よい職場を作ろう~最高の朝礼を再考する~
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この記事の要約
- 朝礼そのものは無駄ではない
- 無駄のない朝礼はむしろ業務効率とモチベーションを揚げる
- 内容がないようなら頻度の見直しを
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今回鶏揚げるテーマは「最高の朝礼」
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
さっそくですが、今日のお題は、
「最高の朝礼を再考する」です。
「昔ながら」の「朝礼」は悪なのか、今こそ考えてみたい
さて、読者の皆さんのお店(もしくは会社)では、
「朝礼」もしくはそれに準ずる「例会」を行っていますか?
これはやすひさの雑感にすぎないのですが、
近年、
「朝礼」に限らず、古くからの慣習や習慣の多くは、
「時間のロス」「非生産的」「老害の悦」「精神論の押し付け」など、
もはや「ハラスメント」の類似項目に置かれ、
淘汰の対象ともなりかねない印象です。
ただ、
全てを「無駄」「無意味」と断罪するのは、
「忌憚のない」意見を通り越して、
「あさはか」とも言える言動ではないでしょうか。
朝(あさ)だけに。
※ちなみにこういうくだりは「無駄」、「無意味」です。
とにかく、
過剰な整理整頓は何か大切なものを見落とし、捨ててしまう、
致命的ミスとなりかねませんので、
「朝礼」をはじめとする
定期的な顔合わせ、会合(例会)などが、
実際は無駄なのかどうかを(勝手に)考察しようと言うのが、
今回の記事の趣旨です。
ところで、
10年ほど前から常用語となった「ハラスメント」には今、
どんなものがあるのかも、ざっと調べてみました。
- パワーハラスメント→パワハラ
- 新型パワーハラスメント→新型パワハラ
- カスタマーハラスメント→カスハラ
- コミュニケーションハラスメント→コミュハラ
- セクシュアルハラスメント→セクハラ
- スメルハラスメント→スメハラ
- マタニティハラスメント→マタハラ
- パタニティハラスメント→パタハラ
- ケアハラスメント→ケアハラ
- モラルハラスメント →モラハラ
- セカンドハラスメント→セカハラ
- ハラスメントハラスメント→ハラハラ
- ロジカルハラスメント→ロジハラ
- 時短ハラスメント→ジタハラ
- ソーシャルハラスメント→ソーハラ
- リモートハラスメント→リモハラ
- アルコールハラスメント→アルハラ
- カラオケハラスメント→カラハラ
- 時短ハラスメント→ジタハラ
- リストラハラスメント→リスハラ
- エンジョイハラスメント→エンハラ
- エアーハラスメント→エアハラ※エアコンのエア
- フォトハラスメント→フォトハラ
- 不機嫌ハラスメント→フキハラ
- お菓子ハラスメント→オカハラ
・・・etc
うーん・・・なんでもありでした。
次回あたりに、しっかりめに解説したいところですね。
なお、ここにはありませんが、強制的と思われる「朝礼」は
「アサハラ」になるのでしょうか・・・
これも、「アサハカ」ですね(笑)。
※改めて「無駄」「無意味」な発信をお詫びいたします。
集まりには、意味もメリットはある
「何が何でも」という強制的な要素や、
「習慣だから」という目的意識の逸失さえなければ、
スタッフが定期的に「集合」する「習慣」には、
それなりのメリットがあると、やすひさは考えます。
まず、
多くのスタッフ(全員に近いメンバー)が揃っているからこそ、
重要な伝達や意識の共有が無駄なく、一気に図れますよね。
状況による温度感が共通することで、
受け手側の個々の業務のクオリティ、モチベーションの
ばらつきを未然に抑え込むことができるでしょう。
集団中には、
自分主導でなんでもこなせる人もいれば、
具体的な指示がないと行動がぼんやりとしてしまうが、
方向性が理解できることでポテンシャルを発揮できるような人もいます。
ポテンシャルを発揮できない人を「自己責任」と断罪するなら、
それは雇用ではなく業務委託でしかなく、
監督者の責任放棄とも呼べるものなのではないでしょうか。
監督責任があるなら、効率的に、
必要なメッセージを、しっかり共有させたいですよね。
伝える側にも、伝えられる側にも、メリットはあると思います。
また、感情論に近いものですが「顔合わせ」があるとないとでは、
やはりモチベーションに違いが出てくるものです。
同じ目的に向かい、同じ業務に就く以上、
一見「仕方なく」見えるコミュニケーションの場があった方が、
その表情を通して「情報伝達」や「情報共有」が、
誤解なく、完結するのではないでしょうか。
もちろん、オンラインツールをはじめとした情報伝達の方が、
時短にもなりますし、ミスは起こりにくくする利便がありますが、
無機質というフィルターがかかるツールであるがゆえに、
あらぬ不満や無駄な軋轢、過剰な気遣いを
生み出しかねない場面も出てくることでしょう。
上手に、無駄なく、
方法に幅を持たせながら
対面、非対面の機会を定期的に設けることが、
業務のパフォーマンスを揚げる一手になると、
やすひさは思っています。
理想的な朝礼(集まり)とは
「意味がない」と思われる朝礼(例会)は概ね、
「意味がない」としか思えない朝礼(例会)であることが多いものです。
仕事に対しては誰にだって、
それなりの目的意識があります。
ですから、体力的にも精神的にも最もフレッシュな「はじまり」のタイミングは、
いいスタートを切り、
その1日を走り抜けるに越したことはありません。
そこに、
出足をくじくようなネガティブな話、
叱咤激励という名の罵詈雑言、
特に話すことがないのに着地点のない長い話が続いたら・・・
もはら「なんのために?」というツッコミどころしかなく、
たとえそれが僅かな時間だとしても、
体感としては、もっと長くなり、無駄感も増してしまいます。
「朝礼が無駄」という感覚は、
「無駄な朝礼」があまりにも不快だったから、という経験から来る、
トラウマのようなものも含まれているのではないでしょうか。
大事なのは業務全体を見越して、
「無駄」をなくすこと。
「成功している有名な大企業は毎日やってるぞ!」
「昔はみんなそうしてた!」
という根拠の明確でない雰囲気や経験則だけで、
必要のない集合を「こなして」いませんか?
意思疎通の手段が発達しまくっている今、
毎日の「朝礼」に関しては、
一つの作業に対し、
一人一人がオフライン的な「持ち場」を与えられ、
同じ時間に集中して従事するような、
普段の「情報共有」「情報伝達」の不足によって、
全体のミスが起こりやすい「部門」単位で行われるのが通常です。
「部門」が違えば仕事も違いますから、
参加者の規模拡大に応じて、頻度を下げることが望まれます。
また、頻度の高い「朝礼」は、
手短に行えば基本、飽きられません。
大きな声であいさつをする等、
元気よく、テンポよく話を進めることに努め、
清々しい気持ちでそれぞれの業務(持ち場)に送り出すことが大事です。
そして優先順位的に、
不参加が好ましい従業員に関しては、
アフターフォローで実質参加した感を作ることがなにより。
指揮官で左右されるメリハリが、
「大事な話」な話を響かせる「フリ」にもなりますので、
いつ、どこで、誰が、なにを、どのようにといった
基本に立ち返り、
主導する人自身が「朝礼」を意味のあるものに進化させていきましょう。
限られた時間は、人の財産であり、権利。
「奪う」ことなく、
有意義なものにする気遣いが、 朝礼(例会)の有無よりも、大事です
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。