集めよう、素敵な仲間 ~募集要項と面接ガイド~
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この記事の要約
- 目を引く募集要項と働きたくなる面接マナーを考える
- 募集要項で抜きんでることが必要
- 情報の記載テクでリーチ範囲を広く
- 「未経験者歓迎」などは安心感のパワーワード
- 面接は接遇と思え
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
今日のテーマは「目を引く募集要項と働きたくなる面接マナー」
こんにちは。
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、
やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
今日のテーマは
「ベストな募集要項と面接」です。
求める人材には、背景がある。
アイドルタイムからピークタイム、
平日から週末まで、
比較的忙しさが一部分に偏りがちな飲食業界において、
ピンポイントで能力を発揮してくれる
パートタイマー、アルバイトは、
なによりありがたく、頼れる存在です。
野球で言うと
今注目の「中継ぎ投手」でしょうか。
ただ、
近年の傾向として、
お客様の求めるサービスレベルの高まりはもちろん、
コロナ禍で業務もリスクも増加した飲食業界は、
よい人材については特に、
取り合いの状態です。ドラフトです。
普通に待ってると、鶏逃します。
で、
スカウト戦略として、
求人広告を打ちましょう、
となるわけですが、
投資だと自身に言い聞かせて
あれもこれもとやりすぎると、
経費が莫大なものになります。
媒体を絞るにしても、
目にする人との相性が悪ければ
意味がありませんので、
まずは人を求める時間帯を絞り、
求める人がより目にする媒体に絞る必要があります。
朝から昼過ぎにかけての求人なら、
シニアや主婦なら働きやすいので、
新聞折込や地域情報誌と言った紙媒体、
夕方から夜にかけての求人なら
学生が自由なので、
ネット広告やアルバイト情報誌に、
といった風に、
狭く深いリーチを狙います。
ただ、せっかくリーチしたのに、
その求人広告に魅力がなければ、
他に流れてしまいます。
媒体を絞ったら、
同業他社の情報は出ているわけですし、
それを上回る魅力を訴求して、
一歩抜きんでる必要があるわけです。
募集要項へのこだわりが差別化を生む
なぜアルバイトをするのか、
お金を欲しているからだ…
は、誰の名言でもありません(笑)
ただ、
「お金のためじゃない」という人は
ごくごく限られていますし、
「お金のためじゃない」と声高に叫ぶ
神的な存在だとしても
あるにこしたことはないので、
同じような条件のアルバイトなら、
金額の条件のいい方を選ぶことでしょう。
とはいえ、
勤務時間の条件が合う、
家が徒歩圏内、
賄いが美味しそう、
店長が魅力的…
など、
想定される限りのニーズに応えるための好条件も、
揃えられる範囲で揃えておく必要があります。
募集要項には、
時給、勤務時間、交通費、応募資格、仕事内容を基本情報として、
プラスαの情報を添えるのが通常のフォーマットです。
時給は、
周辺の同業他店の情報を抑え、
少なくとも同等の水準に乗せて、
比較対象とする必要があります。
特に人が必要な時間帯、
例えば人が集まりにくい深夜帯などは
より見栄えの良い数字にしておくとよいでしょう。
勤務時間は、
細かく区切ったり、1時間からでもOKなど、
「シフトの自由が効きそう」的な
空気を醸し出しておくのも有効です。
なるべくスタッフを固定させたいなら、
「週5日終日もOK」など、
フリーターにフックする条件を据えるのがベスト。
また、交通費は全額支給が好ましいとされます。
対象範囲は狭まりますが、
応募してくれた人の中で、
距離が近い方がなにかとよい、という構えで、
上限を決めるなど、
予防線を張りながら、打ち出しておいても良いでしょう。
応募資格ですが、
「未経験者歓迎」は、特に安心感を生むパワーワードです。
ですので、採用する側も、
育成マニュアルを作っておくなど、
かえって業務が混乱するなどと言ったことがないように、
迎え入れる体制を整えておきましょう。
仕事内容は、あまり絞りすぎると抑圧感が出るので、
ホールスタッフなど、幅広くとらえられる方が好印象です。
そして、「その他」的な欄には、
就業条件以外のメリットを記載しておくのが好ましいです。
賄いは、シェフの手作りです。や、
こんな経験ができます!当店独自の○○制度あり!
などといった、
対価以外の魅力付けで、
親近感の打ち出しどころですので、
どんなお店なら働きたいか、客観視して、
ボリュームを確保しましょう。
面接は、自然体でいられる環境づくりを
要履歴書、というのは
やすひさの時代はデフォルトでしたが、
今の時代、
情報を共有する方法はいくらでもありますので、
個人情報+アンケート程度のエントリーからで十分な気がします。
面接では実際に会うわけですし、
それも圧迫面接みたいになるとマイナスですから、
実際に働くフロア、
しかも、ちょっと雰囲気のいい席を用意して、
この店で楽しく働いている自分
を創造させるようにしましょう。
対面よりも、L字型の着座の方がリラックスできる、
といった例もあるようです。
時間は20分以内をめどになるべく手身近に、
あとはなるべく面接を受ける人に話させる、を心がけましょう。
あと、
アルバイトの採用に至らなかったとしても、
面接に至るまでに興味を持っていただいた方は、
今後、その人の周辺も含めて、
大切なファンになっていただける可能性が高いです。
お店として印象を持ってもらえるよう、
丁寧な対応を心がけましょう。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。