フランチャイズマガジン

フランチャイズや唐揚げに関する様々な情報を発信

パン屋の移動販売フランチャイズのメリット・デメリット|必要な準備は?

  • フランチャイズ
  • ノウハウ
  • 解説
パン屋の移動販売フランチャイズのメリット・デメリット|必要な準備は?

コンテンツ

最初に

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「パン屋の移動販売フランチャイズ」

こんにちは。

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを具体的に考えている方、

飲食店をオープンすることを決意している方、

飲食店のオープンに向けて準備している方、

といった「予備軍」の方にお役立ちできるよう、

そして、

既に飲食店を経営されている

「諸先輩」の方につきましては、

おさらい程度にでも

活用していただけるよう、

で、あわよくば

ステップアップに貢献できるように、

様々なジャンルの「経営」に携わってきた

私、やすひさの

じっくり漬け込んで熟成させた

運営ノウハウのようなものを、

小出し、単品メニュー的に提供しています。

読んでいただける方の

よき「差し入れ」のひとつとなりましたら幸いです。

よろしくお願い申し揚げます。

今日のテーマは「パン屋の移動販売フランチャイズ」です。

パン屋の移動販売フランチャイズは主に3タイプ

・自分でパンを焼いて売る
・委託製造したパンを売る
・通常の店舗で売っているパンを移動販売する

主にこの3タイプがあります。
パンを作りたいのか、パンを売りたいのかによって、適切なやり方は変わります。

パン屋の移動販売フランチャイズのメリット4選

・初期費用が小さい
→移動販売では土地代や家賃が発生しません。

・マイペースでできる
→毎日出店することもできますし、週1回程度でも構いません。

・一人でもできる
→一人で生地作り~販売まで全てやっているオーナーも少なくありません。

・こだわりを追求しやすい
「こういうパンを、こういうキッチンカーで売りたい」など、あなた自身のこだわりを反映させやすくなります。

※ただしパン屋の移動販売フランチャイズに加盟する場合、「どこまで自由にできるか」は本部によって変わることになります。

パン屋の移動販売フランチャイズのデメリット3選

・トレンドに乗るだけでは失敗する
→移動販売に限らず、「流行を追って、1種類だけのパンを売る」ような店は潰れやすいです。ライバルも多いですしブームが去ってしまえば売れにくくなります。ですから、どの時代でも通用しそうなフランチャイズを選ぶことをおすすめします。

・仕込みや準備がある
→どのフランチャイズに加盟するかにもよりますが、生地の準備や食材の手配などの用意もしなければならなくなるかもしれません。

・天候の影響を受ける
移動販売ですから、やはり天候に左右されることになります。
また、例えば夏場は冷たいパンや肉系のパンが売れやすくなるものの、他の季節では人気が出るようなパンの売上が下がる恐れもあります。
ですから天候を考慮したラインナップにしているフランチャイザーを選ぶことも大事です。

パン屋の移動販売フランチャイズ開業に必要な資格・許可

食品衛生責任者など

※有効期限はないものの、更新が必要になる地域もあります。

飲食物を扱うのであれば、店舗ごとに食品衛生責任者の資格取得者を1人以上配置しなければなりません。
ただ、食品衛生協会が行っている6時間程度の講習会を受ければ取得できますから、資格自体を取ることができずに困るという事態にはまずなりません。
ただし、早ければ2か月ほど前には講習会の予約枠が埋まる場合もあります。ですから早めに動き出しましょう。

ちなみに調理師や栄養士などの資格を取得しているのであれば、食品衛生責任者の資格は不要です。

保健所から営業許可を取る

移動販売フランチャイズの形態によって必要な許可が異なります。
開業予定の地区の保健所でチェックして、適切に営業許可を取ってください。

・菓子製造業の許可
→自分でパンを焼いて売る場合に必要

・飲食店営業許可
→総菜パンなどを売る場合に必要(お弁当扱いになるため)

・両方の許可が必要な場合もある
→ルール・基準が都道府県によって違いますから、「全国保健所長会」のウェブサイトなどでチェックしてください。

許可を得ずに売ると食品衛生法違反扱いになる

必要な許可を得ずに売ると食品衛生法違反扱いになります。
ただ、フランチャイズ開業の場合は本部がきちんと資格・許可を取らせるでしょうからまず問題はありません。ですが個人で開業するのであれば気をつけてください。

生産物賠償責任保険への加入もおすすめです

生産物賠償責任保険:販売したものやサービスの影響で、客などが損害を受けた場合に、補填責任をカバーしてくれる保険

パン屋に限りませんが移動販売の場合、いくら気をつけていても「客が持ち帰る→それからかなり時間が経って食べる→食中毒になる」というリスクをゼロにすることはできません。そしてそのことを証明するのは簡単ではありません。
ですから加入しておくことを推奨します。
保険料が年間1万円以下の生産物賠償責任もありますから、コストパフォーマンスも高いです。

パン屋の移動販売フランチャイズの車両に関するポイント・注意点

これも「自分で車を決める」というよりは、「自分好みの車両を使えるフランチャイズを選ぶ」ということになります。また、車両の調達方法にも目を向けましょう。

購入するか、レンタル・リースをするか

購入すればランニングコストは減りますが、レンタル・リースの場合は賃料に近い感覚の費用が発生し続けることになります。

ちなみに新車であれば、キッチンカー製作企業や、改造ができるカーショップに依頼することになります。改造するのであれば陸運局に改造申請を出さなければなりませんが、業者によってはこの申請も代行してくれます。

いずれにせよ、ご自身の希望に合うやり方を採用しているフランチャイザーを選ぶことが大事です。

パン屋の移動販売に向いている車両とは?

ワーゲンバスなどの中型タイプの車両を選ぶことをおすすめします。
特に生地作りから行う場合は、それなりのスペースが必要になります。

その他のポイント

営業許可を得るためのポイント

フランチャイズに加盟する場合、「保健所の許可が出ない」という事態にはまずなりません。
しかし万が一許可がおりなかった際には、問題点を見直し(必要に応じて改造をして)、再審査を受けなければなりません。

ですから1回目で許可が出るように特に以下の部分をチェックしてください。

・シンクの数に不足はないか
・運転席と調理場がきちんと分かれているか
・換気しやすいか
・石鹸を常備していて清潔をキープできるか
・給水タンクの容量は十分か
・排水の容量は十分か
・移動販売ができるように棚を設置しているか

車両関連の保険について

・自動車保険(対人・対物賠償、搭乗者・車両保険)
・ドライバーズ保険(レンタル中に発生した事故を保証してくれる)

(フランチャイズ本部から指示があるはずですが)必ずこれらの保険に入りましょう。

パン屋の移動販売フランチャイズ店に必要な設備は?

生地作りから行うのであれば、

・発酵機
・オーブン

などが必要です。
移動販売の場合、発酵機は「卓上式で3~4万円くらいのもの」でOKです。

そしてオーブンについては「業務用のガスオーブン」でなければなりません。
家庭向けのオーブンでは、どんどん焼くことができないからです。
ただし、車両で使えるように卓上式のものを選びましょう。価格相場は20万円くらいです。

フランチャイズ開業ですからあなた自身が設備を用意する可能性は低いですが、一応覚えておきましょう。

その他、

・キッチンスケール
・温度計
・麺棒
・こね板
・スケッパー
・ボウル

なども必要です。

パン屋の移動販売フランチャイズで売れやすいメニューは?

通常のパン屋の多くは様々な種類のパンを販売しています。
しかし移動販売の場合、そこまでラインナップを多くすることはできません。そのため「個性」を前面に押し出して勝負することが大事です。

パンの特徴で言えば「焼きたて」「高級」、具体的なメニューで言えば「クロワッサン」「メロンパン」などです。

また、出店するエリアのパン屋において、どのようなパンが人気であるのか確認して参考にするのも良いでしょう。

原価が販売価格の3割程度のフランチャイズを選ぶ

パン屋に限らず飲食店の場合、原価は販売価格の3割程度が目安となります。
ここから大きく外れているようなフランチャイズについては、「なぜ原価が○割なのでしょうか?理由を教えてください」と直接問い合わせることをおすすめします。

パン屋の移動販売フランチャイズの出店方法

出店場所をきちんと確保しないと移動販売フランチャイズは成り立ちません。

常時出店

スーパーマーケット、ショッピングモール、公園、商店街など、いつでも同じ場所に同じタイミング(頻度は様々)で出店する形式のことです。

イベント出店

イベント、お祭りなどに単発・短期で出店する形式のことです。

出店場所が少ない・イベント出店に偏っているフランチャイズは危険

まず、イベント出店に偏っているフランチャイズは危険です。
イベント数にも限りがあるため売上が不安定になりやすいからです。
安定的に出店することができていたとしても、どこかのタイミングでライバルが参入してくれば、一気に出店可能場所が減る可能性もあります。

また、常時出店がきちんとできているとしても、出店場所のバリエーションが少ないとなるとリスクは大きいと言えます。例えば出店先の都合で、「今回が最後ということで……」という流れになれば、急激に売上が落ちることでしょう。

おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。