直後に「冗談ですよ」と切り返し、場を和ませる気遣いを見せてくれましたが、既に「握りしめてたんだろうなあ」と納得してメモを取っている自分がいました（笑）

というのも、記者（鼻毛の森）が有野さんと初めて対面したのは2013年に開催された大分県中津市での「からあげフェスティバル」なのですが、以降、たびたびイベントで共演してはいるものの、打ち上げ等も含め、彼女が唐揚げ以外を食べている姿をあまり見たことがないのです。

実際は、「高校の時にバイトしていたお弁当屋さんの唐揚げが美味しくてウットリ (鶏だけに)し、唐揚げ研究が始まりました。」というシンプルな理由だそうで、とはいえ、そこから国内外を問わない約3500店を食べ歩いたのだから、逆に原点となったお弁当屋さんが気になって仕方ありません。絶対美味いし。

●好きが高じて、唐揚げインフルエンサーの道へ。

もともと「食べること」と「伝えること」の両方が好きだった有野さんは、美味しかった唐揚げ店を自身のSNSやメディアで積極的に発信するようになり、やがて「唐揚げが好きすぎてヤバい」アイドルとして一目を置かれる存在になります。

そして、バラエティ番組だけでなく、情報系のテレビ番組にも出演を重ね、その知名度は着実に全国区となっていくのです。

もともと、全国でチェーン展開されるパソコンショップの店内ナレーションを務めるなど、本来の声優の仕事も順調であったにも拘わらず、世間が抱く印象は「唐揚げの人」なのだから、「唐揚げ」がいかに国民食なのか・・・も思い知ります（笑）

●11年前、ついに出会ってしまった「日本唐揚協会」

有野さんの「ベストカラアゲニスト」初選出は2015年となりますが、「日本唐揚協会」との出会い、接触について詳しく聞くと「2010年7月21日！」と日時まで明言してくれました。

なんでもその日は「からあげカーニバル2010 in 横浜」にプライベートで訪れていたそうで、まだ出会ったことのない専門店の唐揚げを堪能しつつ、唐揚げとのツーショット写真を撮りまくっている中、会場内でたまたま「日本唐揚協会」会長・やすひさ氏と専務・八木氏を見かけ、「ネットでしか見たことのない唐揚げの人たちだ！」と緊張しつつも話しかけたのが、初対面なのだそう。

有野さんが「まさにそれが今に繋がる全てのはじまりです！」と振り返る通り、その後、いちゲストに留まらず、司会者としても協会関連イベントに呼ばれるように。そう、「からあげグランプリ」「からあげフェスティバル、」「からあげカーニバル」「からあげ検定」など、斬新な取り組みで拡大する「日本唐揚協会」と並走するのように、有野さんの活躍の場も広がっていったのです。

●協会の躍進は、自身の活動への最大の刺激。

至近距離で協会の躍進を見届ける中で「企業さんも巻き込んで、唐揚げの情報を伝えながら共にしっかり経済回しているのがかっこいいんです。」と、常に刺激を受けていると熱弁する有野さん。

満を持して「ベストカラアゲニスト」に選ばれた瞬間も、口を押さえながら「ただ信じられず、ベタなリアクションしかできませんでした（笑）」とその重みをかみしめたのだそう。「いつも応援してくださっている方や、お仕事関係の方、親しい友人、家族までもが投票したよー！って言ってくれて、感謝しかないです。」と、色褪せることのない、万感の思いを述べてくれました。

●これからも、唐揚げと共に。

「私の唐揚げ人生において、日本唐揚協会と出会えたことは奇跡のように運がよく、幸せなことだと感じています。」と語る有野さんは、「ベストカラアゲニストの称号は自分自身の活力なので、これからも受賞したいです。」と決意を新たにします。

唐揚げを発信し続けるための第一条件は「健康」と念頭に置き、「死ぬ直前まで唐揚げを食べていられるために、あらゆる生活をささげています。」とのこと...アイドルと言うより、もはやアスリートですね（笑）