よい職場を作ろう~負の感情のセルフコントロールを~
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よい職場を作ろう
最初に
この記事の要約
- 怒りは火、油を注ぐかは自分次第
- 6種類の怒りの種類を把握しておこう
- 6秒を基準に、怒りを遠ざける習慣づけを
この記事の目的
この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。
「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。
これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。
マイナス感情が生まれやすい現代だからこそセルフで備えを
24時間、365日、
美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど
快調な会長、やすひさです。
飲食店のオープンを具体的に考えている方、
飲食店をオープンすることを決意している方、
飲食店のオープンに向けて準備している方、
といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、
そして、
既に飲食店を経営されている
「諸先輩」の方につきましては、
おさらい程度にでも
活用していただけるよう、
で、あわよくば
ステップアップに貢献できるように、
様々なジャンルの「経営」に携わってきた
私、やすひさの
じっくり漬け込んで熟成させた
運営ノウハウのようなものを、
小出し、単品メニュー的に提供しています。
読んでいただける方の
よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。
よろしくお願い申し揚げます。
さっそくですが、今日のお題は、
「負の感情のセルフコントロールを」です。
ネガティブな感情が生まれやすい現代だからこその備え
飲食業はわたしの人間の「日常」の1つである「食事」に、
大なり小なりの「特別」を添えるお仕事。
様々なお客様に触れる機会の多い日々には、
感情を揺さぶられる場面も、
比較的たくさんあるでしょうし、
「喜怒哀楽」の中で、
特に「喜」と「楽」に満たされる瞬間は、
大きな醍醐味であるかと思います。
ただ、その一方で気を付けておきたいのは、
相対的に多くなりがちな
「怒」と「哀」というネガティブな感情の取り扱い。
ポジティブな感情を際立たせる、
そこに向かうためのエネルギー(燃料)として
活かす分にはいいのですが、
突発的な怒りや、
溜め込む悲しみ、
その後爆発する怒りと言った強い感情を消化しきれず、
直接的もしくは間接的に
仕事仲間やお客様など、
外へと向けてしまった場合、
より抱えきれないダメージとして、
自身に跳ね返ってくることにもなりかねません。
人が離れれば、
商売が成り立たなくなり、
まさに「火の車」となるでしょうし、
怒られて、
もしくは怒った事実を知って不快感を持った人の発信によって、
廃業に追い込まれるレベルまで「炎上」するなど、
その燃え加減もまた、様々。
とにかく、
無意識に湧き上がる感情を「火」に例えるなら、
意識的に取り扱う行動が「油」であることを、
常に自覚しておく必要があります。
長引く不況、原材料費の高騰、大手の台頭、
SNS社会を盾にしたカスタマーハラスメント、
ハラスメントに敏感な風潮など、
今ならではの社会背景も、
ストレスフルな「火種」を増やしている感は否めませんので、
今日は、
思いがけない、
もしくは想定できる「怒」や「哀」の感情から
自身を守る方法の1つとして、
企業研修などでも長らく重宝されている
「アンガーマネジメント」について、
おさらいしていきたいと思います。
怒りの種類を知ると先回りができる(はず)
「アンガーマネジメント」は、
「怒り」の発生自体を我慢する方法ではなく、
発生した「怒り」をコントロールする手段、
上手な付き合い方という「テクニック」を指すもの。
そう捉えると、決してしんどいものではありません。
「怒り」をコントロールするためには、
「怒り」の種類を把握しておく必要があります。
2011年設立の
一般社団法人「日本アンガーマネジメント協会」が用意している、
「アンガーマネジメント診断」では、
12個の質問に応え、ポイントを加算していく中で、
動物に例えた6種類の中から、
自身の怒りのタイプを把握できる仕組みとなっています。
この内訳については、
ビジネス関連の媒体などでもよく紹介されており、
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ざっと紹介(要約)しますと、
正義感や道徳心が強いがゆえに、
自分の考えや信念に対してストイックな反面、
同じようにできない周囲(との温度差)に怒りを覚える
「公明正大タイプ」、
向上心が強く、
挑戦とその達成に意欲的な完璧主義者だからこそ、
他人のあやふやな態度を許容できなくなる
「博学多才タイプ」、
自分に自信があるリーダー気質を備えゆえにプライドが高く、
他者からの評価も含め、
思い通りに、納得のいかない場面での不満を募らせがちな
「威風堂々タイプ」、
自分の気持ちに正直すぎるがゆえに、
空気を読む必要があったり、
発言や行動を制限される場面にいら立ちを覚えてしまう
「天真爛漫タイプ」、
他人と距離を取り、慎重に単独行動を取る「客観視タイプ」で、
土足で踏み込まれることや周囲を頼らない自身へのストレスが募り、
自虐から妬みの感情も生まれがちな
「用心堅固タイプ」、
内に秘めた意思が強い(頑固な)ものの、
外からの印象は穏やかなため、
過剰に頼られたり、理不尽な案件を引き受けがちとなり、
結果、余計なストレスが蓄積しがちな
「外柔内剛タイプ」
があるとのこと。
加えて、強度や持続性、頻度も人それぞれです。
もともと自己分析ができるタイプなら診断を経ずとも選択可能かもしれませんが、
無自覚な怒りの原因があるかもしれませんし、
なんといっても無料ですので、
この「アンガーマネジメント診断」・・・
一度、一度試してみましょう!
6種類の怒りは6秒の待機で鎮静を
突然沸いた「アンガー」を
なるはやで「マネジメント」する方法としては、
まずはその「アンガー」の原因が
「いつでも、どこにでも存在するもの」として、
許容することが何よりです。
全てを許すのはさすがに無理がありますが、
「ここまでは許せる」というラインをあらかじめ、
推し広げておくと、余裕が生まれるでしょう。
こだわりの強さゆえに生まれた
視野の狭さによって見逃すもの、
失うものは多くなると言いますので、
失うものを意識することで、
抑止力は高まるかと思います。
また、
自分にどうにもできないことに感情を持っていかれること自体が、
「不毛」だと割り切ることもまた、対策になりますし、
「だったらできることをやろう」というアクションとセットにするとなおよし。
怒りの感情で、自分自身が停滞しないようにすることは
本来は不要な次のストレスへの予防策なのです。
また、精神論ではなく、
テクニカルな手段としては、
「6秒待つ」戦法がポピュラーですよね。
怒りは、沸点に到達した時がピークで、
その持続時間は総じて「6秒」と言われています。
その間、
じっくりカウントダウンしたり、
深呼吸をしたり、
その場を離れたるなど、
怒りの原因的なワードを遠ざけて、やり過ごしましょう。
「大丈夫」とちょっとした暗示の一言を3回唱えるぐらいでも、
「6秒」は経過します。
カップラーメンを待つ時間の3%、あっという間です。
そして、
同じ怒りを繰り返さないよう、
記憶が鮮明なうちに、
記録を重ねる「アンガーログ」という手法も、
効果的とされています。
怒りを吐き出すだけでなく、
場所、時間、場面などの情報をある程度蓄積したら、
世界で唯一の、自分だけの
「アンガーマネジメント」マニュアルが、
誕生するのでまた、効率的。
もちろん、自身のSNSアカウントに
公開する形で記録するのはだめですよ!
今の時代、スマホで怒りをシェアする衝動も、
マネジメントが必要かもしれませんね。
怒りは、あらゆるトラブルのお母さん。
多くの人は、怒りをコントロールできる人に、
怒りをぶつけることに対し、多少の罪悪感を抱くものです。
職場やお店の雰囲気が穏やかな場所には、
いい人材が、長く働いてくれるでしょう。
心地よい環境づくり、とはよく言われますが、
「怒り」のコントロールという消去法からも
実施してみてはいかがでしょうか。
おすすめのビジネス
様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。
ビジネスとしての唐揚げ
やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。
からあげフランチャイズ
そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。