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飲食店経営で年収1億円を目指す方法は?|年収の目安は?

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飲食店経営で年収1億円を目指す方法は?|年収の目安は?

最初に

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「飲食店経営で年収1億を目指す方法」

こんにちは。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

飲食店経営者に興味がある人は、やはり「年収はどれくらい?」「1億円を目指すことはできる?」などのことが気になるはずです。

そこでここでは飲食店経営者の年収の目安や、安定して稼ぐ方法などについて解説していきます。

飲食店経営者の年収は?年収1億円は可能?

飲食店の70~80%はオープンから10年以内で廃業していますし、中には1年も経たずに消滅する店もあります。

また、飲食店の開業をするのは資金さえあれば意外と簡単であるものの、だからこそライバルが多くなりやすいです。しばらく順調に経営していてリピーターも獲得できていても、強力な同業他社が登場すれば根こそぎ奪われるケースもあります
そして不景気やトレンドなどの影響が及びやすい業界でもありますから、サービスの質が全く落ちていなくても年収が下がっていく可能性もあります。

さらに光熱費、設備費、家賃、人件費などが大きくなりやすいですから、利益を出し続けなければいわゆる自転車操業になっていく場合も多いです。
「そうなる前に店を畳む方がまだいい」と感じるかもしれませんが、廃業にもコスト(原状回復費用など)がかかりますから簡単ではありません。
さらにフランチャイズチェーンに属する形で開業したケースでは、契約期間が終わるまで撤退できないのが普通です(絶対に撤退できないというパターンは少ないですが、安くはない解約料が発生します)。

ですが安定して利益を出せるようになれば「人気が人気を呼ぶ」という状態になり、どんどん年収を上げていきやすいですし、年収1億円以上を目指すことも夢ではありません。

飲食店経営者の年収|年商1億円でも年収1000万円に届かない?

それでは飲食店経営者の年収を紹介します。

「年収の紹介」というよりは、「この年商なら年収はこれくらい」という目安をお伝えします。

年収と年商の違いは以下の通りです。

年商:年間の全売上
年収:年間の総収入

それでは見ていきましょう。

年商2000万円:年収440万円
年商4000万円:年収560万円
年商6000万円:年収640万円
年商8000万円:年収720万円
年商1億円:年収840万円
年商3億円:年収1500万円

飲食店の形態や経営方針によって変わりますが、おおよそ「年商の5~20%=年収」ということになります。また、年商が上がるにつれて、このパーセンテージは下がるものです。
(年商をアピールするビジネスマンは多いですが、本当は年収を見るべきと言えます)

飲食店経営者として「会社員の平均年収よりやや上」の年収500万円を目指すのであれば、年商は4000万円程度、年収1000万円であれば年商1億円程度は欲しいところです。

また、これも店の形態によるものの「単独店舗での年収」の限界は1000万円ほどとなります。
ですから年収1億円を突破したい場合は複数店舗経営をしましょう。目安として店舗数が二ケタになれば年収1億円が見えてきます。

飲食店経営者の平均年収は?|1億円プレイヤーは少ない

それでは飲食店経営者の平均年収を見ていきましょう。
業態によって差があります。

居酒屋:300~2500万円
定食屋:240~400万円
レストラン:400~600万円
カフェ:200~900万円
ラーメン:600~800万円
バー:200~350万円

この平均年収を見ても1億円プレイヤーがいかに少ないかお分かりいただけるはずです。

さて、「平均」とは言ってもかなりばらつきが大きいです。
これには「経営店舗数」や「フランチャイズチェーンに登録しているかどうか」などが密接に関係しています。

例えば居酒屋に関しては、大きな店舗を複数経営しているのであれば、年収1億円を超えていてもおかしくありません。
逆に小規模な居酒屋を1店舗経営しているだけであれば、年収は数百万円になる可能性が高いです。
もちろん「オーナーとして目指しているもの」が最初から違うでしょうから、どちらが優れているのか比較するような話ではありません。
(いずれにしても明確な目標を決めて飲食店経営をすることが大事です)

また、知名度の高い全国展開のフランチャイズチェーン店舗については、経営者の平均年収は高い傾向にあります。そもそも店として有名であり、「集客」にあまり力を入れることがないため年収も安定しやすいからです。
ただ、基本的にフランチャイズ本部の意向に従うことになりますから、爆発的に年収を伸ばすのも難しいと言えます。

飲食店経営者が年収を安定させて、年収1億円を目指ための5つポイント

それでは飲食店経営者が年収を安定・向上させるためのポイントを5つ挙げていきます。オープンしてから取り掛かっても遅い要素も多いですから、早めに取り組みましょう。

1:資金繰りについて

飲食店をオープンさせるためには、敷金・礼金、設備費、内装工事費など様々な初期投資がかかります。業態にもよりますが少なくとも1000万円は必要と考えてください。
自己資金だけで賄えるのであれば(利息もかかりませんから)そうするべきですが、大半の方にとっては難しいことでしょう。
不足する分は銀行融資や補助金制度・助成金制度などによってカバーすることになります。特に補助金・助成金には返済義務のないものが多いですから活用しましょう。

また、食材の仕入れ費用、人件費、光熱費、広告宣伝費などのランニングコストも発生します。このコストに関する見通しが甘いと、年収が下がるどころか赤字になるかもしれませんから気をつけてください。

そして資金に関するトラブル(売上が伸びない、仕入れ費用の高騰など)が起きたときの対処方法もできるだけ細かく決めておくことが大事です。

2:複数店舗経営をする

先述の通り、飲食店経営者として年収1億円を目指すのであれば複数店舗経営はほぼ必須です。物理的に考えて単独店舗で年収1億円を達成できるはずがありません。

ただしいきなり複数店舗を開業するのはやめましょう。軌道に乗らなければ大きな損失を抱えることになり得るからです。
ただ、本気で年収1億円を突破したい場合は、どのように店舗を増やしていくのか最初から考えておくべきです。

また、単に複数店舗展開をするだけでなく、2店舗目以降は規模を変えたり、移動販売形式にしたりと色々と工夫できます。
さらに「店舗」ではありませんが、扱うメニューによってはオンライン販売をするのもいいでしょう。

3:1店舗あたりの売上の限度を把握する

先ほど「単独店舗で年収1億円を達成できるはずがない」と言いましたが、「1億円は不可能」というレベルではなく、もっと正確に「1店舗あたりの売上限度」を把握しておきましょう。

そうすれば無理をすることがなくなります。
強引なやり方で売上を伸ばしても長続きしませんし、客が離れていくかもしれません。それよりも明確に売上目標を決めてコツコツそれを達成することを目指す方が結果的に年収はアップします。

特に激安キャンペーンを行う飲食店経営者は少なくありませんが、それで無理矢理回転率を上げても長期的に見て結果はついてこないでしょう。また、回転率がアップすれば忙しくなりますからスタッフからの信頼を失うことになるかもしれません。

4:自分が現場から抜けるためのビジョンを持っておく

特に複数店舗経営をする場合、飲食店経営者本人がいつまでも現場に出ているわけにはいきません。
経営者の一番の仕事は文字通り「経営」です。一連の業務は各従業員に任せ、オーナーは競合他社の分析、宣伝活動、メニュー開発などをすることが大事です。

ただ、いきなり経営だけに専念することはできないことでしょう。
ですから現場で働きつつも、「将来的にどのように現場から抜けるか」のビジョンを持っておく必要があると言えます。

5:飲食店経営に関する勉強・情報収集をし続ける

飲食業界はコロナウイルス、周辺環境の変化、広告宣伝、景気、トレンドなど様々な要素による影響が出やすいです。
年収1億円を超え、メディアに出るような飲食店経営者でも、その陰では常に情報収集や勉強をし「次にどうするか」を考えています。

それができないと自転車操業や赤字経営が続いて、時給換算で最低賃金以下になったり、負債が膨らみ続けたりする可能性が高いです。そして一度軌道に乗ったとしても、どこかで転落するケースもありますから油断はできません。

また、年収1億円と言いましたが、「小規模単独店舗で年収数百万円を目指す」というパターンでもこれは変わりません。

おわりに

ここまで飲食店経営者の年収・年商の目安や、安定経営をするための方法などについて解説しました。年収1億円も夢ではない業界ですが、全く稼げないこともあり得ますので、気を抜かずに丁寧に取り組んでいきましょう。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。