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ピザの移動販売フランチャイズ開業のメリット・デメリット|成功のポイント

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ピザの移動販売フランチャイズ開業のメリット・デメリット|成功のポイント

最初に

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「ピザ移動販売フランチャイズ」

こんにちは。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

今日のテーマは「ピザの移動販売フランチャイズ」です。

ピザーラやピザハットなどの「宅配ピザ」とは違う、「移動販売のピザ」も近年人気になっています。

そこでここではピザの移動販売フランチャイズ開業のメリット・デメリット、ピザの移動販売フランチャイズ開業で成功するためのポイントなどについて解説していきます。

ピザの移動販売フランチャイズのメリット3選

まずはピザの移動販売フランチャイズのメリットを3つ紹介します。

1:焼きたてを販売できる

宅配ピザも十分温かいですが、それでも焼いてからお客さんに届くまでに数十分はかかります。言わば「温かいだけ」であって、焼きたてではないのですね。

ですが移動販売であれば、その場で焼いたピザを販売することができます。
そのため美味しくなりやすく、リピーターも増えやすいと言えます。

ちなみにオーダーを受けてから1~2分、長くても数分程度でピザが焼き上がります。
そのためお客さんを待たせることはあまりありません。

2:メニュー開発をしやすい

フランチャイズ開業の場合、各加盟店のオーナーがメニューを開発することはない場合が多いものの、メニュー作りそのものの自由度は高いです。

具材、ソース、それらの組み合わせを変えるだけで、メニュー開発に取り組むことができます。またパンの生地に特徴を持たせて、競合との差別化を図ることも可能です。

3:必要な設備が少ない

・窯
・冷凍庫、冷蔵庫、
・排給水タンク
・シンク
・換気扇

他の食べ物の移動販売と比べても、必要な設備がやや少ない傾向にあります。
また、窯は小さくても構いません。

ピザの移動販売フランチャイズ開業のデメリット・注意点2選

続いてはピザの移動販売フランチャイズ開業に関する注意点を2つ紹介します。

1:窯のサイズに限界がある

移動販売車両に乗せることになりますから、あまり大きなピザ窯を使うことはできません。
大型のものと比較すると一度に焼ける量が少ないですし、火力も低いですから、その中でお客さんに満足してもらうための努力・工夫が必要です。

2:原価費が高くなる可能性もある

ピザの生地は小麦粉メインですから、そこまで原価が高くなることはありません。

問題はトッピングです。高いチーズを使用したり、魚介類を乗せたりすると原価費が高額になりやすいです。
それでも「高級路線」であれば基本的に良いのですが、例えば「原価費が高いにもかかわらず、販売価格が普通のピザとそれほど変わらない」となると、売上が出にくくなります。
これに該当しそうなフランチャイズは避けることをおすすめします。

ピザの移動販売フランチャイズを始めるために用意する4つのもの

ピザの移動販売フランチャイズでは、移動販売車両、窯、持ち帰り用容器、食材などが必要になります。
これらのものをきちんと用意してくれる(用意のサポートをしてくれる)、フランチャイズを選びましょう。

1:移動販売車両

・購入する(新品、中古)
・所持している車両を改造してキッチンカーにする
・レンタル、リース

どのやり方で調達するかによって「発生する費用」「費用の支払い方・支払うタイミング」などが変わります。

初期費用を下げたいのであればレンタル・リースで車両を用意できるフランチャイズを選ぶことをおすすめします。
ただ、購入してしまえばもちろんランニングコストが下がります。

ご自身の予算状況などを考慮しつつ慎重に選択しましょう。

2:窯

窯には主に4タイプあります。

新窯:火力は強いが、高額&薪代も発生する
ガスタイプ:火力は低いが、安くて操作が容易
電気タイプ:火力は低いが、安くて安全性が高い
木質ペレット式:安い、火力が高い、操作が簡単。ただし木質ペレットが必要

新窯であればピザが1~2分で焼き上がります。
ですが煙突設置費用なども加味すると導入に500万円前後かかりますし、1日の燃料費も5000円程度となります(各加盟店が実際にどれくらい負担するのかはフランチャイズによります)。

一方、ガス・電気タイプは導入費用が60~200万円程度と安いものの、火力では劣りますから新窯に味で負けるかもしれません。

そして木質ペレット式については、導入費用が60~70万円ほどと安いです。
それでいて新窯レベルの火力を維持できますし操作も簡単です。木質ペレットも20キロで2000円ほどですし全体的にコストが低いと言えるでしょう。

どのタイプの窯を導入しているフランチャイズに加盟するのか、しっかりと検討してください。

3:持ち帰り用容器

・ピザの箱
・サイドメニュー(揚げ物など)の容器
・飲み物のカップ

なども必要です。
ただ、もちろん基本的にフランチャイズ本部が用意してくれます。

4:食材

先ほどもお伝えしましたが、「原価の割に販売価格が安い」というフランチャイズは危険です。
そして以下に該当するフランチャイズは原価が低い傾向にあります。

・大量購入できる方法を確保している(チーズ、生地など)
・生産者から直接買っている(野菜など)

いずれにしてもフランチャイズに加盟する前に、仕入れ方法や原価率などを確認しましょう(本部に問い合わせれば答えてくれるはずです)。

ピザの移動販売フランチャイズ開業をするために必要な資格・許可

フランチャイズ開業ですから基本的には本部の指示に従えば問題ありません。
ただ、もちろん自分自身でも何が必要になるのか把握しておくことが大事です。

食品衛生責任者の資格

「食品を販売する店舗(移動販売を含む)」ごとに一人以上の食品衛生責任者資格取得者を配置する必要があります。

ただ、食品衛生協会が行っている講習会に参加すれば1日で取得できます。
ただし一度の受講人数に上限があり、場合によっては1~2か月前に予約で埋まるケースもありますから、早めに動き出すことが大事です。

保健所からの営業許可

営業するエリアを管轄する保健所から営業許可を取る必要があります。
主な申請書類は以下の通りです。

・営業許可申請書
・食品衛生責任者資格証
・営業施設の配置図、概要
+申請手数料

ただし保健所によって必要書類は多少違いますから、フランチャイズ本部にも確認を入れつつ、適切に用意してください。

ピザの移動販売フランチャイズ開業をするまでの流れ

それではピザの移動販売フランチャイズ開業をするまでのおおまかな流れを紹介していきます。

1:本部を決める

まずは加盟するフランチャイズを決めましょう。

・必要資金
・ロイヤリティ
・売り物(ピザ、サイドメニュー、ドリンクなど)は魅力的か
・自由度(メニュー開発ができるか、販売品目を選べるか、車両をカスタマイズできるか……など)
・設備面(窯の種類など)
・出店場所は豊富か
・車両のタイプや準備方法(中古か新品か、購入かリース・レンタルか……など)

などを考慮しつつ比較検討することが大事です。

2:移動販売車両の準備

本部の方針に従って移動販売車両を準備します。
中には外装、カラーリングなどを自由に決められるフランチャイズもあります(その場合は本部と相談しながら決定・制作していきましょう)。

3:資格取得・許可取り・研修など

フランチャイザーの指示に従いつつ資格や許可を取ります。
そして本部による研修が行われます(研修期間は数日~数週間程度である場合が多いです)。

4:営業開始

営業開始です。
開業後も各種アドバイス、出店場所の確保などのサポートをしてくれる本部が大半です。
ただし、いずれは自分で出店場所を開拓していく必要性が出てくるケースもあります(本部次第でもありますから相談してみてください)。

ピザの移動販売フランチャイズ開業で成功するための3つのポイント

最後にピザの移動販売フランチャイズ開業で成功するためのポイントを3つ挙げていきます。

1:慎重にフランチャイズを選ぶ

ピザに限らず「移動販売」という形式的に「個性」が出やすいため、慎重にフランチャイズを選ぶことが大事です。
例えば、一見「オーナーが多くの要素において決定権を持つ」という本部が良いように感じるかもしれません。しかし「本部が大部分を決定し、オーナーは限られた範囲で創意工夫をする」というやり方が合っている人もいるはずです。

ですから「成功できそうな本部かどうか」を調べる前に、「自分自身がどのようなスタイルでピザを売りたいのか」を考えておくことも大事と言えます。

2:ピザ窯に注目する

同じ食材で焼いたピザでも、ピザ窯によって味の質がかなり変わるものです。
そしてフランチャイズである以上、後からピザ窯を変更することはまずないでしょう(個人開業であってもそう簡単に変更できるものではありませんが)。

ですから加盟を決める前に、どのようなピザ窯を使っているのか確認しましょう。

3:サイドメニューに注目する

サイドメニューが充実しているフランチャイズに加盟することをおすすめします。
フライドポテト、チキン、ソフトドリンク、アルコール類なども扱うことができれば、単価が上がるからです(ただしお酒を扱う場合は「飲食店営業許可」も必要になります)。
中には焼き芋など、普通の宅配ピザ屋が扱わないようなメニューを販売できるフランチャイザーもあります。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。