売上げを揚げよう~目を引くメニュー写真を/後編~
- ノウハウ
- 解説
- 利益UP
- 販売数UP
コンテンツ
最初に
この記事の要約
- よい写真は「立体感」があるに限る
- 光のある場所を探すor作るのがコツ
- 半逆光は簡単(100円)に作れる
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「目を引くメニュー写真を/後編」
お世話になります。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさのじっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
今日のお題は、さっそくですが、
「目を引くメニュー写真を」後編です。
プロっ“ぽい”メニュー写真を撮りまくるメリット
実際に口にしないとわからない
食べ物や飲み物の「味」、
そんなメニューの最大の魅力を事前に予感させるツールの一つとして、
「写真」は重要な役割を果たしてくれます。
「写真」がよければよいほど「美味しそう」という、
期待値は揚がるものです。
もちろん、
被写体自体の彩り、レイアウトも大事ですが、
競合とさほど差異がない同じような被写体、
いわゆる「唐揚げ」のような茶系のビジュアルの場合は、
画質勝負、の色合いが濃くなります。
カリっと(コントラスト)感、
アツアツ(ゆげ)感、ジューシー(しずる)感、
これらを静止画で「はっきり」表現するためには、
一つ一つのディティールを「くっきり」映し出す必要があり、
カメラの技術、機材を揚げていく、などの工夫が必要となってくるわけです。
とはいうものの、
前編では、
ただ単純にプロカメラマンやプロ機材に資金を費やし、
原価に影響を及ぼすリスクまで背負う必要があるのか、
というお話もしました。
SNSなどで、
日々真新しい写真をアップする必要も出てきているこの大ビジュアル時代、
更新頻度を揚げながら、という点でも、
ある程度のクオリティの写真を「さくっ」と量産できる状況を「じゅわっ」と整えておく方が、
よいこともあるでしょう。
要するに、
スマートフォンや、趣味のデジカメでも良き写真を撮る工夫をしましょう、
それで足りないものは、また改めて…というお話なわけです。
「はっきり」「くっきり」を
写真で表現するには「明るさ」の確保が鍵、
今日は、カメラ性能やスキルの差を埋める、
写真の撮り方について、おさらいしていきましょう。
光は、少しすかした「半逆」で当てる。
「はっきり」と「くっきり」を意図的にするには、
「明るさ」を揚げる「光」を用意することが不可欠です。
その方法は2つ、
「メニューを置く場所に光を作る」か
「光のある場所にメニューを持っていく」で、
前者の場合は照明機材などが必要となってきます。
光の強さや色味、
角度を自在にコントロールできるという、
メリットがある機材ですが、
この方法はスマホや安価なデジカメなどで
「簡単に撮影する」という
今回のブログの意図には合わないため、
「光のある場所にメニューを持っていく」方法一択で、
考えていきましょう。
ポイントはシンプル、
「明るい時間に窓側で」がマストです。
自然の素材を多く用いるフードメニューを
美味しそうに魅せるために必要な光…
それは結局、
自然光に勝るものはありません。
暗い場所の撮影でも、
カメラにフラッシュがついていれば大丈夫、
と思われがちですが、
その場合、
正面から光が当たる「順光」での撮影となり、
これは、食べ物の撮影において、
「のっぺり」感が際立つ、
もっとも逆効果な方法なんです。
写真は「逆光」が大敵、と言われがちですが、
実は食べ物の撮影に関しては「順光」よりはましで、
最も理想的な光が差し込む位置が
後方斜め45度からの「半逆光」と言われています。
手前側と逆サイド側のお皿部分の陰がしっかり入ることで
全体の立体感が生まれ、
お皿の上の食べ物にしっかり光が当たることで、
食べ物に艶感が生まれます。
そして、この陰と陽の差異が、
「はっきり」と「くっきり」を生み出すわけです。
人工的に光を当てるにしても、
後ろ斜め45度から「当てる」ことが大事。
この効果は、炭酸ドリンクや、ビールを撮影してみると明白ですよ!
スマートフォンや市販のデジカメは最近、
高画質なモデルが多いですが、
オートフォーカスで撮影します。
暗い場所に対しては、
画質を下げて、シャッタースピードを上げることで
同じような快適な撮り味を確保するので、
結果、写真の画質を落としてしまいます。
明るい光、できれば自然光を
後ろ斜め45度から「当てる」、
後ろ斜め45度からの自然光が「当たる」
ポイントを何カ所か決めておけば、
美味しそうなメニュー写真を
何種類も撮影することができるでしょう。
光のコントロールは、ただ同然でもできる
さてここまでは、
撮影の際は「半逆光」の「自然光」がベスト、
という話をしました。
この「半逆光」をより効果的に
活かし切るためのテクニックを、いくつか、説明しておきます。
まずは、お店の照明はなるべく消してしまうことです。
テーブルでの撮影になりがちですが、
テーブルライトは不自然な光をプラスするので、
「のっぺり」感を後押しします。
そして、
「半逆光」が強すぎることで
生まれる、コントラストの激しさを調整するために、
光に対して真正面側に、
光を反射させる(A4サイズの2つ折り)を置くことがポイント。
プロのツールはお高い、と感じがちですが、
A4サイズ程度の2つ折りというお手軽サイズは、
ネット通販で1000円ぐらいで出回っています。
まあ、厚紙での手作りでも十分なのですが、
実は某100円ショップでは「手芸用品」コーナーで、
クラフト作品撮影グッズとして販売されていて、
手作りよりもコスパがよかったりします。
また「半逆光」そのものを和らげるには、
レースのカーテンもあれば有効です。
自然な「散光」効果が得られることで、
柔らかいテイストの写真を撮ることができます。
最後に、小物を絡めたレイアウトについても軽く触れますが、
自分が見て「揚がる」、
食べる想像ができる組み合わせです。
不自然なオシャレ感は「半逆」効果ですので、ご注意ください。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。