フランチャイズマガジン

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販売数の揚げ方 ~テイクアウトの導入①~

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販売数の揚げ方 ~テイクアウトの導入①~

最初に

この記事の要約

  • テイクアウトの導入で販売数を揚げる
    • テイクアウトは緊急策ではなく定着した選択肢に
    • フードについては新たな許可は(基本的に)不要
    • お酒やスイーツなど、別の許可が必要な商品は多い

この記事の目的

この記事情報は飲食店(特に唐揚店を応援していますが、他の飲食店経営でも役立つ情報です)をやってみたい方、始めたい方、既に経営や運営をしている方に向けた、ノウハウ提供を目的に書き綴っています。

「飲食店経営は自分には難しいよな」「飲食店経営をやる上でなるべく失敗したくないなぁ」「唐揚店をもっと上手くやるためにはどうすればいい?」など、心配事や疑問に対して、事前に情報をキチンと集められる様記事にしていきます。

これらの情報であなたのお店が盛り揚がることを祈っています。

今日のテーマは「テイクアウト導入で販売数を揚げる」

どうも、

24時間、365日、

美味しい「唐揚げ」を補給すればするほど

快調な会長、

やすひさです。

飲食店のオープンを模索している、

もしくは

今経営する飲食店のさらなるステップアップを考えている、

あるいは

経営する飲食店はうまくいってるけど、

なんでうまくいってるのかまではよくわからない

といった、

飲食店経営者それぞれの幅広い事情に応じて、

知っておいて損はない、

「飲食店経営ノウハウ」的な話をゆるりとお届けしております。

今回は、

「集客」のきっかけを増やして

売上と利益を重ねていこう、

というお題の下、

「テイクアウトを鶏入れる」

という鶏組みについて、

メリットも含めて考えてみたいと思います。

「テイクアウトなんてみんなやってるよ!」

「いまさらしたり顔でなにを教えるつもりだ!」

「来客が戻り始めたこのタイミングでその波に乗る~?」

なんてお叱りや疑問の声も頂戴しそうな

ベタなお題ではありますが、

だからこそ

「いまさら聞けないこと」

も多いと思います。

もし知らないことがあったとしても、

「おお…知…知ってたさ」

ぐらいのしたり顔は許容範囲です。

この話が、

基本的な知識の穴埋めに利用していただければ本望です。

では、

いつもの通り、

おおらかな気持ちでご覧いただける方がご覧いただいて、

ご参考になる部分はしていただく、

ぐらいのノリでお読み流しください。

テイクアウトの導入

緊急策のテイクアウトが、当たり前の提供方法に

2020年春ごろから

突如到来したコロナ禍は、

「3密回避」の取り組みの下、

人の生活習慣、経済活動を

一変させてしまいました。

アフターコロナ、

もしくはwithコロナとも呼ばれる今、

「ようやく通常営業に戻りまして」

と言いたいところですが、

2年もコロナ禍を経験すれば、

対応してきた臨時的な取り組みも、

習慣の一つになるってもんですよね。

そして、

どんな物事にも「やってみてわかること」があります。

「外食はしたいけどしかたなく」

と思って「テイクアウトメニュー」を購入していたお客様も、

「中で食べてもらいたいけどしかたなく」

と思って「テイクアウトメニュー」を提供していた飲食店経営者も、

コロナ禍というきっかけがなければ知るまでもなかった

「テイクアウト」にしかない

「メリット」を見出した、見つけてしまったはずです。

だからこそ、

「テイクアウトもやってます」的な看板が多く残り、

両軸でやっているわけお店がたくさんあるわけです。

ということは、

今、始めたとしても遅くはない、

というよりは、マーケットとして機が熟した、

という捉え方も、有りなのではないでしょうか。

もともと「テイクアウト」は、

売上を逸した飲食店にとっての「応急策」でした。

なので平時に、

新たな一手として打ち出すのは比較的簡単と言えるでしょう。

なにより、先駆者ではないわけですから、

やってみて、戻ったとしても大きな損はないはずです。

今回は

そんな「テイクアウト」への鶏組みが、

「簡単に始めることができる」

ことを実感していただけるよう、

事務的な「各種許可」の有無、

の側面から、お話しておきますね。

範囲を知れば、許可不要!

まず、

「テイクアウト」を導入する場合

「販売形態が違うので別の許可がいる?」

という疑問は・・・わきがちです。

なので、

結論から申し揚げておきます。

既に「飲食店営業」の許可を得ているお店が、

その店舗を拠点に

すでにお店で提供している商品を

そのままテイクアウトメニューとして提供する分には

別途許可を得る必要などありません!

ただ、押さえておきたいポイントは、

「そのまま」であること。

例えば、調理場所となる店舗を離れて販売する場合は、

場所ごとに許可を得なくてはいけません。

例えば、キッチンカーなどを導入し、

出張販売を始めた場合ですね。

普段は店の敷地に置いているから、

というのは大人げない屁理屈でしかありません。

そして、メニューについても、

いろいろあります。

既存の店舗での提供でも、

「飲食店営業」以外の許可がいる場合があるんです。

例えば、スイーツを提供する場合ですね。

「美味しい唐揚げの食後にはぴったりなオリジナルケーキもご一緒に」

といった組み合わせを考える場合、

「テイクアウト」導入の場合に限って、

「菓子製造業」の許可が必要になるんです。

また、スイーツのくくりでも、

アイスクリームなどは

「アイスクリーム類製造業」

の許可が、また別途必要だったりします。

そして、

これは見落としがちなので要注意な部分です。

ハム・ソーセージ・サラミ・焼き豚

など「食肉製品」そのものの販売は、

「食肉製品製造業」の許可が必要なんです。

一方、これらを調理して、

「ハムサラダ」「ハムエッグ」など

別メニューとして販売する分には

「飲食店営業」の範囲内なので、こちらはご安心を。

そして、

冷凍した食品の販売に範囲を広げようとする際は、

「食品の冷凍又は冷蔵業」の許可が必要になります。

さらに、缶詰や瓶詰の販売には

「かん詰又はびん詰食品製造業」の許可、

自慢のソースを小分けでなく、単体で販売するには、

「ソース類製造業」の許可が必要となるなど、

パッケージで次第でハードルが上がるので、

いちいち注意が必要です。

まあ、そのハードルを越えれば商売の幅が広がるので、

余裕があれば、段階的に超えてみるのもいいかもしれません。

あと、

お店で提供している「お酒類」です。

「お酒類」をそのままテイクアウト商品にするには、

「酒類販売業」の免許が必要です。

新型コロナ対応の特例措置もあったようですが、

こちらは酒税法で制限されている「違反」行為が明確な決まりですので、ご注意を。

また、

テイクアウトに対応するべく

お店の中に新しい施設を設けるなど、

今までにないことをする場合は、

現時点で取得している許可の範囲を超える場合があります。

色々と列挙しましたが、

ややこしいことも多いですし、

磁気やタイミングによっては変更や特例もないとは言えません。

無責任な発言は避けたいので、

「鶏あえず保健所に問い合わせを」と言っておきます。

 

「テイクアウト」は、新しい鶏組みと言えば鶏組みですが、

店舗での営業に限りなく近い、延長線の鶏組みです。

そして、また改めてのご案内になりますが、

金銭、サービス的なメリットも多く含んでいますので、

気軽な選択肢として、念頭に置いてみてもいいのではないでしょうか。

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おすすめのビジネス

様々な飲食店を応援しているやすひさですが、
ビジネスとして一番おすすめしているのは唐揚店です。

ビジネスとしての唐揚げ

やり方と考え方がきちんと分かれば、
唐揚げほど低リスクで始められるビジネスは経験上ありません。
例えばフランチャイズで唐揚げを始めるとして、
これから飲食店を始める方は、
ノウハウをきちんと把握できるフランチャイズの強みを活かして、
通常より早く軌道に乗せられますし、
既存のお店を持つ方にも「一品フランチャイズ」という形態で、
今のお店を生かし唐揚げで利益を得ることもできます。

からあげフランチャイズ

そんな中で唐揚げに特化したフランチャイズ募集サイトがあります。
その名も『からあげフランチャイズ』です。
一般社団法人日本唐揚協会が運営する、
唐揚げが一番わかっている団体による、
安心、安全な唐揚げビジネスのフランチャイズ本部を集めたサイトです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
あなたのビジネスを加速させてください。